雪上の血痕/Blood on the Snow
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| − | [[クリーチャー]]か[[ | + | [[クリーチャー]]か[[プレインズウォーカー]]を[[全体除去]]する[[氷雪ソーサリー]]。[[氷雪マナ]]の[[マナ総量]]以下のクリーチャーかプレインズウォーカーの[[リアニメイト]]のオマケが付く。 |
| − | 全体除去+リアニメイトという、盤面を一気に覆す豪快なソーサリー。リアニメイト対象に制約はあるもののX＝5～6なら[[フィニッシャー]] | + | 全体除去+リアニメイトという、盤面を一気に覆す豪快なソーサリー。リアニメイト対象に制約はあるもののX＝5～6なら[[フィニッシャー]]を釣り上げるには十分な数値で、返しの[[ターン]]に[[対戦相手]]は戦線の立て直しかリアニメイトされた脅威の排除という2択を迫られるため、よほど状況に即した回答が[[手札]]にない限りはその後の[[ゲーム]]の主導権を握ることができる。[[コントロールデッキ]]においては打ってつけの1枚である。 |
ただし[[マナ・コスト]]が6[[マナ]]と抱き合わせとしては破格だが全体除去としては重いため、それまでに押し切られてしまわないよう[[マナ加速]]と合わせて運用したい。[[除去]]と[[土地]]伸ばしを兼ねた[[古き神々への拘束/Binding the Old Gods]]は相性が良い。 | ただし[[マナ・コスト]]が6[[マナ]]と抱き合わせとしては破格だが全体除去としては重いため、それまでに押し切られてしまわないよう[[マナ加速]]と合わせて運用したい。[[除去]]と[[土地]]伸ばしを兼ねた[[古き神々への拘束/Binding the Old Gods]]は相性が良い。 | ||
| − | リアニメイト先は1枚でも[[ゲーム]] | + | リアニメイト先は1枚でも[[ゲーム]]を終わらせられるプレインズウォーカーが第一候補で、その中でも[[除去]]1枚では対処されない盤面を即座に作れる[[トークン]]生成[[能力]]持ちが特に強力。他は[[燃えルーンの悪魔/Burning-Rune Demon]]がリアニメイトしたいカードをピンポイントに[[墓地]]に落とせる上に自身も6/6[[飛行]]とフィニッシャーになれるのでこちらも候補となる。勝利には直接結び付かないが、[[献身的な精霊術士/Ardent Elementalist]]などをリアニメイトして雪上の血痕を回収するのも制圧力の点で魅力的。後述の通り、回収役が先に[[戦場]]に出ていても問題ない。 |
登場時の[[スタンダード]]は速めの環境であることからあまり使用されなかったが、[[ローテーション]]後は環境の低速化により[[黒コントロール#ゼンディカーの夜明け〜ニューカペナの街角期|黒単コントロール]]などで採用されるようになった。[[蜘蛛の女王、ロルス/Lolth, Spider Queen]]とは相性が良く、自軍クリーチャーを吹き飛ばすことで[[忠誠度]]が稼げるほか、あちらの脆さをリアニメイトで補える。 | 登場時の[[スタンダード]]は速めの環境であることからあまり使用されなかったが、[[ローテーション]]後は環境の低速化により[[黒コントロール#ゼンディカーの夜明け〜ニューカペナの街角期|黒単コントロール]]などで採用されるようになった。[[蜘蛛の女王、ロルス/Lolth, Spider Queen]]とは相性が良く、自軍クリーチャーを吹き飛ばすことで[[忠誠度]]が稼げるほか、あちらの脆さをリアニメイトで補える。 | ||
| + | *[[マナ]]の[[支払う|支払い]]方によって[[効果]]が変化するルールについては[[向上呪文#ルール]]を参照。 | ||
*[[戦場]]に戻すクリーチャーかプレインズウォーカーは[[解決]]時に選ぶ。雪上の血痕によって[[破壊]]されたクリーチャーかプレインズウォーカーを戦場に戻してもよい。 | *[[戦場]]に戻すクリーチャーかプレインズウォーカーは[[解決]]時に選ぶ。雪上の血痕によって[[破壊]]されたクリーチャーかプレインズウォーカーを戦場に戻してもよい。 | ||
