ナメクジ

提供:MTG Wiki

(版間での差分)
移動: 案内, 検索
(毒吐きナメクジの投稿内容と矛盾してません?)
 
(9人の利用者による、間の14版が非表示)
1行: 1行:
'''ナメクジ'''/''Slug''は、カタツムリの仲間なのに嫌われ者の[[クリーチャー・タイプ]]。作物や園芸植物に害を与える。
+
'''ナメクジ'''/''Slug''[[クリーチャー・タイプ]]の1つ。
  
{{#card:Spitting Slug}}
+
{{#card:Giant Slug}}
{{#card:Rocket-Powered Turbo Slug}}
+
{{#card:Thermopod}}
 +
{{#card:Toxrill, the Corrosive}}
  
はるか昔の[[エキスパンション]]に2体だけ存在していたが、冗談セットの[[アンヒンジド]]で復活してしまった。その後、懐古的エキスパンションの[[コールドスナップ]]でも新種が登場。
+
初出は[[レジェンド (エキスパンション)|レジェンド]]の[[大ナメクジ/Giant Slug]]。長い間これと[[ザ・ダーク]]の[[毒吐きナメクジ/Spitting Slug]]しか存在しなかったが、[[アン・セット]]の[[アンヒンジド]]で登場した[[Rocket-Powered Turbo Slug]]によって少し有名になった。
  
この中で特筆すべきはその[[Rocket-Powered Turbo Slug]]であろう。ナメクジはご存知の通り、緩慢な動作が特徴であるのに、よりにもよって「超速攻」などという[[能力]]が備わっているのだから。しかもなんかロケット噴射しているし。流石は[[銀枠]]世界である。たぶん、「Slug」には「弾丸」「猛打」とかいう意味もあるからかもしれない。ちなみに、その後に出た[[熱足ナメクジ/Thermopod]]も自ら[[速攻]]を得る能力を持っている。もしかして[[マジック:ザ・ギャザリング|マジック]]世界のナメクジとはこういう生物なのかもしれない。
+
[[ミラディン]]の[[腐食ナメクジ/Molder Slug]][[ビースト]]だったため絶滅するかと思われたが、[[コールドスナップ]]で新種が登場。[[クリーチャー・タイプ#ローウィン時の大再編|クリーチャー・タイプ大再編]]で腐食ナメクジもナメクジの[[サブタイプ]]を取得した。その後も少数の[[カード]]が登場しており、どうやら絶滅は免れた模様。
  
能力としての統一性はなく、[[伝説のクリーチャー]][[ロード (俗称)|ロード]]も存在しない。[[]]もバラバラ。[[ミラディン]]の[[腐食ナメクジ/Molder Slug]][[ビースト]]だったので、Rocket-Powered Turbo Slugが登場しなければビーストに統合するのではないかと思われていたが、その腐食ナメクジも[[2007年9月サブタイプ変更]]でナメクジの[[サブタイプ]]を取得した。
+
カードは[[]][[赤]]、[[緑]]に存在するが、共通したデザインは特に無い。
 +
 
 +
[[伝説の]]ナメクジは[[イニストラード:真紅の契り]]現在[[蝕むもの、トクスリル/Toxrill, the Corrosive]]のみ。これはナメクジの[[タイプ的カード]]であり、黒の1/1のナメクジ・[[トークン]]を[[生成]]するカードでもある。
 +
 
