Proposal

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[[Richard Garfield|リチャード・ガーフィールド]]氏が後のリリー夫人にプロポーズをするために製作した[[カード]]。
 
[[Richard Garfield|リチャード・ガーフィールド]]氏が後のリリー夫人にプロポーズをするために製作した[[カード]]。
 
数少ない[[クァドラプルシンボル]][[呪文]]の1つでもある。
 
数少ない[[クァドラプルシンボル]][[呪文]]の1つでもある。
伝説によれば、実際にこのカードを忍ばせた[[デッキ]]で対戦したが[[色拘束]]がきついためデッキには1枚しか入れられず、3ゲーム目にようやく引き当てたと言われている。もちろん、リリー女史は快諾したとのこと。
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伝説によれば、リチャード氏は実際にこのカードを忍ばせた[[デッキ]]で対戦してプロポーズしようとしたものの、[[色拘束]]がきついこのカードのせいでデッキの[[マナ・バランス]]が崩れるのはゲーマー魂が許さず、1枚しか入れなかったため、引き当てて[[プレイ]]したのは3ゲーム目であったと言われている。もちろん、リリー女史は快諾したとのこと。
  
 
合計9枚が製作され、1枚はガーフィールド氏本人が所有、1枚はイラストを描いた[[Quinton Hoover]]に送られたが、盗難により紛失している。
 
合計9枚が製作され、1枚はガーフィールド氏本人が所有、1枚はイラストを描いた[[Quinton Hoover]]に送られたが、盗難により紛失している。
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実際に[[カード]]として存在するわけではなく、[[基本土地]]に貼り付けて使用するシールの形で製作された。
 
実際に[[カード]]として存在するわけではなく、[[基本土地]]に貼り付けて使用するシールの形で製作された。
  
ガーフィールド氏はこのカードの画像が公開されることを望んでいないため、現在でもどのようなイラストだったのかは明らかにされていない。
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*このカードのイラストは、ガーフィールド氏の希望により公開されていない。[[GAME JAPAN|ゲームジャパン]]2011年2月号のインタビューで氏は、「私がQuinton Hoover氏にオーダーしたのはお姫様のように着飾ったリリーの前に、正装の私が膝まずいて『結婚してください』とプロポーズしている絵」とコメントしている。
と思ったら[[Magic Workstation|MWS]]の画像データファイルを漁るとイラストだけは見つかったりする。
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*[[Magic Workstation|MWS]]の画像データファイルを漁ると対応するイラストが登録されているが「どう見てもQuinton氏の絵柄じゃない」という意見もあり、おそらくはデータの据わりをよくするために適当なイラストを当てはめただけのニセモノであろうと思われる。あるいは本物かもしれないが、真相は誰にも分からない。
不思議不思議。まあそれが本物なのかは誰にも分からないわけだが。
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「どう見てもQuinton氏の絵柄じゃない」と言う人もおり、可能性もあまり高くない模様。
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*[[Richard Garfield, Ph.D.]]と[[曙光の精霊/Dawn Elemental]]があると誰でも使用可能。厳密には下記のようにいろいろ制約があるものの、[[アン・ゲーム]]流の粋な解釈で使ってみてはいかが? →[[若月繭子]]
  
*[[GAME JAPAN|ゲームジャパン]]2011年2月号のインタビューでガーフィールド氏は、「私がQuinton Hoover氏にオーダーしたのはお姫様のように着飾ったリリーの前に、正装の私が膝まずいて『結婚してください』とプロポーズしている絵」とコメントしている。
 
*[[Richard Garfield, Ph.D.]]と[[曙光の精霊/Dawn Elemental]]があると使えてしまうが、[[あなた]]がリチャードで[[対戦相手]]がリリーでなければ意味は無いだろう。しかし本名がそうでなくてもニックネームでそういうことにしておけばゴールインである。更に[[分かち合う運命/Shared Fate]]や[[精神隷属器/Mindslaver]]も駆使すれば、相手に撃ってもらうことも可能。大抵の相手には怪訝な顔をされるだろうが。
 
**この精神隷属器を使った[[コンボ]]は、実際のところほとんど意味が無い。あなたがリチャードで相手がリリーならば、相手にProposalを撃ってもらったとしてもプロポーズを行うのはあなたである。そして、あなたがリリーで相手がリチャードならば、あなたが普通にProposalを撃てば、相手にプロポーズしてもらえるのである。
 
