打ち消す
提供:MTG Wiki
(版間での差分)
細 |
|||
11行: | 11行: | ||
打ち消された呪文や能力は[[解決]]されないので、[[効果]]は生じない。また、一度[[支払う|支払った]][[コスト]]は、呪文や能力が打ち消されても戻ってこない。 | 打ち消された呪文や能力は[[解決]]されないので、[[効果]]は生じない。また、一度[[支払う|支払った]][[コスト]]は、呪文や能力が打ち消されても戻ってこない。 | ||
− | *[[ポータル]] | + | *[[ポータル]]環境には「打ち消す」という概念自体が存在しないため、代わりに「何の効果も生み出さず、その[[オーナー]]の[[墓地]]に置かれる」と記述されていた。現在では[[オラクル]]改訂ですべて「打ち消す」に変更されている。 |
===その他=== | ===その他=== | ||
− | + | 転じて、[[呪文]]や[[能力]]を打ち消すこと、あるいはその[[効果]]を生じる呪文や能力、またはそのような能力を持つ[[パーマネント]]のことを、「'''打ち消し'''」と呼ぶ。 | |
− | + | 打ち消しは[[青]]の特徴の1つであり、[[引く|ドロー]]や[[バウンス]]とともに青の性質を表す要素の1つである。他の[[色]]でも不可能な行動ではないが、青の[[カード]]と比較すると性能は低めに設定されている。 | |
+ | |||
+ | 打ち消しの質は[[オデッセイ・ブロック]]あたりからしばらく低下していた。特に、打ち消し呪文の代名詞と言える[[対抗呪文/Counterspell]]が[[第8版]]に[[再録]]されなかったことは、その代表的な事例であり、多くのプレイヤーに衝撃を与えた出来事である。しかし、[[フィフス・ドーン]]あたりから盛り返し、[[卑下/Condescend]]や[[邪魔/Hinder]]などの有用なカードも登場した。 | ||
− | |||
*「カウンターパンチ」や「カウンター攻撃」といった単語から連想したのか、[[偏向/Deflection]]や[[呪文乗っ取り/Spelljack]]といった「呪文を跳ね返す」効果と勘違いをされる事もあった。 | *「カウンターパンチ」や「カウンター攻撃」といった単語から連想したのか、[[偏向/Deflection]]や[[呪文乗っ取り/Spelljack]]といった「呪文を跳ね返す」効果と勘違いをされる事もあった。 | ||
==参考== | ==参考== | ||
+ | *[http://www.wizards.com/default.asp?x=mtgcom/daily/rb85 カウンター呪文の行き先] ([[WotC]],英語) | ||
+ | *[[カウンター (目印)|カウンター]](日本語訳は異なるが、英語では同じ''counter'') | ||
+ | *[[立ち消え]](廃語) | ||
*[[確定カウンター]] | *[[確定カウンター]] | ||
**[[確定カウンターカード]] | **[[確定カウンターカード]] | ||
27行: | 31行: | ||
**[[不確定カウンターカード]] | **[[不確定カウンターカード]] | ||
**[[条件付きカウンターカード]] | **[[条件付きカウンターカード]] | ||
− | |||
*[[ルーリング]] | *[[ルーリング]] | ||
− | |||
− | |||
− | |||
{{#cr:501.3}} | {{#cr:501.3}} |
2009年5月19日 (火) 00:38時点における版
打ち消す/Counterは、キーワード行動の1つ。イメージは「反論」、「呪文や魔力による妨害」。
Counterspell / 対抗呪文 (青)(青) インスタント 呪文1つを対象とし、それを打ち消す。 |
目次 |
定義
解説
ルール
打ち消された呪文や能力は解決されないので、効果は生じない。また、一度支払ったコストは、呪文や能力が打ち消されても戻ってこない。
その他
転じて、呪文や能力を打ち消すこと、あるいはその効果を生じる呪文や能力、またはそのような能力を持つパーマネントのことを、「打ち消し」と呼ぶ。
打ち消しは青の特徴の1つであり、ドローやバウンスとともに青の性質を表す要素の1つである。他の色でも不可能な行動ではないが、青のカードと比較すると性能は低めに設定されている。
打ち消しの質はオデッセイ・ブロックあたりからしばらく低下していた。特に、打ち消し呪文の代名詞と言える対抗呪文/Counterspellが第8版に再録されなかったことは、その代表的な事例であり、多くのプレイヤーに衝撃を与えた出来事である。しかし、フィフス・ドーンあたりから盛り返し、卑下/Condescendや邪魔/Hinderなどの有用なカードも登場した。
- 「カウンターパンチ」や「カウンター攻撃」といった単語から連想したのか、偏向/Deflectionや呪文乗っ取り/Spelljackといった「呪文を跳ね返す」効果と勘違いをされる事もあった。