*前半の効果で何も破壊しなくても後半のリアニメイト効果は有効。これを利用してクリーチャー数が上回っている時にはプレインズウォーカーを指定することでクリーチャーを守りながらリアニメイトだけ行うという[[プレイング]]ができる。 | *前半の効果で何も破壊しなくても後半のリアニメイト効果は有効。これを利用してクリーチャー数が上回っている時にはプレインズウォーカーを指定することでクリーチャーを守りながらリアニメイトだけ行うという[[プレイング]]ができる。 | ||
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==関連カード== | ==関連カード== | ||
2024年11月8日 (金) 20:27時点における最新版
氷雪ソーサリー
以下から１つを選ぶ。
・すべてのクリーチャーを破壊する。
・すべてのプレインズウォーカーを破壊する。
その後、あなたの墓地からマナ総量がＸ以下でありクリーチャーかプレインズウォーカーであるカード１枚を戦場に戻す。Ｘは、この呪文を唱えるために支払われた(氷)の点数に等しい。（(氷)は氷雪である発生源からのマナを意味する。）
クリーチャーかプレインズウォーカーを全体除去する氷雪ソーサリー。氷雪マナのマナ総量以下のクリーチャーかプレインズウォーカーのリアニメイトのオマケが付く。
全体除去+リアニメイトという、盤面を一気に覆す豪快なソーサリー。リアニメイト対象に制約はあるもののX＝5～6ならフィニッシャーを釣り上げるには十分な数値で、返しのターンに対戦相手は戦線の立て直しかリアニメイトされた脅威の排除という2択を迫られるため、よほど状況に即した回答が手札にない限りはその後のゲームの主導権を握ることができる。コントロールデッキにおいては打ってつけの1枚である。
ただしマナ・コストが6マナと抱き合わせとしては破格だが全体除去としては重いため、それまでに押し切られてしまわないようマナ加速と合わせて運用したい。除去と土地伸ばしを兼ねた古き神々への拘束/Binding the Old Godsは相性が良い。
リアニメイト先は1枚でもゲームを終わらせられるプレインズウォーカーが第一候補で、その中でも除去1枚では対処されない盤面を即座に作れるトークン生成能力持ちが特に強力。他は燃えルーンの悪魔/Burning-Rune Demonがリアニメイトしたいカードをピンポイントに墓地に落とせる上に自身も6/6飛行とフィニッシャーになれるのでこちらも候補となる。勝利には直接結び付かないが、献身的な精霊術士/Ardent Elementalistなどをリアニメイトして雪上の血痕を回収するのも制圧力の点で魅力的。後述の通り、回収役が先に戦場に出ていても問題ない。
登場時のスタンダードは速めの環境であることからあまり使用されなかったが、ローテーション後は環境の低速化により黒単コントロールなどで採用されるようになった。蜘蛛の女王、ロルス/Lolth, Spider Queenとは相性が良く、自軍クリーチャーを吹き飛ばすことで忠誠度が稼げるほか、あちらの脆さをリアニメイトで補える。
- マナの支払い方によって効果が変化するルールについては向上呪文#ルールを参照。
- 戦場に戻すクリーチャーかプレインズウォーカーは解決時に選ぶ。雪上の血痕によって破壊されたクリーチャーかプレインズウォーカーを戦場に戻してもよい。
- 前半の効果で何も破壊しなくても後半のリアニメイト効果は有効。これを利用してクリーチャー数が上回っている時にはプレインズウォーカーを指定することでクリーチャーを守りながらリアニメイトだけ行うというプレイングができる。
[編集] 関連カード
[編集] サイクル
カルドハイムのレアの氷雪呪文サイクル。氷雪インスタントか氷雪ソーサリーで、唱えるために支払われた氷雪マナの点数に応じて効果が大きくなる向上呪文。
- 栄光の探索/Search for Glory
- 彫像の伝承/Graven Lore
- 雪上の血痕/Blood on the Snow
- ツンドラの噴気孔/Tundra Fumarole
- 霜の祝福/Blessing of Frost
