混成マナ・シンボル

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構成する2つの[[マナ・シンボル]]のうち、どちらでも[[支払う]]ことができるマナ・シンボルである。例えば、[[白マナ]]と[[青マナ]]の混成マナ・シンボルである(白/青)は、白マナ1点か青マナ1点で支払える。
  
 
総合ルールでは、2つの単色マナ・シンボルから成る10種類と、[[不特定マナ|不特定マナ・シンボル]]や[[無色マナ・シンボル]]と[[単色]]マナ・シンボルから成る'''[[単色混成マナ・シンボル]]'''10種類と、2つの単色[[ファイレクシア・マナ・シンボル]]から成る'''[[混成ファイレクシア・マナ・シンボル]]'''10種類<ref group="注釈">総合ルールにはすべての2色の組み合わせ10種が記載されているが、実際に登場しているのは[[赤白]]、[[赤緑]]、[[緑白]]、[[緑青]]の4種類。</ref>の、計30種類が存在するとされている。
 
総合ルールでは、2つの単色マナ・シンボルから成る10種類と、[[不特定マナ|不特定マナ・シンボル]]や[[無色マナ・シンボル]]と[[単色]]マナ・シンボルから成る'''[[単色混成マナ・シンボル]]'''10種類と、2つの単色[[ファイレクシア・マナ・シンボル]]から成る'''[[混成ファイレクシア・マナ・シンボル]]'''10種類<ref group="注釈">総合ルールにはすべての2色の組み合わせ10種が記載されているが、実際に登場しているのは[[赤白]]、[[赤緑]]、[[緑白]]、[[緑青]]の4種類。</ref>の、計30種類が存在するとされている。
 
このマナ・シンボルが[[コスト]]にある場合、それを構成する2つの[[マナ・シンボル]]のどちらとして[[支払う|支払っても]]よい。例えば、[[白マナ]]と[[青マナ]]の混成である(白/青)は、白マナ1点か青マナ1点で支払える。また、[[魔力を持つペンダント/Charmed Pendant]]などにより、混成マナ・シンボルで表されるマナを[[マナ・プール]]に加えることになった場合、そのマナ・プールの[[プレイヤー]]がそのシンボルに含まれる[[色]]のうち1つを選び、その色のマナをマナ・プールに加える。
 
  
 
これをマナ・コストに含むカードを'''[[混成カード]]'''と呼ぶ。
 
これをマナ・コストに含むカードを'''[[混成カード]]'''と呼ぶ。
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==ルール==
 
==ルール==
*2色の組み合わせのみの混成マナに関するルールは[[混成カード]]を参照。
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===共通ルール===
*単色混成マナ・シンボルに関するルールは[[単色混成マナ・シンボル]]を参照。
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*このマナ・シンボルが[[コスト]]にある場合、それを構成する2つの[[マナ・シンボル]]のどちらとして[[支払う|支払っても]]よい。例えば(白/青)は、[[白マナ]]1点か[[青マナ]]1点で支払える。
*混成ファイレクシア・マナ・シンボルに関するルールは[[ファイレクシア・マナ]]を参照。
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*どちらの方法で支払うかは、[[モード]]や[[X]]の値の決定と同じ時点で決める({{CR|601.2b}})。それぞれの混成マナ・シンボルを異なる色で支払うことにしてもよい。例えば(白/青)(白/青)(白/青)ならば、(白)(白)(青)や(青)(青)(青)で支払うことができる。[[境を歩む者/Edgewalker]]などの[[コスト]]から特定の[[色マナ]]を減らす[[効果]]は、このとき選んだ色と一致した時のみ、その分を減少させる。
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*これを[[マナ・コスト]]に含むカードは、[[マナ]]の支払い方とは無関係に、そのマナ・シンボルに含まれる各[[色]]を持ち、[[マナ総量]]は組み合わされている2つのうち大きい方の値を見て計算する({{CR|202.3}})。
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**例1:(赤/白)のマナ・コストを持つ[[ボロスの補充兵/Boros Recruit]]は、マナの支払い方とは関係なく、常に[[赤白]]の[[色]]を持つマナ総量が1の[[オブジェクト]]である。
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**例2:(2/緑)(2/青)(2/赤)のマナ・コストを持つ[[ティムールの栗毛獣/Temur Tawnyback]]は、マナの支払い方とは関係なく、常に[[緑青赤]]の色を持つマナ総量が6のオブジェクトである。
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*[[魔力を持つペンダント/Charmed Pendant]]などにより、混成マナ・シンボルで表されるマナを[[マナ・プール]]に加えることになった場合、そのマナ・プールの[[プレイヤー]]がそのシンボルに含まれる[[色]]のうち1つを選ぶ。
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*[[統率者戦]]において、マナ・コストあるいは[[ルール文章]]に混成マナ・シンボルを含むカードの[[固有色]]は、混成マナ・シンボルのすべての色が含まれる。詳細は[[固有色]]の項を参照。
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===個別のルール===
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*(2/白)などの単色混成マナ・シンボルに関するルールは[[単色混成マナ・シンボル]]を参照。
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*(緑/青/Φ)などの混成ファイレクシア・マナ・シンボルに関するルールは[[ファイレクシア・マナ]]を参照。
  
