癒し手の鷹/Healer's Hawk

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[[飛行]]と[[絆魂]]を持つ[[フレンチ・バニラ]]の[[鳥]]。
 
[[飛行]]と[[絆魂]]を持つ[[フレンチ・バニラ]]の[[鳥]]。
  
[[キーワード能力]]が相性の良い組み合わせであり、優秀な[[ウィニー]]・[[クリーチャー]]。同じ1[[マナ]]で出せる[[大霊堂のスカージ/Vault Skirge]]と同様に、[[構築]]でも採用される可能性がある。鳥という[[部族 (俗称)|部族]][[シナジー]]が少ない[[クリーチャー・タイプ]]であることが若干残念ではある。
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[[キーワード能力]]が相性の良い組み合わせであり、優秀な[[ウィニー]]・[[クリーチャー]]。ゲーム序盤から[[攻撃]][[ライフ]][[回復]]を同時に行うことができ、特に[[アグロ]]同士の[[ダメージレース]]で優位に立つことができる。
  
[[リミテッド]]では、[[オーラ]][[教導]][[強化]]すると洒落にならない速度で[[ライフ]]差が広がっていくので、[[対戦相手]]は泣く泣く[[除去]]を使わざるを得なくなるだろう。数少ない1マナの実用的なクリーチャーと言える。
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[[装備品]]などで[[強化]]すると更に強力で、[[除去]]されなければ[[対戦相手]]とのライフ差が高速で広がっていく。たとえ除去されたとしても、1[[マナ]]のクリーチャーなので[[テンポ・アドバンテージ]]面で有利になる場合が多い。
  
[[スタンダード]]でも単純に攻撃を通しやすく、2ターン目から[[アジャニの群れ仲間/Ajani's Pridemate]]などの強化が始まるため除去を強要できる。即時除去できなければそのままこれらを守るだけでゲームが終わる事もままある。
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[[ラヴニカのギルド]]登場時および[[ファウンデーションズ]][[再録]]時両方の[[スタンダード]]環境において、ライフ回復で能力が[[誘発]]する[[アジャニの群れ仲間/Ajani's Pridemate]]などを2[[ターン]]目から最速でかつ継続的に強化する手段としても有用。この組み合わせが除去されなかっただけでゲームが終わることもあるほどで、[[スタンダードの変遷#イクサラン・ブロック+ドミナリア+基本セット2019+ラヴニカのギルド+ラヴニカの献身+灯争大戦+基本セット2020期|イクサラン・ブロック~基本セット2020期]]のスタンダードでは、この組み合わせを採用した[[白ウィニー/スタンダード/イクサラン・ブロック~基本セット2020期|白ウィニー]]が[[トーナメント]]で活躍した。
[[アグロ]]同士の[[ダメージレース]]を捲れることが評価され、[[白ウィニー/スタンダード/イクサラン・ブロック~基本セット2020期|白ウィニー]]に採用されることがある。
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*[[陽光尾の鷹/Suntail Hawk]]や[[訓練されたカラカル/Trained Caracal]]の[[上位互換]]。
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ただしファウンデーションズ再録時には後述のとおり[[遺跡潜みのコウモリ/Ruin-Lurker Bat]]という[[上位互換]]が存在しており、鳥の[[タイプ的]]カードを使わないのならば、同能力の5枚目以降が欲しい場合の採用にとどまる。
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[[リミテッド]]でも、[[オーラ]]や[[教導]]で強化され脅威になることが多いため、対戦相手に泣く泣く貴重な除去を切らせる効果が期待できる。リミテッドの1マナ域では珍しい実用的なクリーチャーであり、[[トップコモン]]。ファウンデーションズではアジャニの群れ仲間ともども収録されており、両者がそろえば[[構築]]と同様強力な動きとなる。また、ライフゲイン[[シナジー]]を強く意識せずとも[[+1/+1カウンター]]、[[強襲]]、飛行などの各[[アーキタイプ]]に合致した起点先鋒であり、ゲームの形勢を大きく傾けるだけのポテンシャルを持つ。特に[[金脈のつるはし/Goldvein Pick]]を[[装備]]してテンポ・アドバンテージまで稼ぎ始めると手の付けられない事態になる。
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*1マナで出せる同スペックのクリーチャーとしては、このカード以前にも[[大霊堂のスカージ/Vault Skirge]]が活躍しており、登場時から[[構築]]での有用性が期待されていた。
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*[[陽光尾の鷹/Suntail Hawk]]や[[訓練されたカラカル/Trained Caracal]]の[[上位互換]]。[[遺跡潜みのコウモリ/Ruin-Lurker Bat]]の[[下位互換]]。
 
