小走り犬/Scuttlemutt

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これだけメリット能力が付いた[[アーティファクト・クリーチャー]]にしては、3マナ2/2とクリーチャーとしての性能も悪くない。
 
これだけメリット能力が付いた[[アーティファクト・クリーチャー]]にしては、3マナ2/2とクリーチャーとしての性能も悪くない。
  
[[シャドウムーア・ブロック]]の[[リミテッド]]では[[マナ基盤]]を安定させつつ[[戦闘]]要員となるため優秀。2番目の能力も、[[亜神]][[オーラ]]や[[シスルダウンのしもべ/Thistledown Liege|しもべサイクル]]の恩恵を受けさせたりと様々な使い方が考えられる。
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[[シャドウムーア・ブロック]]の[[リミテッド]]では[[マナ基盤]]を安定させつつ[[戦闘]]要員となるため優秀。2番目の能力も、[[亜神 (サイクル)|亜神]][[オーラ]]や[[シスルダウンのしもべ/Thistledown Liege|しもべサイクル]]の恩恵を受けさせたりと様々な使い方が考えられる。[[5色]]を選ぶこともできるため[[合同勝利/Coalition Victory]]も狙える。
  
[[基本セット2020]]に[[再録]]。こちらでは2番目の能力は[[敬虔な命令/Devout Decree]]などの[[色対策カード]]や[[プロテクション]]を持ったクリーチャーと組み合わせたり、あるいはそれらに対する対策として機能する。
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[[基本セット2020]]に[[再録]]。こちらでも[[マナ・クリーチャー]]としてはもちろん、[[敬虔な命令/Devout Decree]]などの[[色対策カード]]や[[プロテクション]]を持ったクリーチャーと組み合わせたり、あるいはそれらに対する対策として採用できる。
  
*読みは「こばしり'''いぬ'''」({{Gatherer|id=174138}})。
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*読みは「こばしり'''いぬ'''」。なお[[カード名]]の「mutt」は「バカ」「のろま」「雑種のバカ犬」といった軽蔑語である「muttonhead」の短縮形。日本語版だと「ちょこちょこ走り回る犬」という可愛い姿が想像されるが、[[クリーチャー・タイプ]][[]](当時は[[猟犬]])を含まないことや、暗く残酷な世界である[[ローウィン/Lorwyn|シャドウムーア/Shadowmoor]]の設定を踏まえるに「急いでもやっぱり遅いのろま」という悪口のようなニュアンスが正しい。
*[[カード名]]の「mutt」は、「muttonhead(羊肉頭。ばか、のろま)」の短縮形であり、軽蔑語で犬、特に雑種犬といった意味である。[[テンプレート]]で雑種犬と訳される「Mongrel」も人に対しては軽蔑的な意味を持つ。
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**muttの部分は、ドイツ語版やポルトガル語版などでは「バカ」や「道化」の意味で訳されている。中国語版では「草人(カカシ)」となっているが、これはカカシが「突っ立っているだけの役立たず」という侮蔑に使われることを踏まえた意訳と考えられる。
*同じ[[アーティファクト]]である[[番犬/Watchdog]][[死体の野犬/Corpse Cur]]と違い、こいつだけは[[猟犬]]ではないらしい。いずれも犬らしからぬ奇怪な[[]]であることは共通しているが……。
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*実際の{{Gatherer|id=174138}}を眺めても名前から想像されるかわいらしさは見出しがたい。ちなみに「堕ちたツリーフォークを素材としたキスキン製の構築物」というコンセプトから[[突風粉の魔道士/Galepowder Mage]]の{{Gatherer|id=156058}}の意匠が随所に用いられている<ref>[https://web.archive.org/web/20080924215152/http://www.wizards.com/Magic/Magazine/Article.aspx?x=mtgcom/daily/db46 Art Appreciation: Jeremy Jarvis(Internet Archive)]([[2008年]]7月23日)</ref>。
  