**実は、あなたとその対戦相手がそれぞれリチャードとリリーである必要は無かったりする。横にリチャードとリリーという観戦者が居たりしたら、その人達にプロポーズをさせる事もできる。物凄く迷惑な使い方ではあるが…。
 
*勝利する際にお互いが[[白金の天使/Platinum Angel]]を[[コントロール (ルール用語)|コントロール]]していると、ゲームが混沌としてくる。どちらも勝利できない割に、[[トークン]]と[[ライフ]]と[[手札]]以外はすべて[[ライブラリー]]に戻って、さらに1つの[[デッキ]]≒[[ライブラリー]]となってしまうからだ。
 
**一方だけが白金の天使をコントロールしている場合、プロポーズが受け入れられてハッピー・エンドのはずなのに、一方的に勝敗が分かれてしまう。これも微妙な結末である。
 
 
*いうまでも無く最悪の展開は「[[打ち消す|カウンター]]」されることだろう。[[拒絶/Abjure]]を用意されていたら、いさぎよく諦めよう。
 
*いうまでも無く最悪の展開は「[[打ち消す|カウンター]]」されることだろう。[[拒絶/Abjure]]を用意されていたら、いさぎよく諦めよう。
 
*ある意味カウンターよりも恐ろしいのが[[手札破壊]]である。手札に潜むこれを[[断念/Abandon Hope]]で晒された上に叩き落されたりしたら泣くに泣けない。相手が[[青]]や[[黒]]使いだと緊張感が桁違い。
 
*ある意味カウンターよりも恐ろしいのが[[手札破壊]]である。手札に潜むこれを[[断念/Abandon Hope]]で晒された上に叩き落されたりしたら泣くに泣けない。相手が[[青]]や[[黒]]使いだと緊張感が桁違い。
*[[投了]]はいつでもできるため、プロポーズより敗北を選ぶ事が可能。
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*演出を考慮するなら、[[唱える]]まではこれがデッキに入っていることを秘密にしておくべきところ。何か口実をつけて[[手札]]や[[ライブラリー]]に触れられるカードを一切入れていないデッキを渡してそれを使ってもらおう。
*このカードで行えるのはあくまでもプロポーズまでであり、[[ゲーム]]の勝敗を問題としないならば、それを受けるかどうかは相手次第である。意中の相手でない人物に使われたら、きっぱりと断る勇気を持とう。
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**あえてデッキに入れずに[[死せる願い/Death Wish]]や[[首謀者の収得/Mastermind's Acquisition]]で[[ゲームの外部]]から持ってくる[[プレイング]]をすれば覗かれる心配はない。
**そしてプロポーズを受けたとしても、実際に結婚するかどうかはまた当人次第である。とはいっても、目先の勝利のためだけにこのカードを使ったり、結婚する気もないのにプロポーズを受けたりするのは、裁判沙汰になりかねないのでお勧めできない。
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*[[アンティ]]に賭けるというのもドラマチックで良いかもしれない。
*間違っても[[アンティ]]に賭けないように。
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*その後長い時を経て、同じく[[ウィザーズ・オブ・ザ・コースト]]開発の[[デュエル・マスターズ]]にて同種のカードが登場した。([https://dm-wiki.net/%E3%80%8A%E7%B5%90%E5%A9%9A%E3%81%97%E3%81%A6%E3%81%8F%E3%82%8C%E3%82%84%E3%81%81%21%21%E3%80%8B 参考])
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**[[常在型能力]]で全ての[[プレイヤー]]を幸せに包み、[[起動型能力]]でプロポーズする[[エンチャント]]となっている。[[名前]]拘束がない分プロポーズは容易だが、奇襲性が薄い点は評価が分かれるか。
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*さらに長い時を経て、[[銀枠]][[コラボレーション]]・セット「[[Ponies: The Galloping]]」にて本カードと同様に複数の<del>プレイヤー</del>ポニーを勝利させる[[起動型能力]]を持つ[[クリーチャー]]である[[Princess Twilight Sparkle]]が登場した。
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==ルール==
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*額面通りに解釈すれば、リチャードとリリーの対戦でなければ意味は無い。しかし本名がそうでなくてもニックネームだとでもしておけばゴールインである。
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**[[あなた]]がリチャードで[[対戦相手]]がリリーの状況で使うのが本来のデザインだが、リリー側が唱えても問題はない。その場合でも「リチャードはリリーにプロポーズする」という効果であることは変わりない。
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**リリー側は「プロポーズを受けるか受けないか選択可能」なのに対し、リチャード側は「プロポーズすることは強制」である。ただし[[投了]]はいつでもできるため、リチャード側は「プロポーズより敗北を選ぶ」事が可能。
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*[[分かち合う運命/Shared Fate]]や[[精神隷属器/Mindslaver]]も駆使すれば、相手に撃ってもらうことも可能。大抵の相手には怪訝な顔をされるだろうが。
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**もっともこの[[コンボ]]は実際のところほとんど意味が無い。上述通り、この呪文を誰がコントロールしていようとも、プロポーズを行うのはリチャードで選択の権利があるのはリリーであることは変わらないので、自分でProposalを撃った場合と全く変わらない。
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**なお、リチャードがリリーに対して精神隷属器を使った上でこのカード使えばプロポーズの返事を勝手に決めることは出来る。まあ、冷たい視線と共に投了を告げられるだけだろうが。
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*リチャードとリリーは[[プレイヤー]]でなければならないとはどこにも書いていないので、横にリチャードとリリーという観戦者が居たりしたら、その人達にプロポーズをさせる事もできる。物凄く迷惑な使い方ではあるが…。
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**そして、受け入れられたら受け入れられたで、戦場のカードがその人達のデッキとなって没収されるのである。
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**観戦者のリチャードは[[投了]]によってプロポーズを拒否することができない。人生の墓場に入りたくなければ、早急にその場から逃げ出して「カードの指示の一部が実行不可能であった場合、その部分は無視される」を適用しよう。
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*[[白金の天使/Platinum Angel]]などの[[勝利]]を禁止する能力と組み合わせると、プロポーズが受け入れられてハッピー・エンドのはずなのに、一方的に勝敗が分かれてしまう。微妙な結末である。
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**あなたがリリーであれば、白金の天使を[[コントロール (ルール用語)|コントロール]]している状態でこれを使い一方的に勝利するデッキも構築可能。なお、リチャードの場合はプロポーズを断られるだけである。
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*お互いが[[勝利]]できない状態でプロポーズが成功した場合、[[トークン]]と[[ライフ]]と[[手札]]以外はすべて[[ライブラリー]]に戻って、さらに1つの[[デッキ]]≒[[ライブラリー]]となった状態で、ゲームをそのまま続行せねばならない。まあ、それはそれで仲が睦まじくてよろしいかもしれない。
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*このカードの[[効果]]はあくまでプロポーズまでなので、その先にある実際の結婚まではこのカードは関知しない。
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**プロポーズが成功したあとで、前言撤回して結婚しなかったとしても、あくまでマジックのルール上においては適正。ただし世間のルール(法律)的に適正かどうかが問題になる。いくら「[[マジックの黄金律|カードはルールに優先する]]」と言っても、裁判所が許してくれるかは保障できない。
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**同じく、婚姻が実行不可能である場合(例えば日本においては民法731条~737条に規定された[[Wikipedia:ja:結婚#日本法における結婚|婚姻障害事由]]に該当する場合)にも、世間のルールが優先される。もっともこちらの例の場合は、マジックのルールでも「[[不正な対象]]になにか実行させることはできない」が適用される、かも。
  
