果て無き空、空羅/Kura, the Boundless Sky
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+ | 2番目のモードはトークン生成。[[コントロール (ルール用語)|コントロール]]している土地の数に等しい[[P/T]]を持つため、これを普通に出したのであれば最低でも5/5にはなる。4/4飛行を処理した後にそのサイズの[[クリーチャー]]が出てくるのはなかなか厄介で、自身が接死を持つため無傷の突破はされづらいこともあり、0:1交換が容易に発生する。トークン自体は[[バニラ]]相当ながら、[[ボード・アドバンテージ]]を獲得しやすい優秀な能力。[[全体除去]]が苦手な緑にとっては一掃されても戦場にクリーチャーが残る点も大きい。[[基本でない土地]]が手に入りづらい[[リミテッド]]なら、こちらのモードを優先して使うことになるだろう。 | ||
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+ | 総じて[[打点]]はやや控えめながら、[[アドバンテージ]]を狙いやすく[[コントロール (デッキ)|コントロール]]から[[アグロ]]まで有用な[[カード]]。[[マナ加速]]が得意な緑であることを考えると、早い[[ターン]]から[[戦場]]に出てプレッシャーを掛けることができる。とはいえ登場時の[[スタンダード]]においては前述の通り強力なライバルが存在するため、採用の可否や枚数は[[デッキ]]との相性によるか。 | ||
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+ | ==ストーリー== | ||
+ | '''空羅'''(くうら)/''Kura''は[[神河/Kamigawa]]の[[ドラゴン|龍/Dragon]]の[[神/Kami]]。女性。[[昇る星、珠眼/Jugan, the Rising Star|珠眼/Jugan]]の転生した姿({{Gatherer|id=552003}})。 | ||
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+ | 空羅は[[樹海/The Jukai Forest]]のかつての守護者、珠眼の生まれ変わりだ。彼女は[[蛇|大蛇人/Orochi]]によって元の姿で蘇ったが、他の龍の多くが死んでいることで、自然のバランスが不安定な状態にあると悟った。彼女はすべての龍の精髄を集めて一つの卵の中に入れ、やがてその卵からは五体の龍の生まれ変わりが孵化した。空羅となった彼女は樹海の守護者を務め続けており、その森をあらゆるものの侵害から激しく守っている――特に神河の隆盛する大都市、[[都和市/Towashi]]の侵略的な成長から。 | ||
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+ | ===登場カード=== | ||
+ | ====[[絵|イラスト]]に登場==== | ||
+ | ;[[神河:輝ける世界]] | ||
+ | :[[龍の神の再誕/The Dragon-Kami Reborn]] - 龍の神の卵/Dragon-Kami's Egg | ||
+ | ;[[干支プロモ]] | ||
+ | :[[龍の大嵐/Dragon Tempest]] | ||
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+ | ===登場作品・登場記事=== | ||
+ | *[https://magic.wizards.com/en/articles/archive/feature/legends-kamigawa-neon-dynasty-2022-02-11 The Legends of Kamigawa: Neon Dynasty]/[https://mtg-jp.com/reading/translated/0035793/ 『神河:輝ける世界』の伝説たち](Feature [[2022年]]2月11日 [[Ari Zirulnik]], [[Grace Fong]], [[Emily Teng]], and [[Gerritt Turner]]著) | ||
==参考== | ==参考== | ||
+ | *[https://magic.wizards.com/en/articles/archive/card-preview/tokens-kamigawa-neon-dynasty The Tokens of Kamigawa: Neon Dynasty]/[https://mtg-jp.com/reading/publicity/0035825/ 『神河:輝ける世界』のトークン]([[Daily MTG]] [[2022年]]2月10日) | ||
+ | *[[土地サーチカード]] | ||
*[[カード個別評価:神河:輝ける世界]] - [[神話レア]] | *[[カード個別評価:神河:輝ける世界]] - [[神話レア]] | ||
+ | __NOTOC__ |
