アンティキティー

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|シンボル=金床
 
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'''アンティキティー'''/''Antiquities''は、2番目の[[エキスパンション]]。1994年3月に発売された。意味は「古代」。
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'''アンティキティー'''/''Antiquities''は、2番目の[[エキスパンション]]。1994年3月4日に発売された。意味は「古代の遺物」。
  
 
==概要==
 
==概要==
アンティキティー(古代)の名の通り、[[ドミナリア/Dominaria]]の古代に起こった[[ミシュラ/Mishra]]と[[ウルザ/Urza]]の[[兄弟戦争]]を題材にしている(時代設定は0[[AR]]-64AR)。
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アンティキティー(古代の遺物)の名の通り、古代の[[スラン/Thran]]の遺物を用いた[[ミシュラ/Mishra]]と[[ウルザ/Urza]]の[[兄弟戦争/Brothers' War]]を題材にしており(時代設定は0[[AR]]-64AR)、[[テリシア/Terisiare]]大陸全土を巻き込んだ戦いおよび[[ゴーゴスの酒杯/Golgothian Sylex]]の[[The Devastation|大爆発]]という顛末を数々の[[アーティファクト]]を通して知ることができる。
  
このセットは、兄弟戦争で使われた数多くの[[アーティファクト]]と、それに関連する[[呪文]]で占められており、強力なアーティファクトが多く「秘宝の宝庫」と言われた。アーティファクトへの偏りっぷりはすさまじく、アンティキティーのカードにおいて、「アーティファクト」という単語が書かれていないカードは[[露天鉱床/Strip Mine]]と[[ウルザの塔/Urza's Tower]]の2種類しかない([[ウルザの鉱山/Urza's Mine]]と[[ウルザの魔力炉/Urza's Power Plant]]には、[[フレイバー・テキスト]]で登場。ただしウルザの鉱山の方は「アーティファクト使い/artificer」という単語であって、英語版では"artifact"とは書かれていない)。
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このセットは、兄弟戦争で使われた数多くのアーティファクトとそれに関連する[[呪文]]で占められており、強力なアーティファクトが多いことから「秘宝の宝庫」と言われた。アーティファクトへの偏りっぷりはすさまじく、アンティキティーのカードにおいて、「アーティファクト」という単語が書かれていないカードは[[露天鉱床/Strip Mine]]と[[ウルザランド]]3種類、合計4種類しかない(また、[[ウルザの魔力炉/Urza's Power Plant]]には、[[フレイバー・テキスト]]で登場している)。
  
 
有名なカードには、[[Candelabra of Tawnos]]、[[象牙の塔/Ivory Tower]]、[[石臼/Millstone]]、[[拷問台/The Rack]]、[[ミシュラの工廠/Mishra's Factory]]、[[Mishra's Workshop]]、[[露天鉱床/Strip Mine]]、[[テトラバス/Tetravus]]、[[トリスケリオン/Triskelion]]、[[ウルザランド]]などがある。ここに挙げたものの多くは、[[ミラディン]]や[[基本セット]]で[[再録]]あるいは、リメイクされている。
 
有名なカードには、[[Candelabra of Tawnos]]、[[象牙の塔/Ivory Tower]]、[[石臼/Millstone]]、[[拷問台/The Rack]]、[[ミシュラの工廠/Mishra's Factory]]、[[Mishra's Workshop]]、[[露天鉱床/Strip Mine]]、[[テトラバス/Tetravus]]、[[トリスケリオン/Triskelion]]、[[ウルザランド]]などがある。ここに挙げたものの多くは、[[ミラディン]]や[[基本セット]]で[[再録]]あるいは、リメイクされている。
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*どのような順でカードが見られるか分からない状況でストーリーを表現するにあたって、「兄弟戦争の遺物を発見していくことで過去の物語が明らかになっていく」というフレイバーを採用している<ref name="DtW790">[https://media.wizards.com/2020/podcasts/magic/drivetowork790_antiquitiespart1_Yus83Ydo.mp3 Drive to Work #790 – Antiquities, Part 1](ポッドキャスト [[2020年]]11月6日)</ref>。
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*[[Mark Rosewater]]は入社以前のマジックにおけるもっともお気に入りのセットとしてこれを挙げている<ref name="DtW790" />。
  
 
*アンティキティーのカードは、約1,500万枚が印刷された。
 
*アンティキティーのカードは、約1,500万枚が印刷された。
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|デザイン&開発チーム||[[Skaff Elias]]
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*{{Wayback|20000229160420|url=http://www.wizards.com/magic/expert/antiquities/antiquities.asp|title=Magic: The Gathering - Antiquities Main Page}}
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**{{Wayback|20010429030947|url=http://www.wizards.com/magic/expert/antiquities/AN_story.asp|title=Magic: The Gathering - Antiquities Famous Cards}} - 当時のストーリー解説
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*[http://whisper.wisdom-guild.net/cardlist/Antiquities/ カードリスト](Wisdom Guild)
 
*[[カード個別評価:アンティキティー]]
 
*[[カード個別評価:アンティキティー]]
 
*[[The Brothers' War]] (小説)
 
*[[The Brothers' War]] (小説)

2024年11月17日 (日) 13:18時点における最新版

アンティキティー/Antiquities
シンボル 金床
略号 AQ, ATQ
発売日 1994年3月4日
セット枚数 全85種類

アンティキティー/Antiquitiesは、2番目のエキスパンション。1994年3月4日に発売された。意味は「古代の遺物」。

[編集] 概要

アンティキティー(古代の遺物)の名の通り、古代のスラン/Thranの遺物を用いたミシュラ/Mishraウルザ/Urza兄弟戦争/Brothers' Warを題材にしており(時代設定は0AR-64AR)、テリシア/Terisiare大陸全土を巻き込んだ戦いおよびゴーゴスの酒杯/Golgothian Sylex大爆発という顛末を数々のアーティファクトを通して知ることができる。

このセットは、兄弟戦争で使われた数多くのアーティファクトとそれに関連する呪文で占められており、強力なアーティファクトが多いことから「秘宝の宝庫」と言われた。アーティファクトへの偏りっぷりはすさまじく、アンティキティーのカードにおいて、「アーティファクト」という単語が書かれていないカードは露天鉱床/Strip Mineウルザランド3種類、合計4種類しかない(また、ウルザの魔力炉/Urza's Power Plantには、フレイバー・テキストで登場している)。

有名なカードには、Candelabra of Tawnos象牙の塔/Ivory Tower石臼/Millstone拷問台/The Rackミシュラの工廠/Mishra's FactoryMishra's Workshop露天鉱床/Strip Mineテトラバス/Tetravusトリスケリオン/Triskelionウルザランドなどがある。ここに挙げたものの多くは、ミラディン基本セット再録あるいは、リメイクされている。

  • どのような順でカードが見られるか分からない状況でストーリーを表現するにあたって、「兄弟戦争の遺物を発見していくことで過去の物語が明らかになっていく」というフレイバーを採用している[1]
  • Mark Rosewaterは入社以前のマジックにおけるもっともお気に入りのセットとしてこれを挙げている[1]
  • アンティキティーのカードは、約1,500万枚が印刷された。

[編集] デザイン

デザイン&デベロップ・チーム Skaff Elias
Jim Lin
Joel Mick
Chris Page
Dave Petty
アート・ディレクター Jesper Myrfors

[編集] 参考

  1. 1.0 1.1 Drive to Work #790 – Antiquities, Part 1(ポッドキャスト 2020年11月6日)
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