誇示
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*[[攻撃]]が必要で1[[ターン]]に1回のみと、単体での挙動は[[マナ]]を要求する攻撃[[誘発型能力]]に近い。([[黄金口の勇者/Goldmaw Champion]]と[[ハズダーの罠部隊/Haazda Snare Squad]]など) | *[[攻撃]]が必要で1[[ターン]]に1回のみと、単体での挙動は[[マナ]]を要求する攻撃[[誘発型能力]]に近い。([[黄金口の勇者/Goldmaw Champion]]と[[ハズダーの罠部隊/Haazda Snare Squad]]など) | ||
+ | *誇示を扱う[[次元]][[カード]]として[[包囲されたバイキング村/Besieged Viking Village]]が存在する。 | ||
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===開発秘話=== | ===開発秘話=== | ||
[[展望デザイン・チーム]]は北欧神話やヴァイキングで人々が連想する重要な要素として「戦い」のフレーバーが必要として、「燃葬/cremate」あるいは「葬火/pyre」と呼ばれる[[墓地]]のクリーチャー・カードを[[追放]]することをコストとする[[メカニズム]]をデザインした。[[セット・デザイン・チーム|セット・デザイン]]の過程でそれらの数は減らされ、代わりに「栄光/glory」と呼ばれる新たな戦闘向けのメカニズムが導入され、最終的に誇示となった。 | [[展望デザイン・チーム]]は北欧神話やヴァイキングで人々が連想する重要な要素として「戦い」のフレーバーが必要として、「燃葬/cremate」あるいは「葬火/pyre」と呼ばれる[[墓地]]のクリーチャー・カードを[[追放]]することをコストとする[[メカニズム]]をデザインした。[[セット・デザイン・チーム|セット・デザイン]]の過程でそれらの数は減らされ、代わりに「栄光/glory」と呼ばれる新たな戦闘向けのメカニズムが導入され、最終的に誇示となった。 | ||
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+ | デザイン・チームの意図する所としては、前述したような「マナの必要な攻撃誘発型能力」に近い物であったが、一般的なプレイヤーにとっては「[[起動]]タイミングが限られた不利益な[[メカニズム]]」と捉えられてしまい、メカニズムのテンプレートの仕方がどう受け取られるかに影響したと[[Mark Rosewater]]は分析している。 | ||
==参考== | ==参考== | ||
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*[https://mtg-jp.com/reading/translated/0034719/ 『カルドハイム』リミテッド・プレビュー]([[Daily MTG]] 2021年1月14日) | *[https://mtg-jp.com/reading/translated/0034719/ 『カルドハイム』リミテッド・プレビュー]([[Daily MTG]] 2021年1月14日) | ||
*[https://mtg-jp.com/reading/translated/0034732/ 『カルドハイム』のセットデザインをリードする]([[Daily MTG]] 2021年1月19日) | *[https://mtg-jp.com/reading/translated/0034732/ 『カルドハイム』のセットデザインをリードする]([[Daily MTG]] 2021年1月19日) | ||
+ | *[https://mtg-jp.com/reading/mm/0036597/ ストーム値:『エルドレインの王権』~『ストリクスヘイヴン:魔法学院』 その2](Making Magic [[2023年]]1月3日) | ||
*[[キーワード能力]] | *[[キーワード能力]] | ||
*[[ルーリング]] | *[[ルーリング]] |
2024年7月1日 (月) 14:32時点における最新版
誇示/Boast | |
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種別 | 起動型能力 |
登場セット | カルドハイム ドクター・フー統率者デッキ イクサラン:失われし洞窟統率者デッキ アサシンクリード |
CR | CR:702.142 |
誇示(こじ)/Boastは、カルドハイムで登場したキーワード能力。これを持つカードが戦場にあるときに機能する起動型能力である。
クリーチャー — 人間(Human) 狂戦士(Berserker)
先制攻撃
あなたが誇示能力を起動するためのコストは、あなたがコントロールしているドラゴン(Dragon)1体につき(1)少なくなる。
誇示 ― (4)(赤):飛行を持つ赤の5/5のドラゴン・クリーチャー・トークン1体を生成する。(このターンにこのクリーチャーが攻撃していたときにのみ、毎ターン1回のみ起動できる。)
クリーチャー — デーモン(Demon) 狂戦士(Berserker)
あなたが誇示能力を起動するたび、熱狂した略奪者の上に+1/+1カウンター1個を置く。
2/2[編集] 定義
誇示 - [コスト]:[効果]/Boast - [コスト]:[効果]は、「[コスト]:[効果]。この能力はこのクリーチャーがこのターンに攻撃していたときにしか起動できず、ターンに1度しか起動できない。」を意味する。
[編集] 解説
カルドハイム/Kaldheimの戦士たちが、己の偉業を自慢する様を示したキーワード能力。
カルドハイムでは青以外の色に存在するが、特に白と黒と赤に存在する。誇示を参照するカードとして、クリーチャーが誇示するたびに強化される熱狂した略奪者/Frenzied Raider、起動コストを軽くする龍族の狂戦士/Dragonkin Berserker、2回起動できるようにする語りの神、ビルギ/Birgi, God of Storytellingが存在する。
- 攻撃が必要で1ターンに1回のみと、単体での挙動はマナを要求する攻撃誘発型能力に近い。(黄金口の勇者/Goldmaw Championとハズダーの罠部隊/Haazda Snare Squadなど)
- 誇示を扱う次元カードとして包囲されたバイキング村/Besieged Viking Villageが存在する。
[編集] ルール
- 「攻撃した」とは攻撃クリーチャー指定ステップで攻撃クリーチャーとして指定することを示す。攻撃している状態で戦場に出たクリーチャーは誇示能力を起動できない。
- そのクリーチャーが攻撃したなら、攻撃クリーチャー指定ステップからそのターンが終わるまでの間に誇示能力を起動できる。そのクリーチャーが攻撃クリーチャーでなくなったり、戦闘フェイズが終わっても起動することができる。
- 一見能力語のように見えるが、キーワード能力である。予見も参照。
[編集] 開発秘話
展望デザイン・チームは北欧神話やヴァイキングで人々が連想する重要な要素として「戦い」のフレーバーが必要として、「燃葬/cremate」あるいは「葬火/pyre」と呼ばれる墓地のクリーチャー・カードを追放することをコストとするメカニズムをデザインした。セット・デザインの過程でそれらの数は減らされ、代わりに「栄光/glory」と呼ばれる新たな戦闘向けのメカニズムが導入され、最終的に誇示となった。
デザイン・チームの意図する所としては、前述したような「マナの必要な攻撃誘発型能力」に近い物であったが、一般的なプレイヤーにとっては「起動タイミングが限られた不利益なメカニズム」と捉えられてしまい、メカニズムのテンプレートの仕方がどう受け取られるかに影響したとMark Rosewaterは分析している。
[編集] 参考
- 「誇示」でテキスト検索
- 『カルドハイム』のメカニズム(Daily MTG 2021年1月7日)
- 北方へ その2(Making Magic 2021年1月18日)
- 『カルドハイム』リミテッド・プレビュー(Daily MTG 2021年1月14日)
- 『カルドハイム』のセットデザインをリードする(Daily MTG 2021年1月19日)
- ストーム値:『エルドレインの王権』~『ストリクスヘイヴン:魔法学院』 その2(Making Magic 2023年1月3日)
- キーワード能力
- ルーリング