2023年12月24日 (日) 01:31時点における最新版
伝説のクリーチャー — ドラゴン(Dragon) スピリット(Spirit)
飛行、接死
果て無き空、空羅が死亡したとき、以下から1つを選ぶ。
・あなたのライブラリーから土地カード最大3枚を探し、公開し、あなたの手札に加える。その後、ライブラリーを切り直す。
・緑のX/Xのスピリット(Spirit)・クリーチャー・トークン1体を生成する。Xは、あなたがコントロールしている土地の数に等しい。
神河:輝ける世界の伝説のドラゴン・スピリットサイクルの緑。死亡誘発は土地サーチかトークン生成。
緑が飛行を苦手とする色であるためか、サイクルの他のカードと比べてマナレシオは控えめ。だが、5マナ4/4のフライヤーという性能自体は十分使用に耐えうる。緑が得意とする格闘や噛みつきと相性の良い接死を持っており、マナレシオでは上回る他の伝説のドラゴン・スピリット相手も相討ちに持って行ける。
とはいえ単にフライヤー対策をするのであれば到達でもよく、格闘や噛みつきとの相性だけなら小型クリーチャーにも接死を持つ者は数多い。同マナ域には古霊招来/Invoke the Ancientsやレンと七番/Wrenn and Sevenといった便利なカードも存在しているので、構築で採用するなら、やはり死亡誘発能力を積極的に利用できるようにしておきたい。
1番目のモードは土地サーチ。基本土地に限らず3枚まで手札に持ってこれるので、カード・アドバンテージ面ではかなり優秀。ただし5マナのこれが出て、更に死亡するぐらいまでゲームが進んでいることを考えると、マナスクリュー受けには向かない。どちらかというと廃墟の地/Field of Ruinや同セットに収録されている魂力持ちの伝説の土地など、能力を目当てに使うことになるか。土地がそのまま別のリソースに繋がる耕作する巨躯/Cultivator Colossusを併用するのもよいだろう。もちろん、単に手札コストとして使うのも悪くない。
2番目のモードはトークン生成。コントロールしている土地の数に等しいP/Tを持つため、これを普通に出したのであれば最低でも5/5にはなる。4/4飛行を処理した後にそのサイズのクリーチャーが出てくるのはなかなか厄介で、自身が接死を持つため無傷の突破はされづらいこともあり、0:1交換が容易に発生する。トークン自体はバニラ相当ながら、ボード・アドバンテージを獲得しやすい優秀な能力。全体除去が苦手な緑にとっては一掃されても戦場にクリーチャーが残る点も大きい。基本でない土地が手に入りづらいリミテッドなら、こちらのモードを優先して使うことになるだろう。
総じて打点はやや控えめながら、アドバンテージを狙いやすくコントロールからアグロまで有用なカード。マナ加速が得意な緑であることを考えると、早いターンから戦場に出てプレッシャーを掛けることができる。とはいえ登場時のスタンダードにおいては前述の通り強力なライバルが存在するため、採用の可否や枚数はデッキとの相性によるか。
[編集] 関連カード
- 昇る星、珠眼/Jugan, the Rising Star - 転生前の姿。(神河物語)
[編集] サイクル
神河:輝ける世界の伝説のドラゴン・スピリットサイクル。飛行と、2つのモードがある死亡誘発能力を持つ。稀少度は神話レア。
- 夜明けの空、猗旺/Ao, the Dawn Sky
- 渦巻く空、開璃/Kairi, the Swirling Sky
- 真夜中の空、殉至/Junji, the Midnight Sky
- 燃え立つ空、軋賜/Atsushi, the Blazing Sky
- 果て無き空、空羅/Kura, the Boundless Sky
背景設定上は、それぞれ神河物語の伝説のドラゴン・スピリット(明けの星、陽星/Yosei, the Morning Starなど)の転生した姿である。
[編集] ストーリー
空羅(くうら)/Kuraは神河/Kamigawaの龍/Dragonの神/Kami。女性。珠眼/Juganの転生した姿(イラスト)。
空羅は樹海/The Jukai Forestのかつての守護者、珠眼の生まれ変わりだ。彼女は大蛇人/Orochiによって元の姿で蘇ったが、他の龍の多くが死んでいることで、自然のバランスが不安定な状態にあると悟った。彼女はすべての龍の精髄を集めて一つの卵の中に入れ、やがてその卵からは五体の龍の生まれ変わりが孵化した。空羅となった彼女は樹海の守護者を務め続けており、その森をあらゆるものの侵害から激しく守っている――特に神河の隆盛する大都市、都和市/Towashiの侵略的な成長から。
[編集] 登場カード
[編集] イラストに登場
- 神河:輝ける世界
- 龍の神の再誕/The Dragon-Kami Reborn - 龍の神の卵/Dragon-Kami's Egg
- 干支プロモ
- 龍の大嵐/Dragon Tempest
[編集] 登場作品・登場記事
- The Legends of Kamigawa: Neon Dynasty/『神河:輝ける世界』の伝説たち(Feature 2022年2月11日 Ari Zirulnik, Grace Fong, Emily Teng, and Gerritt Turner著)