神秘の教示者/Mystical Tutor

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[[青]]の[[教示者]]カード。青らしく、[[インスタント]]か[[ソーサリー]]のカードをデッキの一番上に置くことができる。
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[[ヴィンテージ]]では[[Ancestral Recall]]や[[ヨーグモスの意志/Yawgmoth's Will]]等の爆発力を持ったカードをサーチするのに重宝する。また[[悟りの教示者/Enlightened Tutor]]や[[吸血の教示者/Vampiric Tutor]]をサーチすることで、間接的に別のタイプのカードもサーチ出来るのも優秀な点である。
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[[ヴィンテージ]]では[[Ancestral Recall]]や[[ヨーグモスの意志/Yawgmoth's Will]]等の爆発力を持ったカードを[[サーチ]]するのに重宝する。また[[悪魔の教示者/Demonic Tutor]]や[[吸血の教示者/Vampiric Tutor]]をサーチすることで、間接的に別の[[カード・タイプ]]のカードもサーチできるのも優秀な点である。ただしこのカード単体では、[[カード・アドバンテージ]]を失っている点には留意のこと。
  
ただしこのカード自体で[[アドバンテージ]]を失っている点には留意のこと。
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==禁止指定==
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[[1999年]]10月1日より、[[タイプ1]](現ヴィンテージ)で[[制限カード]]、[[タイプ1.5]]で[[禁止カード]]に指定される。[[2004年]]9月20日よりタイプ1.5から移行した[[レガシー]]では、フォーマット設立当初は禁止されていなかったが、[[ハルクフラッシュ]]の登場以降、呪文ベースの[[コンボデッキ]]勢を押し上げる存在となり、[[グランプリマドリード10]]ではトップ8に残った全てのコンボデッキに投入されるまでになっていたため、[[2010年]]7月1日より禁止されることとなった。
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*公式記事<ref>[https://web.archive.org/web/20220629044354/https://magic.wizards.com/en/articles/archive/latest-developments/format-considerations-2010-06-25 Format Considerations(Internet Archive)]/[https://web.archive.org/web/20121030105250/http://archive.mtg-jp.com/reading/translated/005198/ フォーマット考(Internet Archive)]([[Latest Developments]] [[2010年]]6月25日 [[Tom LaPille]]著)</ref>では、[[カジュアルプレイ]]では神秘の教示者を自粛する[[プレイヤー]]が多く、またその方が楽しんでいるように思われたため、レガシーでの禁止を決定したと解説している。
  
1999年10月1日より、[[ヴィンテージ]][[制限カード]][[Type1.5]][[禁止カード]]に指定されていた。2004年9月20日より[[Type1.5]]から移行した[[レガシー]]では禁止されていなかったが環境の最前線に居座る[[ANT]]の勢力を鎮めるためか2010年7月1日より禁止されることとなった。また、2006年6月23日より、[[プリズマティック]]で禁止カードに指定された。
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[[2006年]]6月23日より、[[プリズマティック]]で禁止カードに指定されている。
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[[統率者戦]]では、[[2025年]]2月11日の[[ブラケット]]制導入に伴い[[ゲームチェンジャー・カード]]に指定された。サーチカードの中でもトップクラスの性質を持ち、コンボパーツを揃えたり、ゲームの再現性を高めすぎてしまうため<ref>[https://magic.wizards.com/en/news/announcements/introducing-commander-brackets-beta Introducing Commander Brackets Beta]/[https://mtg-jp.com/reading/publicity/0038508/ 「統率者戦ブラケット(ベータ版)」導入のお知らせ][[Daily MTG]] [[2025年]]2月11日 [[Gavin Verhey]]著)</ref>。
  
 
==関連カード==
 
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==脚注==
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==参考==
 
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*[[教示者]]
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*[[サーチカード]]([[機能別カードリスト]])
 
*[[カード個別評価:第6版]] - [[アンコモン]]
 
*[[カード個別評価:第6版]] - [[アンコモン]]
 
*[[カード個別評価:ミラージュ]] - [[アンコモン]]
 
*[[カード個別評価:ミラージュ]] - [[アンコモン]]
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*[[カード個別評価:ドミナリア・リマスター]] - [[レア]]
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*[[カード個別評価:エターナルマスターズ]] - [[レア]]
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*[[Secret Lair Drop Series/2021年#Far Out, Man|Secret Lair Drop Series: Far Out, Man]]
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*[[From the Vault:Exiled]]
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*[[Signature Spellbook: Jace‎]]
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2025年5月12日 (月) 22:11時点における最新版


Mystical Tutor / 神秘の教示者 (青)
インスタント

あなたのライブラリーからインスタント・カード1枚かソーサリー・カード1枚を探し、そのカードを公開し、その後ライブラリーを切り直し、そのカードを一番上に置く。


教示者。青らしく、インスタントソーサリーカードライブラリーの一番上に置くことができる。

ヴィンテージではAncestral Recallヨーグモスの意志/Yawgmoth's Will等の爆発力を持ったカードをサーチするのに重宝する。また悪魔の教示者/Demonic Tutor吸血の教示者/Vampiric Tutorをサーチすることで、間接的に別のカード・タイプのカードもサーチできるのも優秀な点である。ただしこのカード単体では、カード・アドバンテージを失っている点には留意のこと。

[編集] 禁止指定

1999年10月1日より、タイプ1(現ヴィンテージ)で制限カードタイプ1.5禁止カードに指定される。2004年9月20日よりタイプ1.5から移行したレガシーでは、フォーマット設立当初は禁止されていなかったが、ハルクフラッシュの登場以降、呪文ベースのコンボデッキ勢を押し上げる存在となり、グランプリマドリード10ではトップ8に残った全てのコンボデッキに投入されるまでになっていたため、2010年7月1日より禁止されることとなった。

  • 公式記事[1]では、カジュアルプレイでは神秘の教示者を自粛するプレイヤーが多く、またその方が楽しんでいるように思われたため、レガシーでの禁止を決定したと解説している。

2006年6月23日より、プリズマティックで禁止カードに指定されている。

統率者戦では、2025年2月11日のブラケット制導入に伴いゲームチェンジャー・カードに指定された。サーチカードの中でもトップクラスの性質を持ち、コンボパーツを揃えたり、ゲームの再現性を高めすぎてしまうため[2]

[編集] 関連カード

[編集] サイクル

ミラージュ・ブロック教示者サイクル以外の各色に存在する。吸血の教示者のみレアである。第6版再録された。

アングルードで赤の教示者のGoblin Tutorが作られた。

[編集] 脚注

  1. Format Considerations(Internet Archive)/フォーマット考(Internet Archive)Latest Developments 2010年6月25日 Tom LaPille著)
  2. Introducing Commander Brackets Beta/「統率者戦ブラケット(ベータ版)」導入のお知らせDaily MTG 2025年2月11日 Gavin Verhey著)

[編集] 参考

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