*[[モダンホライゾン2]]では[[マナ・コスト]]と[[P/T]]がそれぞれ3倍になった[[癒し手の群れ/Healer's Flock]]が登場した。
 
*[[モダンホライゾン2]]では[[マナ・コスト]]と[[P/T]]がそれぞれ3倍になった[[癒し手の群れ/Healer's Flock]]が登場した。
  
 
==参考==
 
==参考==
 
*[[カード個別評価:ラヴニカのギルド]] - [[コモン]]
 
*[[カード個別評価:ラヴニカのギルド]] - [[コモン]]
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*[[カード個別評価:ファウンデーションズ]] - [[コモン]]
 
*[[カード個別評価:Jumpstart]] - [[コモン]]
 
*[[カード個別評価:Jumpstart]] - [[コモン]]
 
*[[カード個別評価:Jumpstart: Historic Horizons]] - [[コモン]]
 
*[[カード個別評価:Jumpstart: Historic Horizons]] - [[コモン]]

2025年5月4日 (日) 11:10時点における最新版


Healer's Hawk / 癒し手の鷹 (白)
クリーチャー — 鳥(Bird)

飛行、絆魂

1/1

飛行絆魂を持つフレンチ・バニラ

キーワード能力が相性の良い組み合わせであり、優秀なウィニークリーチャー。ゲーム序盤から攻撃ライフ回復を同時に行うことができ、特にアグロ同士のダメージレースで優位に立つことができる。

装備品などで強化すると更に強力で、除去されなければ対戦相手とのライフ差が高速で広がっていく。たとえ除去されたとしても、1マナのクリーチャーなのでテンポ・アドバンテージ面で有利になる場合が多い。

ラヴニカのギルド登場時およびファウンデーションズ再録時両方のスタンダード環境において、ライフ回復で能力が誘発するアジャニの群れ仲間/Ajani's Pridemateなどを2ターン目から最速でかつ継続的に強化する手段としても有用。この組み合わせが除去されなかっただけでゲームが終わることもあるほどで、イクサラン・ブロック~基本セット2020期のスタンダードでは、この組み合わせを採用した白ウィニートーナメントで活躍した。

ただしファウンデーションズ再録時には後述のとおり遺跡潜みのコウモリ/Ruin-Lurker Batという上位互換が存在しており、鳥のタイプ的カードを使わないのならば、同能力の5枚目以降が欲しい場合の採用にとどまる。

リミテッドでも、オーラ教導で強化され脅威になることが多いため、対戦相手に泣く泣く貴重な除去を切らせる効果が期待できる。リミテッドの1マナ域では珍しい実用的なクリーチャーであり、トップコモン。ファウンデーションズではアジャニの群れ仲間ともども収録されており、両者がそろえば構築と同様強力な動きとなる。また、ライフゲインシナジーを強く意識せずとも+1/+1カウンター強襲、飛行などの各アーキタイプに合致した起点先鋒であり、ゲームの形勢を大きく傾けるだけのポテンシャルを持つ。特に金脈のつるはし/Goldvein Pick装備してテンポ・アドバンテージまで稼ぎ始めると手の付けられない事態になる。

[編集] 参考

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