 +
*Rocket-Powered Turbo Slugは「素早いナメクジ」という[[アン・ゲーム|ジョーク]]だったのだが、直後に[[速攻]]を得られる[[熱足ナメクジ/Thermopod]]が(しかも[[黒枠]]で)登場してしまったため、「[[マジック:ザ・ギャザリング|マジック]]世界のナメクジは速い」というイメージが強く定着してしまった。当時のナメクジ総数4体のうち2体が速攻(超速攻)持ちとあっては致し方なし。
 +
*[[ゼンディカー・ブロック]]を描いた小説[[Zendikar: In the Teeth of Akoum]]にて、[[ニッサ・レヴェイン/Nissa Revane (ストーリー)|ニッサ・レヴェイン/Nissa Revane]]が巨大な砂ナメクジの丸焼きを食べるシーンがあり、いつの間にか「ナメクジといえばニッサ」というイメージが定着してしまっている。同行していた[[ソリン・マルコフ/Sorin Markov (ストーリー)|ソリン・マルコフ/Sorin Markov]]は嫌そうにしていたが、[[ゴブリン/Goblin#ゼンディカー|ゴブリン/Goblin]]達は群がるように食し、[[吸血鬼/Vampire#ゼンディカー|吸血鬼/Vampire]]の[[アノワン/Anowon]]もニッサに倣って口にしている。その他、[[ミラディン・ブロック]]の小説[[The Moons of Mirrodin]]でも、[[グリッサ/Glissa]]家の食卓にパリパリに焼いた[[腐食ナメクジ/Molder Slug]]が並んでいる。[[多元宇宙/Multiverse]]の[[エルフ/Elf]]にとっては一般的な食材なのかもしれない。
  
 
==参考==
 
==参考==
 
*{{WHISPER検索/サブタイプ|Slug|ナメクジ(Slug)}}
 
*{{WHISPER検索/サブタイプ|Slug|ナメクジ(Slug)}}
 +
*{{WHISPER検索/カードテキスト|{Slug}|ナメクジ(Slug)}}
 
*[[クリーチャー・タイプ解説]]
 
*[[クリーチャー・タイプ解説]]
  
 
[[Category:クリーチャー・タイプ|なめくし]]
 
[[Category:クリーチャー・タイプ|なめくし]]

2024年6月27日 (木) 06:56時点における最新版

ナメクジ/Slugクリーチャー・タイプの1つ。


Giant Slug / 大ナメクジ (1)(黒)
クリーチャー — ナメクジ(Slug)

(5):あなたの次のアップキープの開始時に、基本土地タイプを1つ選ぶ。大ナメクジはそのターンの終了時まで、選ばれたタイプの土地渡りを得る。(それは、防御プレイヤーがそのタイプの土地をコントロールしているかぎりブロックされない。)

1/1


Thermopod / 熱足ナメクジ (4)(赤)
氷雪クリーチャー — ナメクジ(Slug)

(氷):ターン終了時まで、熱足ナメクジは速攻を得る。((氷)は氷雪である発生源からのマナ1点で支払うことができる。)
クリーチャーを1体生け贄に捧げる:(赤)を加える。

4/3


Toxrill, the Corrosive / 蝕むもの、トクスリル (5)(黒)(黒)
伝説のクリーチャー — ナメクジ(Slug) ホラー(Horror)

各終了ステップの開始時に、あなたがコントロールしていない各クリーチャーの上にそれぞれスライム(slime)・カウンター1個を置く。
あなたがコントロールしていない各クリーチャーは、それぞれその上にあるスライム・カウンター1個につき-1/-1の修整を受ける。
スライム・カウンターが置かれていてあなたがコントロールしていないクリーチャー1体が死亡するたび、黒の1/1のナメクジ(Slug)・クリーチャー・トークン1体を生成する。
(青)(黒),ナメクジ1体を生け贄に捧げる:カード1枚を引く。

7/7

初出はレジェンド大ナメクジ/Giant Slug。長い間これとザ・ダーク毒吐きナメクジ/Spitting Slugしか存在しなかったが、アン・セットアンヒンジドで登場したRocket-Powered Turbo Slugによって少し有名になった。

ミラディン腐食ナメクジ/Molder Slugビーストだったため絶滅するかと思われたが、コールドスナップで新種が登場。クリーチャー・タイプ大再編で腐食ナメクジもナメクジのサブタイプを取得した。その後も少数のカードが登場しており、どうやら絶滅は免れた模様。

カードはに存在するが、共通したデザインは特に無い。

伝説のナメクジはイニストラード:真紅の契り現在蝕むもの、トクスリル/Toxrill, the Corrosiveのみ。これはナメクジのタイプ的カードであり、黒の1/1のナメクジ・トークン生成するカードでもある。

[編集] 参考

MOBILE