アイレンクラッグ/The Irencrag
提供:MTG Wiki
10行: | 10行: | ||
==[[ルール]]== | ==[[ルール]]== | ||
+ | *「英雄の遺産、エヴァーフレイムを装備しているクリーチャーは+3/+3の修整を受け、すべての能力を失う」のではない。他の能力を失うのはエヴァーフレイムである。 | ||
*[[名前]]が変わるので、装備品になった後にあなたが2枚目のアイレンクラッグを出しても[[レジェンド・ルール]]に抵触することはない。もちろん「英雄の遺産、エヴァーフレイム」が2枚存在したら片方が[[墓地]]に置かれることになる。 | *[[名前]]が変わるので、装備品になった後にあなたが2枚目のアイレンクラッグを出しても[[レジェンド・ルール]]に抵触することはない。もちろん「英雄の遺産、エヴァーフレイム」が2枚存在したら片方が[[墓地]]に置かれることになる。 | ||
*伝説のクリーチャーが同時に複数戦場に出た場合能力が複数回[[誘発]]するが、[[解決]]するたびに他の能力を失わせるので、+3/+3[[修整]]が累積することはない。 | *伝説のクリーチャーが同時に複数戦場に出た場合能力が複数回[[誘発]]するが、[[解決]]するたびに他の能力を失わせるので、+3/+3[[修整]]が累積することはない。 |
2023年9月10日 (日) 14:21時点における版
伝説のアーティファクト
(T):(◇)を加える。
伝説のクリーチャー1体があなたのコントロール下で戦場に出るたび、「アイレンクラッグは《英雄の遺産、エヴァーフレイム/Everflame, Heroes' Legacy》という名前の伝説の装備品(Equipment)アーティファクトになる。」を選んでもよい。そうしたなら、これは装備(3)と「装備しているクリーチャーは+3/+3の修整を受ける。」を得、他のすべての能力を失う。
刺さっている剣を伝説のクリーチャーが抜き取ることで装備品となる伝説のアーティファクト。
マナ・アーティファクトとしてはスタンダードでは珍しく2マナのアンタップインかつ無条件でマナが出せる。とはいえ無色マナしか出せず伝説のため重ね張りができないので、使い勝手はかつてのタリスマンや印鑑には及ばない。装備品としては設置コストは軽いヴァルショクの戦具/Vulshok Battlegear。
基本的に序盤はマナ・アーティファクトとして使いつつ、本命の伝説のクリーチャーを出したところで装備品に変化させる形。装備品になった後は位相が関係無くなるので、これ自身から出したマナを伝説のクリーチャーを唱えるために使えて無駄が無い。ただし抜くだけでは装備できず、伝説のクリーチャーとは別に装備コストはしっかり支払う必要がある。
リミテッド基準では装備品として悪くない性能なのだが、エルドレインの森に収録された伝説のクリーチャーは多色カードかレア以上にしか存在せず、これ自体がレアとあって揃えるのが難しめ。最低限のマナ・アーティファクトとして使えはするので無駄にはなるまいが、ピックすべきかどうかはそれまでのピックとも相談して考えるべきだろう。
ルール
- 「英雄の遺産、エヴァーフレイムを装備しているクリーチャーは+3/+3の修整を受け、すべての能力を失う」のではない。他の能力を失うのはエヴァーフレイムである。
- 名前が変わるので、装備品になった後にあなたが2枚目のアイレンクラッグを出してもレジェンド・ルールに抵触することはない。もちろん「英雄の遺産、エヴァーフレイム」が2枚存在したら片方が墓地に置かれることになる。
- 伝説のクリーチャーが同時に複数戦場に出た場合能力が複数回誘発するが、解決するたびに他の能力を失わせるので、+3/+3修整が累積することはない。
ストーリー
アイレンクラッグ/Irencragはエンバレス/Emberethの宮廷の遺物。