 
==脚注==
 
==脚注==

2025年3月28日 (金) 19:36時点における最新版

混成マナ・シンボル/Hybrid Mana Symbolとは、2つのマナ・シンボルが組み合わさってできているマナ・シンボルのこと。


Boros Recruit / ボロスの補充兵 (赤/白)
クリーチャー — ゴブリン(Goblin) 兵士(Soldier)

((赤/白)は(赤)でも(白)でも支払うことができる。)
先制攻撃

1/1


Spectral Procession / 幽体の行列 (2/白)(2/白)(2/白)
ソーサリー

飛行を持つ白の1/1のスピリット(Spirit)・クリーチャー・トークンを3体生成する。



Tamiyo, Compleated Sage / 完成化した賢者、タミヨウ (2)(緑)(緑/青/Φ)(青)
伝説のプレインズウォーカー — タミヨウ(Tamiyo)

完成化((緑/青/Φ)は(緑)でも(青)でも2点のライフでも支払うことができる。ライフで支払うなら、2個少ない忠誠(loyalty)カウンターで戦場に出る。)
[+1]:アーティファクトやクリーチャー最大1つを対象とする。それをタップする。それは次のコントローラーのアンタップ・ステップにアンタップしない。
[-X]:あなたの墓地にあり土地でなくマナ総量がXのパーマネント・カード1枚を対象とする。それを追放する。それのコピーであるトークン1個を生成する。
[-7]:《タミヨウのノートブック/Tamiyo's Notebook》という名前で「あなたが呪文を唱えるためのコストは(2)少なくなる。」と「(T):カード1枚を引く。」を持つ無色の伝説のアーティファクト・トークン1個を生成する。

5


構成する2つのマナ・シンボルのうち、どちらでも支払うことができるマナ・シンボルである。例えば、白マナ青マナの混成マナ・シンボルである(白/青)は、白マナ1点か青マナ1点で支払える。

総合ルールでは、2つの単色マナ・シンボルから成る10種類と、不特定マナ・シンボル無色マナ・シンボル単色マナ・シンボルから成る単色混成マナ・シンボル10種類と、2つの単色ファイレクシア・マナ・シンボルから成る混成ファイレクシア・マナ・シンボル10種類[注釈 1]の、計30種類が存在するとされている。

これをマナ・コストに含むカードを混成カードと呼ぶ。

  • 構成するマナ・シンボルの半円が2つ組み合わさって、1つの円となっている。また、通常のマナ・シンボルより少し大きめに印刷されている(カード画像)。
  • 決定前のデザインがいくつか公開されている[1]
  • 混成マナ・シンボルは一時期、総合ルールで「半々マナ・シンボル(Half-Half Mana Symbols)」という名前であったが、後に変更された。

[編集] ルール

[編集] 共通ルール

[編集] 個別のルール

[編集] 脚注

[編集] 注釈

  1. 総合ルールにはすべての2色の組み合わせ10種が記載されているが、実際に登場しているのは赤白赤緑緑白緑青の4種類。

[編集] 出典

  1. Hybrid Mana Brainstorming(Webarchive)Daily MTG Arcana 2005年9月22日 Wizards of the Coast著)

[編集] 参考

引用:総合ルール 20231117.0

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