熟達した戦い/Battle Mastery

提供:MTG Wiki

(版間での差分)
移動: 案内, 検索
(亜種が増えてきたので関連カードの項を作成。)
 
(2人の利用者による、間の2版が非表示)
5行: 5行:
 
ちょうど[[炎叫びの杖/Fireshrieker]]をオーラにした感じ。炎叫びの杖はクリーチャーに[[つける]]のに合計で5[[マナ]]掛かるが、こちらは3マナで済むので、より早いうちから[[展開]]できる。だが、やはりオーラであるがゆえの壊れやすさや[[カード・アドバンテージ]]の失いやすさも無視できないため、どちらをとるかは[[プレイヤー]]次第であろうか。
 
ちょうど[[炎叫びの杖/Fireshrieker]]をオーラにした感じ。炎叫びの杖はクリーチャーに[[つける]]のに合計で5[[マナ]]掛かるが、こちらは3マナで済むので、より早いうちから[[展開]]できる。だが、やはりオーラであるがゆえの壊れやすさや[[カード・アドバンテージ]]の失いやすさも無視できないため、どちらをとるかは[[プレイヤー]]次第であろうか。
  
*[[タルキール龍紀伝]]で[[再録]]されたが、日本語版は[[カード名]]が「熟達した戦技」になってしまっている。
+
*[[タルキール龍紀伝]]で[[再録]]されたが、日本語版では[[カード名]]が「熟達した'''戦技'''」と印刷されてしまっている({{Gatherer|id=396090|カード画像}})。
 +
 
 
==ストーリー==
 
==ストーリー==
 
[[ローウィン]]版の{{Gatherer|id=145973}}は斧を振るう[[ローウィン/Lorwyn]]の[[巨人]]とその残像を描き、[[フレイバー・テキスト]]は[[キスキン/Kithkin]]のお話からの引用である。
 
[[ローウィン]]版の{{Gatherer|id=145973}}は斧を振るう[[ローウィン/Lorwyn]]の[[巨人]]とその残像を描き、[[フレイバー・テキスト]]は[[キスキン/Kithkin]]のお話からの引用である。
13行: 14行:
 
*表現にも楽しい工夫が隠されている。"run for the hills"という「安全な場所に逃げ込む」を意味する慣用句を用いており、直訳すると「丘さえも丘に向かって逃げ出した」というヘンテコなことになっている。一種の言葉遊びである。
 
*表現にも楽しい工夫が隠されている。"run for the hills"という「安全な場所に逃げ込む」を意味する慣用句を用いており、直訳すると「丘さえも丘に向かって逃げ出した」というヘンテコなことになっている。一種の言葉遊びである。
 
*一方、日本語版では「丘すらも'''ひる'''んで逃げ出したのです!」と"hill"の音を活かした言葉遊びが隠されている。
 
*一方、日本語版では「丘すらも'''ひる'''んで逃げ出したのです!」と"hill"の音を活かした言葉遊びが隠されている。
 +
 +
==主な亜種==
 +
二段攻撃を付与する白[[単色]]のオーラ。
 +
*[[ニクスの武装/Armament of Nyx]] - (2)(白)。[[クリーチャー・エンチャント]]にエンチャントされているなら熟達した戦いに、他の場合は[[口輪/Muzzle]]になるオーラ。([[ニクスへの旅]])
 +
*[[双刃の召致/Twinblade Invocation]] - [[双刃の霊/Twinblade Geist]]の第2面。[[降霊]]コスト(2)(白)で熟達した戦い相当のオーラになる。([[イニストラード:真紅の契り]])
 +
*[[双刃の祝福/Twinblade Blessing]] - (1)(白)(白)。[[ダブルシンボル]]となった代わりに[[瞬速]]を持つ。([[ファウンデーションズ]])
  
 
==参考==
 
==参考==
19行: 26行:
 
*[[カード個別評価:ローウィン]] - [[アンコモン]]
 
*[[カード個別評価:ローウィン]] - [[アンコモン]]
 
*[[カード個別評価:基本セット2015]] - [[アンコモン]]
 
*[[カード個別評価:基本セット2015]] - [[アンコモン]]
 +
*[[カード個別評価:バトルボンド]] - [[アンコモン]]

2024年11月12日 (火) 22:18時点における最新版


Battle Mastery / 熟達した戦い (2)(白)
エンチャント — オーラ(Aura)

エンチャント(クリーチャー)
エンチャントされているクリーチャーは二段攻撃を持つ。(それは先制攻撃の戦闘ダメージと通常の戦闘ダメージの両方を与える。)


クリーチャー二段攻撃を持たせるオーラ

ちょうど炎叫びの杖/Fireshriekerをオーラにした感じ。炎叫びの杖はクリーチャーにつけるのに合計で5マナ掛かるが、こちらは3マナで済むので、より早いうちから展開できる。だが、やはりオーラであるがゆえの壊れやすさやカード・アドバンテージの失いやすさも無視できないため、どちらをとるかはプレイヤー次第であろうか。

[編集] ストーリー

ローウィン版のイラストは斧を振るうローウィン/Lorwyn巨人とその残像を描き、フレイバー・テキストキスキン/Kithkinのお話からの引用である。

"Boom! Boom! Boots the size of oxcarts, then an axe like a falling sun. Elves scattered. Trees scattered. Even the hills ran for the hills!"
Clachan Tales
「ズシーン!ズシーン!靴は牛引き荷車ほどの大きさで、斧は沈んでいく太陽みたいです。エルフは逃げ出しました。木々も逃げ出しました。 丘すらもひるんで逃げ出したのです!」
「小村のお話」より

巨人の剣幕に恐れをなしてエルフ木々も丘すらも逃げていくという、ローウィン/Lorwynらしい面白可笑しいお話になっている。

  • 表現にも楽しい工夫が隠されている。"run for the hills"という「安全な場所に逃げ込む」を意味する慣用句を用いており、直訳すると「丘さえも丘に向かって逃げ出した」というヘンテコなことになっている。一種の言葉遊びである。
  • 一方、日本語版では「丘すらもひるんで逃げ出したのです!」と"hill"の音を活かした言葉遊びが隠されている。

[編集] 主な亜種

二段攻撃を付与する白単色のオーラ。

[編集] 参考

MOBILE