 
==[[サイクル]]==
 
==[[サイクル]]==
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*[[Splendid Genesis]]
 
*[[Splendid Genesis]]
 
*[[Fraternal Exaltation]]
 
*[[Fraternal Exaltation]]
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*[[Phoenix Heart]]
  
 
==参考==
 
==参考==
*[http://www.magiclibrary.net/rarities-garfield.html Garfield Event Cards](Magic Rarities、英文)
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*[http://www.magiclibrarities.net/rarities-garfield.html Garfield Event Cards](Magic Rarities、英文)
 
*[[カード個別評価:プロモーショナル・カード、特殊カード]]
 
*[[カード個別評価:プロモーショナル・カード、特殊カード]]

2024年6月12日 (水) 19:45時点における最新版


Proposal (白)(白)(白)(白)
ソーサリー

RichardはLilyにプロポーズする。このプロポーズが受け入れられた場合、両方のプレイヤーが勝利する。戦場に出ているカードと、双方のライブラリーと、双方の墓地を混ぜ合わせ、共有のデッキとする。


リチャード・ガーフィールド氏が後のリリー夫人にプロポーズをするために製作したカード。 数少ないクァドラプルシンボル呪文の1つでもある。

伝説によれば、リチャード氏は実際にこのカードを忍ばせたデッキで対戦してプロポーズしようとしたものの、色拘束がきついこのカードのせいでデッキのマナ・バランスが崩れるのはゲーマー魂が許さず、1枚しか入れなかったため、引き当ててプレイしたのは3ゲーム目であったと言われている。もちろん、リリー女史は快諾したとのこと。

