シングルカード
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*[[用語集]] | *[[用語集]] |
2024年1月14日 (日) 21:08時点における最新版
シングルカード(Single Card)は、カードショップなどで個別のカードを1枚ごとに販売する販売方法。
[編集] 概要
マジックのカードを入手する方法は、基本的に小売店で市販されている各種製品(ブースターパックや構築済みデッキなど)を購入するのが一般的である。
しかし、コモンカードや構築済みデッキに確実に封入されているカードならばともかく、そうでないレアや神話レアのカードともなるとどれだけ多くの未開封製品を買っても欲しいカードを入手できるとは限らない。また、コモンやアンコモンのカードでも3枚4枚と必要な場合にはなかなか枚数が揃わない事もありえる。そもそも生産の終了したカード・セットの製品は基本的に手に入らない。そこで、カードショップなどではカードを1枚ごとに販売する「シングルカード」という販売方法が取られている。これはコレクションのみの「トレーディングカード」と同様である。
「トレーディング・カード『ゲーム』」たるマジックにおいては、カード評価に「強いか」「使えるか」といった基準も入ってくるので、シングルカード市場を巡る攻防は苛烈である。最新セットのトップレアともなると1枚数千円を越えることも珍しくない(→トップレア)。トーナメントで本気で勝ち抜こうというプレイヤーならばまずは「カードを揃える」条件をクリアしないと「スタートラインにも立てない」ことにもなる。その意味では有難い仕組みである。
また、基本的にコモンやアンコモンのカードはストレージなどに詰め込まれていることが多いが、一部のものは下手なレアよりも使えるためにショーケースなどで販売されている場合もある(→怨恨/Rancor)。
- 一部のエラーカードや絶版カード、プレミアム・カードなどは目の飛び出る価格になったりする。「初期にやり始め、やがてマジックを卒業したプレイヤーがブラック・ロータス/Black Lotusを大量に売りに出したらそれが結婚資金の頭金になった」などという都市伝説がある。