ミラーマッチ/Mirror Match
提供:MTG Wiki
(版間での差分)
(新規作成 未評価) |
|||
(6人の利用者による、間の7版が非表示) | |||
1行: | 1行: | ||
+ | {{Otheruses|[[カード]]|ゲームで用いられる[[用語集|用語]]|ミラーマッチ}} | ||
{{#card:Mirror Match}} | {{#card:Mirror Match}} | ||
− | + | こちらを[[攻撃]]している[[対戦相手]]の各[[攻撃クリーチャー]]の[[コピー]]・[[トークン]]を作りだして、同士討ちさせる[[呪文]]。 | |
+ | |||
+ | あわよくば攻撃クリーチャーとコピーを相打ちさせて実質的に[[除去]]ができ、そうでなくとも[[回避能力]]なども無視して[[ブロック (ルール用語)|ブロック]]するため最低限確実に攻撃を止められる。「[[除去]]できる可能性もある[[濃霧/Fog]]」と考えればなかなか強力な[[効果]]である。ついでに[[ETB]][[能力]]などもいただければなおありがたいが、[[システムクリーチャー]]はあまり攻撃に参加してこないであろうから期待は薄いか。 | ||
+ | |||
+ | とはいえ6[[マナ]]という[[重い|重さ]]はかなり厳しいものがあり、それだけのマナを浮かせておくのは[[テンポ]]面でも大きな負担。通常の[[エターナル]][[環境]]においては、さすがに採用が躊躇われる。 | ||
+ | |||
+ | [[多人数戦]]の場合は、濃霧とは若干使用感が変わる。複数の[[プレイヤー]]に分散して攻撃してきた場合に、濃霧ならすべてのプレイヤーを守ることになるのに対し、これは[[あなた|自分]]だけを守るからである。[[統率者戦]]のような[[無差別戦]]ならば歓迎すべき利点だが、[[双頭巨人戦]]や[[アーチエネミー戦]]のような[[チームメイト]]がいるルールの場合には注意が必要か。 | ||
+ | |||
+ | *基本的な[[ルール]]は[[コピー]]、[[コピー可能な値]]、[[ブロックしている状態で戦場に出る]]を参照。 | ||
+ | *[[ブロック・クリーチャー指定ステップ]]の[[ターン起因処理]]である[[ブロック・クリーチャー]]の指定が終わったあとで、この[[呪文]]を[[唱える]]ことになる点に注意。 | ||
+ | *[[緑]]にも、攻撃クリーチャーの数だけトークンを生み出すというコンセプトが共通している[[蜘蛛の襲来/Arachnogenesis]]が同時に登場している。 | ||
==参考== | ==参考== | ||
+ | *[[コピーカード]] | ||
*[[カード個別評価:統率者2015]] - [[アンコモン]] | *[[カード個別評価:統率者2015]] - [[アンコモン]] |
2024年11月10日 (日) 17:37時点における最新版
Mirror Match / ミラーマッチ (4)(青)(青)
インスタント
インスタント
この呪文は、ブロック・クリーチャー指定ステップの間にのみ唱えられる。
あなたやあなたがコントロールするプレインズウォーカーを攻撃しているクリーチャー1体につき、そのクリーチャーのコピーであるトークンを1体そのクリーチャーをブロックしている状態で生成する。戦闘終了時に、それらのトークンを追放する。
こちらを攻撃している対戦相手の各攻撃クリーチャーのコピー・トークンを作りだして、同士討ちさせる呪文。
あわよくば攻撃クリーチャーとコピーを相打ちさせて実質的に除去ができ、そうでなくとも回避能力なども無視してブロックするため最低限確実に攻撃を止められる。「除去できる可能性もある濃霧/Fog」と考えればなかなか強力な効果である。ついでにETB能力などもいただければなおありがたいが、システムクリーチャーはあまり攻撃に参加してこないであろうから期待は薄いか。
とはいえ6マナという重さはかなり厳しいものがあり、それだけのマナを浮かせておくのはテンポ面でも大きな負担。通常のエターナル環境においては、さすがに採用が躊躇われる。
多人数戦の場合は、濃霧とは若干使用感が変わる。複数のプレイヤーに分散して攻撃してきた場合に、濃霧ならすべてのプレイヤーを守ることになるのに対し、これは自分だけを守るからである。統率者戦のような無差別戦ならば歓迎すべき利点だが、双頭巨人戦やアーチエネミー戦のようなチームメイトがいるルールの場合には注意が必要か。
- 基本的なルールはコピー、コピー可能な値、ブロックしている状態で戦場に出るを参照。
- ブロック・クリーチャー指定ステップのターン起因処理であるブロック・クリーチャーの指定が終わったあとで、この呪文を唱えることになる点に注意。
- 緑にも、攻撃クリーチャーの数だけトークンを生み出すというコンセプトが共通している蜘蛛の襲来/Arachnogenesisが同時に登場している。