合計9枚が製作され、1枚はガーフィールド氏本人が所有、1枚はイラストを描いたQuinton Hooverに送られたが、盗難により紛失している。 残りの7枚は結婚パーティで友人に配られ、現在も大切に保管されているという。

実際にカードとして存在するわけではなく、基本土地に貼り付けて使用するシールの形で製作された。

  • このカードのイラストは、ガーフィールド氏の希望により公開されていない。ゲームジャパン2011年2月号のインタビューで氏は、「私がQuinton Hoover氏にオーダーしたのはお姫様のように着飾ったリリーの前に、正装の私が膝まずいて『結婚してください』とプロポーズしている絵」とコメントしている。
  • MWSの画像データファイルを漁ると対応するイラストが登録されているが「どう見てもQuinton氏の絵柄じゃない」という意見もあり、おそらくはデータの据わりをよくするために適当なイラストを当てはめただけのニセモノであろうと思われる。あるいは本物かもしれないが、真相は誰にも分からない。

[編集] ルール

  • 額面通りに解釈すれば、リチャードとリリーの対戦でなければ意味は無い。しかし本名がそうでなくてもニックネームだとでもしておけばゴールインである。
    • あなたがリチャードで対戦相手がリリーの状況で使うのが本来のデザインだが、リリー側が唱えても問題はない。その場合でも「リチャードはリリーにプロポーズする」という効果であることは変わりない。
    • リリー側は「プロポーズを受けるか受けないか選択可能」なのに対し、リチャード側は「プロポーズすることは強制」である。ただし投了はいつでもできるため、リチャード側は「プロポーズより敗北を選ぶ」事が可能。
  • 分かち合う運命/Shared Fate精神隷属器/Mindslaverも駆使すれば、相手に撃ってもらうことも可能。大抵の相手には怪訝な顔をされるだろうが。
    • もっともこのコンボは実際のところほとんど意味が無い。上述通り、この呪文を誰がコントロールしていようとも、プロポーズを行うのはリチャードで選択の権利があるのはリリーであることは変わらないので、自分でProposalを撃った場合と全く変わらない。
    • なお、リチャードがリリーに対して精神隷属器を使った上でこのカード使えばプロポーズの返事を勝手に決めることは出来る。まあ、冷たい視線と共に投了を告げられるだけだろうが。
  • リチャードとリリーはプレイヤーでなければならないとはどこにも書いていないので、横にリチャードとリリーという観戦者が居たりしたら、その人達にプロポーズをさせる事もできる。物凄く迷惑な使い方ではあるが…。
    • そして、受け入れられたら受け入れられたで、戦場のカードがその人達のデッキとなって没収されるのである。
    • 観戦者のリチャードは投了によってプロポーズを拒否することができない。人生の墓場に入りたくなければ、早急にその場から逃げ出して「カードの指示の一部が実行不可能であった場合、その部分は無視される」を適用しよう。
  • 白金の天使/Platinum Angelなどの勝利を禁止する能力と組み合わせると、プロポーズが受け入れられてハッピー・エンドのはずなのに、一方的に勝敗が分かれてしまう。微妙な結末である。
    • あなたがリリーであれば、白金の天使をコントロールしている状態でこれを使い一方的に勝利するデッキも構築可能。なお、リチャードの場合はプロポーズを断られるだけである。
  • お互いが勝利できない状態でプロポーズが成功した場合、トークンライフ手札以外はすべてライブラリーに戻って、さらに1つのデッキライブラリーとなった状態で、ゲームをそのまま続行せねばならない。まあ、それはそれで仲が睦まじくてよろしいかもしれない。
  • このカードの効果はあくまでプロポーズまでなので、その先にある実際の結婚まではこのカードは関知しない。
    • プロポーズが成功したあとで、前言撤回して結婚しなかったとしても、あくまでマジックのルール上においては適正。ただし世間のルール(法律)的に適正かどうかが問題になる。いくら「カードはルールに優先する」と言っても、裁判所が許してくれるかは保障できない。
    • 同じく、婚姻が実行不可能である場合(例えば日本においては民法731条~737条に規定された婚姻障害事由に該当する場合)にも、世間のルールが優先される。もっともこちらの例の場合は、マジックのルールでも「不正な対象になにか実行させることはできない」が適用される、かも。

[編集] サイクル

Richard Garfield氏のイベント+記念カード。

[編集] 参考

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