ウンゴリアントの末裔、シェロブ/Shelob, Child of Ungoliant
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+ | '''シェロブ'''/''Shelob''は中つ国/Middle-Earthの怪物({{Gatherer|id=618365}})。 | ||
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==参考== | ==参考== | ||
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*[[カード個別評価:指輪物語:中つ国の伝承]] - [[レア]] | *[[カード個別評価:指輪物語:中つ国の伝承]] - [[レア]] | ||
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2023年7月30日 (日) 19:17時点における版
伝説のクリーチャー — 蜘蛛(Spider) デーモン(Demon)
接死、護法(2)
あなたがコントロールしていてこれでないすべての蜘蛛(Spider)は接死と護法(2)を持つ。
このターンにあなたがコントロールしていた蜘蛛からダメージを受けていてこれでないクリーチャー1体が死亡するたび、「(2),(T):このアーティファクトを生け贄に捧げる:あなたは3点のライフを得る。」を持つ食物(Food)アーティファクトであり他のすべてのカード・タイプを失うことを除き、そのクリーチャーのコピーであるトークン1つを生成する。
蜘蛛のロードであり、蜘蛛によって死亡したクリーチャーを食物に変える伝説の蜘蛛・デーモン。
接死付与により蜘蛛のブロッカーとしての性能をさらに向上できる。鎖巣網のアラクニル/Chainweb Aracnirや毒吐き蜘蛛/Spitting Spiderのような能動的にダメージを与えられる蜘蛛と組み合わせると強力なほか、統率者戦においては蜘蛛の襲来/Arachnogenesisを全体除去感覚で使うことも可能。
クリーチャーを食物化する能力は蜘蛛への接死付与により誘発させやすいが、肝心の蜘蛛に食物シナジーを持つものが皆無なのが難点。とはいえ、クリーチャーの戦闘関連以外の能力を奪って利用できると考えれば、無理に食物としての利用に拘らなくても悪くない能力である。
リミテッドでは蜘蛛は闇の森の蜘蛛/Mirkwood Spiderしかおらず最初から接死を持っているためロード能力の恩恵は少ないものの、単体での性能が申し分ないためタッチでの採用も検討して良い。
ルール
- 食物に変える能力の基本的なルールについてはコピー、コピー可能な値を参照。
- 伝説などの特殊タイプは失われない。
- サブタイプは食物以外すべて失う。アーティファクト・タイプ以外のクリーチャー・タイプなどのサブタイプは対応するカード・タイプを失うことに伴って失い(CR:205.1a)、装備品などのアーティファクト・タイプは食物で上書きされるからである。
- 他のカード・タイプをすべて失い食物・アーティファクトでありライフゲイン能力を持つことはコピー効果の一部であり、トークンのコピー可能な値になる。
関連カード
- ウンゴリアントの末裔、シェロブ/Shelob, Child of Ungoliant
- 戦慄の織り手、シェロブ/Shelob, Dread Weaver
- Shelob, Whose Lair is Death (墓後家蜘蛛、イシュカナ/Ishkanah, Grafwidow)
ストーリー
シェロブ/Shelobは中つ国/Middle-Earthの怪物(イラスト)。
巨大な蜘蛛の怪物。モルドール/Mordorを囲む影の山脈の数少ない抜け道であるキリス・ウンゴル/Cirith Ungolに巣を張り、近づく者はオークだろうと毒で殺し貪り食う。サウロン/Sauronは戯れに捕虜やオークをシェロブの巣に送り、餌にしていた。