 
==関連カード==
 
==関連カード==
 
*[[マナリス/Manalith]] - クリーチャーではない3マナの[[マナ・アーティファクト]]の基本。([[基本セット2012]])
 
*[[マナリス/Manalith]] - クリーチャーではない3マナの[[マナ・アーティファクト]]の基本。([[基本セット2012]])
*[[合金のマイア/Alloy Myr]] - 2つ目の能力が無い[[下位互換]]だが[[マイア]]なので小走り犬より[[部族 (俗称)|部族]][[シナジー]]を期待できる。([[新たなるファイレクシア]])
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*[[合金のマイア/Alloy Myr]] - 2つ目の能力が無い[[下位互換]]。([[新たなるファイレクシア]])
 
*[[乳白色の一角獣/Opaline Unicorn]] - 合金のマイアより更に[[パワー]]が1低い下位互換。([[テーロス]])
 
*[[乳白色の一角獣/Opaline Unicorn]] - 合金のマイアより更に[[パワー]]が1低い下位互換。([[テーロス]])
  
 
==参考==
 
==参考==
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<references />
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*[[カード名英語辞典#犬|mutt]]([[カード名英語辞典]])
 
*[[カード個別評価:シャドウムーア]] - [[コモン]]
 
*[[カード個別評価:シャドウムーア]] - [[コモン]]
 
*[[カード個別評価:基本セット2020]] - [[アンコモン]]
 
*[[カード個別評価:基本セット2020]] - [[アンコモン]]
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*[[カード個別評価:Jumpstart]] - [[アンコモン]]

2024年7月1日 (月) 15:22時点における最新版


Scuttlemutt / 小走り犬 (3)
アーティファクト クリーチャー — カカシ(Scarecrow)

(T):好きな色1色のマナ1点を加える。
(T):クリーチャー1体を対象とする。色1色か色複数を選ぶ。ターン終了時まで、それはその選ばれた色になる。

2/2

好きなマナを生み出せるマナ能力に加えて、クリーチャーの色を変える能力を持つカカシ

これだけメリット能力が付いたアーティファクト・クリーチャーにしては、3マナ2/2とクリーチャーとしての性能も悪くない。

シャドウムーア・ブロックリミテッドではマナ基盤を安定させつつ戦闘要員となるため優秀。2番目の能力も、亜神オーラしもべサイクルの恩恵を受けさせたりと様々な使い方が考えられる。5色を選ぶこともできるため合同勝利/Coalition Victoryも狙える。

基本セット2020再録。こちらでもマナ・クリーチャーとしてはもちろん、敬虔な命令/Devout Decreeなどの色対策カードプロテクションを持ったクリーチャーと組み合わせたり、あるいはそれらに対する対策として採用できる。

  • 読みは「こばしりいぬ」。なおカード名の「mutt」は「バカ」「のろま」「雑種のバカ犬」といった軽蔑語である「muttonhead」の短縮形。日本語版だと「ちょこちょこ走り回る犬」という可愛い姿が想像されるが、クリーチャー・タイプ(当時は猟犬)を含まないことや、暗く残酷な世界であるシャドウムーア/Shadowmoorの設定を踏まえるに「急いでもやっぱり遅いのろま」という悪口のようなニュアンスが正しい。
    • muttの部分は、ドイツ語版やポルトガル語版などでは「バカ」や「道化」の意味で訳されている。中国語版では「草人(カカシ)」となっているが、これはカカシが「突っ立っているだけの役立たず」という侮蔑に使われることを踏まえた意訳と考えられる。
  • 実際のイラストを眺めても名前から想像されるかわいらしさは見出しがたい。ちなみに「堕ちたツリーフォークを素材としたキスキン製の構築物」というコンセプトから突風粉の魔道士/Galepowder Mageイラストの意匠が随所に用いられている[1]

[編集] 関連カード

[編集] 参考

  1. Art Appreciation: Jeremy Jarvis(Internet Archive)(2008年7月23日)
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