クイックントースト
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(輝く光輪でなくルーンの光輪) |
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2008年12月5日 (金) 05:11時点における版
クイックントースト(Quicken Toast)は、シャドウムーア参入後のスタンダード初出の5色コントロールデッキ。
デッキ名はフランスに存在するコンビニエンスストアの名称から来ているといわれている。
目次 |
概要
クリーチャー — エレメンタル(Elemental)
瞬速
到達
雲打ちが戦場に出たとき、これは飛行を持つ各クリーチャーと各プレイヤーにそれぞれ2点のダメージを与える。
想起(2)(緑)(緑)(あなたはこの呪文を、その想起コストを支払うことで唱えてもよい。そうした場合、戦場に出たときにこれを生け贄に捧げる。)
インスタント
以下から2つを選ぶ。
・呪文1つを対象とし、それを打ち消す。
・パーマネント1つを対象とし、それをオーナーの手札に戻す。
・あなたの対戦相手がコントロールするすべてのクリーチャーをタップする。
・カードを1枚引く。
緑と青を中心に各色のパワーカードが採用されているのは他の5色デッキと同様だが、特に、雲打ち/Cloudthresherや謎めいた命令/Cryptic Commandのような色拘束の非常に強いカードも多く見られるのが特徴的。
ヴィヴィッドランドやハイブリッドランドといった大量の多色地形によってマナ基盤が構成されている。特に、シャドウムーアで再録された反射池/Reflecting Poolの存在が大きい。
ドローやカウンターなどの汎用的な呪文やマナ基盤の他は、メタの中心デッキへの対策カードが中心。
ローウィン=シャドウムーア・ブロック+アラーラ・ブロック期
強力なアドバンテージをもたらす残酷な根本原理/Cruel Ultimatumをナックラヴィー/Nucklaveeで使い回すCruel Controlが登場した。
ローウィン=シャドウムーア・ブロック構築
ローウィン=シャドウムーア・ブロック構築では、白を濃くしたものと黒を濃くしたものの2つのタイプが存在する。
ソーサリー
以下から2つを選ぶ。
・すべてのアーティファクトを破壊する。
・すべてのエンチャントを破壊する。
・マナ総量が3以下のすべてのクリーチャーを破壊する。
・マナ総量が4以上のすべてのクリーチャーを破壊する。
白を濃くしたタイプでは、正義の執政官/Archon of Justice、質素な命令/Austere Command、ルーンの光輪/Runed Haloなどが採用される。カメレオンの巨像/Chameleon Colossusや妖精の女王、ウーナ/Oona, Queen of the Faeなどの炎渦竜巻/Firespoutでは倒しきれないような大型クリーチャーを倒しやすく、変わり谷/Mutavaultや苦花/Bitterblossomのような非クリーチャー・パーマネントにも対処ができる。全体的に重い印象が強いが、その分汎用性は高い。デザイナーはPatrick Chapin。
ソーサリー
以下から2つを選ぶ。
・プレイヤー1人を対象とする。そのプレイヤーはX点のライフを失う。
・あなたの墓地にある、マナ総量がX以下のクリーチャー・カード1枚を対象とし、それを戦場に戻す。
・クリーチャー1体を対象とする。ターン終了時まで、それは-X/-Xの修整を受ける。
・クリーチャーを最大X体まで対象とする。ターン終了時まで、それらは畏怖を得る。(それらは、黒でもアーティファクトでもないクリーチャーによってはブロックされない。)
クリーチャー — エレメンタル(Elemental) シャーマン(Shaman)
魂を吹き消すものが戦場に出たとき、各クリーチャーの上に-1/-1カウンターを1個置く。
3/3Blackened Toastと呼ばれる黒を濃くしたタイプでは、不敬の命令/Profane Command、魂を吹き消すもの/Soul Snuffers、名も無き転置/Nameless Inversionなどが採用される。特に小型クリーチャーへの対策が重視されており、キスキンや青黒フェアリーを強く意識した構成になっている。デザイナーはKyle Bundgaard。
サンプルレシピ(白重視型)
- 備考
- グランプリデンバー08 優勝 (参考)
- 使用者:Gerry Thompson
- デザイン:Patrick Chapin
- フォーマット
クイックントースト白 [1] | |||||||||||||||||||||||||||||||
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サンプルレシピ(黒重視型)
- 備考
- グランプリデンバー08 ベスト8(参考)
- 使用者:Kyle Bundgaard
- フォーマット
クイックントースト黒 [2] | |
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時のらせんブロック+ローウィン=シャドウムーア・ブロック期
時のらせんブロック+ローウィン=シャドウムーア・ブロック期のスタンダードでは、ドローには入念な考慮/Careful Considerationや熟考漂い/Mulldrifterなどが採用される。対策カードが多い性質上、相手によっては腐るカードが出てくる可能性があるため、それらを捨てることできる入念な考慮はこのデッキに適している。また、その場しのぎの人形/Makeshift Mannequinによって熟考漂いを再利用するシステムも搭載されている。
対フェアリーデッキ用に雲打ち、対ビートダウン用に台所の嫌がらせ屋/Kitchen Finksなどが採用されている。前述のその場しのぎの人形との相性もよい。
基本土地を一切採用しないため、月の大魔術師/Magus of the Moonを出されると苦しい。炎渦竜巻/Firespoutでも対処可能だが、さらに殺戮の契約/Slaughter Pactを採用することで耐性を高めている。
プロツアーハリウッド08では、フランス勢の5人がこのデッキで参戦し、初日全勝のGuillaume Wafo-Tapaを含む4人が二日目に進出した。
サンプルレシピ
- 備考
- プロツアーハリウッド08 第13位(初日全勝)(参考)
- 使用者:Guillaume Wafo-Tapa
- フォーマット