Intangible Vibes (Playtest)
提供:MTG Wiki
(ページの作成:「{{カードテキスト |カード名=Intangible Vibes |コスト=(1)(白) |タイプ=エンチャント |カードテキスト=すべてのクリーチャーはトー...」) |
|||
(1人の利用者による、間の1版が非表示) | |||
4行: | 4行: | ||
|タイプ=エンチャント | |タイプ=エンチャント | ||
|カードテキスト=すべてのクリーチャーはトークンである。(呪文や能力によってそれらはトークンとして扱われる。クリーチャーが戦場から離れた後、それらは消滅する。)<br>[テストカード - 構築では使用できない。] | |カードテキスト=すべてのクリーチャーはトークンである。(呪文や能力によってそれらはトークンとして扱われる。クリーチャーが戦場から離れた後、それらは消滅する。)<br>[テストカード - 構築では使用できない。] | ||
− | |Gathererid= | + | |Gathererid=677572 |
|背景=legal}} | |背景=legal}} | ||
− | + | [[クリーチャー]]をまとめて[[トークン]]にしてしまう[[エンチャント]]。 | |
+ | トークンの数を参照する[[効果]]と[[シナジー]]……なんて生易しいものではない。「[[戦場]]以外の[[領域]]にある場合、[[状況起因処理]]により消滅する」というトークンの特徴をクリーチャーすべてが持つことは、とてつもないほど甚大な影響をもたらす。 | ||
+ | |||
+ | 普通の[[バウンス]]が強力な[[除去]]に早変わり、[[明滅]]なんて使おうものなら離れたはいいがもう戻ってこない、ただの[[死亡]]であっても[[墓地]]はおろか[[追放領域]]に置かれることも許されず[[回収]]も[[リアニメイト]]も不可能、墓地のクリーチャー・カードがほとんど増えないのでそれを参照する効果は軒並み弱体化……。と、全クリーチャーに無理やりトークンの特徴をもたせることで数多のカードが超強化、もしくは機能不全に陥るだろう。自身を[[生け贄に捧げる]][[起動型能力]]や、[[死亡]]するたび誘発する[[誘発型能力]]は問題なく機能するのが不幸中の幸い。 | ||
+ | |||
+ | それよりも問題なのが「消滅」したクリーチャー・カードをどう扱うか。トークンとして「消滅」したクリーチャー・カードは当然[[墓地]]にも[[追放領域]]にも置けないのだから、[[トークン・カード]]の保管場所のような別の場所に置いておく他ないが、ゲーム終了後の戻し忘れに注意しなければならない。それ以外にもこの「消滅」したカードの扱いについての問題はわんさか出てくるだろうが、リリースノートですらその「難問」の回答を放棄してしまっている<ref>[https://magic.wizards.com/en/news/feature/mystery-booster-2-release-notes Mystery Booster 2 Release Notes]([[Daily MTG]] [[2024年]]9月20日)</ref>。極めつけに2マナとやたら軽く、大混乱必至な状況をお手軽に生みだせてしまうのがまた厄介。あらゆる意味で自分の首すら絞めかねない能力で[[ピック]]も躊躇われる、テストカードであるのも納得の大問題児。 | ||
+ | |||
+ | ==ルール== | ||
+ | 詳細なトークンの扱いは[[トークン#ルール]]を参照。 | ||
+ | ==脚注== | ||
+ | <references /> | ||
==参考== | ==参考== | ||
*[[カード個別評価:Mystery Booster 2]](R&D Playtest cards) | *[[カード個別評価:Mystery Booster 2]](R&D Playtest cards) |
2025年2月11日 (火) 00:57時点における最新版
*
Intangible Vibes (1)(白)エンチャント
すべてのクリーチャーはトークンである。(呪文や能力によってそれらはトークンとして扱われる。クリーチャーが戦場から離れた後、それらは消滅する。)
[テストカード - 構築では使用できない。]
トークンの数を参照する効果とシナジー……なんて生易しいものではない。「戦場以外の領域にある場合、状況起因処理により消滅する」というトークンの特徴をクリーチャーすべてが持つことは、とてつもないほど甚大な影響をもたらす。
普通のバウンスが強力な除去に早変わり、明滅なんて使おうものなら離れたはいいがもう戻ってこない、ただの死亡であっても墓地はおろか追放領域に置かれることも許されず回収もリアニメイトも不可能、墓地のクリーチャー・カードがほとんど増えないのでそれを参照する効果は軒並み弱体化……。と、全クリーチャーに無理やりトークンの特徴をもたせることで数多のカードが超強化、もしくは機能不全に陥るだろう。自身を生け贄に捧げる起動型能力や、死亡するたび誘発する誘発型能力は問題なく機能するのが不幸中の幸い。
それよりも問題なのが「消滅」したクリーチャー・カードをどう扱うか。トークンとして「消滅」したクリーチャー・カードは当然墓地にも追放領域にも置けないのだから、トークン・カードの保管場所のような別の場所に置いておく他ないが、ゲーム終了後の戻し忘れに注意しなければならない。それ以外にもこの「消滅」したカードの扱いについての問題はわんさか出てくるだろうが、リリースノートですらその「難問」の回答を放棄してしまっている[1]。極めつけに2マナとやたら軽く、大混乱必至な状況をお手軽に生みだせてしまうのがまた厄介。あらゆる意味で自分の首すら絞めかねない能力でピックも躊躇われる、テストカードであるのも納得の大問題児。
[編集] ルール
詳細なトークンの扱いはトークン#ルールを参照。
[編集] 脚注
[編集] 参考
- カード個別評価:Mystery Booster 2(R&D Playtest cards)