The Tabernacle at Pendrell Vale

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すべての[[クリーチャー]]に、1[[マナ]]の[[アップキープ・コスト]]を要求する[[土地]]。
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すべての[[クリーチャー]]に、1[[マナ]]の[[アップキープ・コスト]]を要求する[[伝説の土地]]。
  
初手から[[プレイ]]することも可能なので、高速クリーチャー[[デッキ]]を劇的に減速させることができる。[[マナ能力]]を持たず、[[伝説の土地]]であるという相応の欠点は持つが、影響力は大きい。[[コントロール (デッキ)|コントロールデッキ]]を中心に重宝された。[[レガシー]]の[[土地単]]でも使用される。
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1[[ターン]]目から[[プレイ]]することも可能なので、高速クリーチャー[[デッキ]]を劇的に減速させることができる。[[マナ能力]]を持たず、[[伝説の|伝説]]であるという相応の欠点は持つが、影響力は大きい。[[コントロールデッキ]]を中心に重宝された。[[レガシー]]の[[土地単]]でも使用される。
  
*[[オラクル]]更新により、長年の間、「[[破壊]]する」ではなく「[[生け贄に捧げる]]」[[効果]]に変更されていた。2009年9月4日のオラクル更新で、印刷されたテキストと同じ「破壊する」に戻された。
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*[[オラクル]]更新により、長年の間、「[[破壊]]する」ではなく「[[生け贄に捧げる]]」[[効果]]に変更されていた。[[2009年]]9月4日のオラクル更新で、印刷時の[[ルール文章]]と同じ「破壊する」に戻された。
*長い間、[[アングルード]]系のカードを除けば[[秘宝の防御円/Circle of Protection: Artifacts]]と並んで[[カード名|英語名]]で最長の文字数であったが、[[神河物語]]で[[先祖の院、翁神社/Okina, Temple to the Grandfathers]]に抜かれてしまった(→[[各種カードランキング#英語名で長い順|カード名長さランキング]])。
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**これにより、[[破壊不能]]や[[再生]]で耐えられるようになった。
**その名前の長さから、日本では「名前の長い土地」と言うと大抵このカードを指す。
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*長い間、[[アン・カード]]を除けば[[秘宝の防御円/Circle of Protection: Artifacts]]と並んで[[カード名|英語名]]で最長の文字数であったが、[[神河物語]]で[[先祖の院、翁神社/Okina, Temple to the Grandfathers]]に抜かれてしまった(→[[各種カードランキング#英語名で長い順|カード名長さランキング]])。
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**記録が更新されてからも、日本で「名前の長い土地」といえば大抵このカードを指す。使用頻度が高く、Tabernacleという英単語は[[幕屋の大魔術師/Magus of the Tabernacle]]が登場するまで未訳であったこと、聖書に詳しくない人には馴染みが薄く、発音がわからない日本人が多かったことなども原因だろう。
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*Tabernacle(タバナクル)とは、もとはユダヤ教における移動式の神殿のことを指し、日本語では「幕屋」と訳される。のちに{{Gatherer|id=1690}}のような大規模なものも指すようになった。
 
*[[ペンドレルの変転/Pendrell Flux]]の[[フレイバー・テキスト]]に出てくる霧はここのものである。効果も類似している。
 
*[[ペンドレルの変転/Pendrell Flux]]の[[フレイバー・テキスト]]に出てくる霧はここのものである。効果も類似している。
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==ゲームチェンジャー指定==
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[[統率者戦]]では[[2025年]]2月11日の[[ブラケット]]制導入に伴い[[ゲームチェンジャー・カード]]に指定された。対戦相手がカードを使うことを効果的に[[ロック]]し、フラストレーションを抱えさせやすかったため<ref>[https://magic.wizards.com/en/news/announcements/introducing-commander-brackets-beta Introducing Commander Brackets Beta]/[https://mtg-jp.com/reading/publicity/0038508/ 「統率者戦ブラケット(ベータ版)」導入のお知らせ]([[Daily MTG]] [[2025年]]2月11日 [[Gavin Verhey]]著)</ref>。
  
 
==関連カード==
 
==関連カード==
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*[[ペンドレルの霧/Pendrell Mists]] - [[エンチャント]]になった[[リメイク]]。([[ウェザーライト]])
 
*[[ペンドレルの霧/Pendrell Mists]] - [[エンチャント]]になった[[リメイク]]。([[ウェザーライト]])
 
*[[幕屋の大魔術師/Magus of the Tabernacle]] - クリーチャーになったリメイク。([[次元の混乱]])
 
*[[幕屋の大魔術師/Magus of the Tabernacle]] - クリーチャーになったリメイク。([[次元の混乱]])
 
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==脚注==
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==参考==
 
==参考==
 
*[[マナを出さない土地カード]]
 
*[[マナを出さない土地カード]]
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*[[カード個別評価:レジェンド]] - [[レア]]
 
*[[カード個別評価:レジェンド]] - [[レア]]
 
*[[カード個別評価:Masters Edition 3]] - [[レア]]
 
*[[カード個別評価:Masters Edition 3]] - [[レア]]
 
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[[Category:レジェンドの再録禁止カード]]
 
[[Category:レジェンドの再録禁止カード]]

2025年5月13日 (火) 23:09時点における最新版


The Tabernacle at Pendrell Vale
伝説の土地

すべてのクリーチャーは「あなたのアップキープの開始時に、あなたが(1)を支払わないかぎり、このクリーチャーを破壊する。」を持つ。


すべてのクリーチャーに、1マナアップキープ・コストを要求する伝説の土地

1ターン目からプレイすることも可能なので、高速クリーチャーデッキを劇的に減速させることができる。マナ能力を持たず、伝説であるという相応の欠点は持つが、影響力は大きい。コントロールデッキを中心に重宝された。レガシー土地単でも使用される。

[編集] ゲームチェンジャー指定

統率者戦では2025年2月11日のブラケット制導入に伴いゲームチェンジャー・カードに指定された。対戦相手がカードを使うことを効果的にロックし、フラストレーションを抱えさせやすかったため[1]

[編集] 関連カード

[編集] 亜種

これらは、上述の通りオラクルが「生け贄に捧げる」効果に変更されていたころに登場したため、それを踏襲して「生け贄に捧げる」効果になっている。

[編集] 脚注

  1. Introducing Commander Brackets Beta/「統率者戦ブラケット(ベータ版)」導入のお知らせDaily MTG 2025年2月11日 Gavin Verhey著)

[編集] 参考

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