恐るべき仔竜/Fearsome Whelp

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自[[ターン]]の[[終了ステップ]]を迎えるたび、[[手札]]の[[ドラゴン]]を[[永久に]][[軽い|軽く]]できる2[[マナ]]のドラゴン。[[速攻]]も持つ。
  
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[[コスト減少カード]]の一種だが、[[紙|テーブルトップ]]で一般的なそれとは異なり、終了ステップまで維持できれば以降は[[除去]]されてもコスト減少が続く。そのため、この手の[[カード]]に頼った[[デッキ]]にありがちな除去された時に動きが大きく鈍るという事態が発生しづらくなっている。コスト減少は重複するため、複数ターンの維持ができればドラゴンと他の呪文を同一ターンに[[唱える]]といったことも狙いやすい。ただし[[誘発]]タイミングの都合上[[ドロー・ステップ]]に[[引く|引いた]]ばかりのドラゴンを即コスト軽減して出す、ということができないことは留意したい。
  
実装時点の[[アルケミー]]では同じくドラゴンの早出しを促進する[[オーブ・オヴ・ドラゴンカインド/Orb of Dragonkind]]と併用可能であり、また同セットでは早く出すほど能力が有効に働きやすい[[街裂きの暴君/Town-razer Tyrant]]が登場しているため、[[ドラゴン (デッキ)|ドラゴンデッキ]]を組むのにうってつけの状況であると言える。
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実装時点の[[アルケミー]]では同じくドラゴンの早出しを促進する[[オーブ・オヴ・ドラゴンカインド/Orb of Dragonkind]]と併用可能であり、また同セットでは早く出すほど能力が有効に働きやすい[[街裂きの暴君/Town-Razer Tyrant]]が登場しているため、[[ドラゴン (デッキ)|ドラゴンデッキ]]を組むのにうってつけの状況であると言える。
  
*[[龍王の召使い/Dragonlord's Servant]]のような類似カードとは異なり、これ自身がドラゴンであるため[[ドラゴンの女王の寺院/Temple of the Dragon Queen]]のような[[部族カード]]が使いやすくなるのも利点。
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*[[龍王の召使い/Dragonlord's Servant]]のような類似カードとは異なり、これ自身がドラゴンであるため[[ドラゴンの女王の寺院/Temple of the Dragon Queen]]のような[[タイプ的カード]]が使いやすくなるのも利点。
*[[アルケミー2022]]時点の[[Magic: The Gathering Arena|MTGアリーナ]]では実装されていないが、ドラゴンの[[クリーチャー・タイプ]]を持つ[[部族]][[呪文]]にも対応した書式となっている。
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*[[アルケミー:イニストラード]]時点の[[MTGアリーナ]]では実装されていないが、ドラゴンの[[クリーチャー・タイプ]]を持つ[[同族]][[呪文]]にも対応した書式となっている。
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==[[再調整]]==
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実装時のテキストは以下の通り。
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|カードテキスト=飛行<br>あなたの終了ステップの開始時に、あなたの手札にあるすべてのドラゴン(Dragon)・カードは「この呪文を唱えるためのコストは(1)少なくなる」を永久に得る。
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[[2022年]]1月27日の再調整で、速攻が付いた代わりに[[誘発]]がアップキープ開始時になる修整を受けた<ref>[https://magic.wizards.com/en/articles/archive/magic-digital/alchemy-rebalancing-january-27-2022 Alchemy Rebalancing for January 27, 2022]/[https://mtg-jp.com/reading/publicity/0035749/ 2022年1月27日 アルケミー再調整告知]([[Daily MTG]] [[2022年]]1月25日)</ref>。
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実装当時は[[戦場に出た]]ターン中に処理しないとコスト減少を止められなかったため、ドラゴンデッキの初動を爆発的かつ対処しづらいものにしており、それを問題視されての変更である。速攻はその埋め合わせとして、より[[戦闘]]に絡ませるために付けられた。
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その後、[[ローテーション]]によりアルケミーで使用不可になったことで再び元の終了ステップでの誘発に戻った。ただし、埋め合わせであったはずの速攻が残されたままのため、性能は実装時よりも向上している。
  
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==脚注==
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<references />
 
==参考==
 
==参考==
 
*[[コスト減少カード]]
 
*[[コスト減少カード]]
 
*[[カード個別評価:アルケミー:イニストラード]] - [[アンコモン]]
 
*[[カード個別評価:アルケミー:イニストラード]] - [[アンコモン]]

2024年9月9日 (月) 12:38時点における最新版


MTGアリーナ専用カード

Fearsome Whelp / 恐るべき仔竜 (1)(赤)
クリーチャー — ドラゴン(Dragon)

飛行、速攻
あなたの終了ステップの開始時に、あなたの手札にあるすべてのドラゴン(Dragon)・カードは「この呪文を唱えるためのコストは(1)少なくなる」を永久に得る。

1/1

アーティスト:Ilse Gort


ターン終了ステップを迎えるたび、手札ドラゴン永久に軽くできる2マナのドラゴン。速攻も持つ。

コスト減少カードの一種だが、テーブルトップで一般的なそれとは異なり、終了ステップまで維持できれば以降は除去されてもコスト減少が続く。そのため、この手のカードに頼ったデッキにありがちな除去された時に動きが大きく鈍るという事態が発生しづらくなっている。コスト減少は重複するため、複数ターンの維持ができればドラゴンと他の呪文を同一ターンに唱えるといったことも狙いやすい。ただし誘発タイミングの都合上ドロー・ステップ引いたばかりのドラゴンを即コスト軽減して出す、ということができないことは留意したい。

実装時点のアルケミーでは同じくドラゴンの早出しを促進するオーブ・オヴ・ドラゴンカインド/Orb of Dragonkindと併用可能であり、また同セットでは早く出すほど能力が有効に働きやすい街裂きの暴君/Town-Razer Tyrantが登場しているため、ドラゴンデッキを組むのにうってつけの状況であると言える。

[編集] 再調整

実装時のテキストは以下の通り。


旧オラクル

Fearsome Whelp / 恐るべき仔竜 (1)(赤)
クリーチャー — ドラゴン(Dragon)

飛行
あなたの終了ステップの開始時に、あなたの手札にあるすべてのドラゴン(Dragon)・カードは「この呪文を唱えるためのコストは(1)少なくなる」を永久に得る。

1/1


2022年1月27日の再調整で、速攻が付いた代わりに誘発がアップキープ開始時になる修整を受けた[1]

実装当時は戦場に出たターン中に処理しないとコスト減少を止められなかったため、ドラゴンデッキの初動を爆発的かつ対処しづらいものにしており、それを問題視されての変更である。速攻はその埋め合わせとして、より戦闘に絡ませるために付けられた。


旧オラクル

Fearsome Whelp / 恐るべき仔竜 (1)(赤)
クリーチャー — ドラゴン(Dragon)

飛行、速攻
あなたのアップキープの開始時に、あなたの手札にあるすべてのドラゴン(Dragon)・カードは「この呪文を唱えるためのコストは(1)少なくなる」を永久に得る。

1/1


その後、ローテーションによりアルケミーで使用不可になったことで再び元の終了ステップでの誘発に戻った。ただし、埋め合わせであったはずの速攻が残されたままのため、性能は実装時よりも向上している。

[編集] 脚注

  1. Alchemy Rebalancing for January 27, 2022/2022年1月27日 アルケミー再調整告知Daily MTG 2022年1月25日)

[編集] 参考

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