カーターの怒り/Kirtar's Wrath
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− | + | *[[燃え立つ願い/Burning Wish]]を使う[[ソーサリー]]タイプの[[ウェイク]]には、スレッショルド状態のこれから[[生命の律動/Biorhythm]]に繋ぐ勝ちパターンが存在する。 | |
− | + | *スレッショルド後のほうにもわざわざ「代わりにすべてのクリーチャーを破壊する。」と書かれており重複しているように見えるが、こう書かなければ、「カードの効果は書いてある順番通りに解決する」のルールに従うと、カーターの怒り自身によって墓地に置かれたクリーチャーも数えてしまい、簡単にスレッショルドを達成してしまうからである。 | |
− | + | *もともとは、スレッショルド時に2/2飛行の白い[[スピリット]]・クリーチャー・トークンを1体出すデザインだったが、トークンを統一するために1/1が2体に変更された。 | |
+ | **オデッセイ発売時は、白のスピリット・クリーチャー・トークンは1/1飛行のものしかいなかった。上記性能のものを[[生成]]するカードは約[[2022年|21年後]]の[[常夜会一家の隆盛/Obscura Ascendancy]]まで待つことになる。 | ||
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==参考== | ==参考== | ||
− | *[[ | + | *[https://web.archive.org/web/20060321161812/http://www.wizards.com/default.asp?x=mtgcom/cotd/0703 Card of the Day 07/01/2003(Internet Archive)]([https://web.archive.org/web/20211208054947/http://abomination.jp/empire/Misc/CotD/CD200307.shtml 邦訳(Internet Archive)]) |
+ | *[[リセットカード]]([[機能別カードリスト]]) | ||
+ | *[[カーター/Kirtar]]([[背景世界/ストーリー用語]]) | ||
+ | *[[カード個別評価:オデッセイ]] - [[レア]] | ||
+ | *[[カード個別評価:統率者マスターズ]] - [[アンコモン]] |
2023年7月26日 (水) 01:43時点における最新版
Kirtar's Wrath / カーターの怒り (4)(白)(白)
ソーサリー
ソーサリー
すべてのクリーチャーを破壊する。それらは再生できない。
スレッショルド ― あなたの墓地にカードが7枚以上ある場合、代わりにすべてのクリーチャーを破壊する。その後あなたは飛行を持つ白の1/1のスピリット(Spirit)・クリーチャー・トークンを2体生成する。これにより破壊されたクリーチャーは再生できない。
オデッセイにおける、神の怒り/Wrath of Godの変形版。6マナもかかってしまうが、スレッショルドなら1/1飛行クリーチャーが2体出てくる。もっとも、このトークンだけでライフをいくつ削れるかと言うと、あまり期待できない。むしろこの後出てきた相手クリーチャーに対するチャンプブロック要員という感じ。
場にクリーチャーがいなくても、スレッショルド状態ならトークンは発生する。したがってノンクリーチャーデッキに対して無駄にならない。6マナで1/1の飛行が2体では割に合わないのは事実だが。
- 燃え立つ願い/Burning Wishを使うソーサリータイプのウェイクには、スレッショルド状態のこれから生命の律動/Biorhythmに繋ぐ勝ちパターンが存在する。
- スレッショルド後のほうにもわざわざ「代わりにすべてのクリーチャーを破壊する。」と書かれており重複しているように見えるが、こう書かなければ、「カードの効果は書いてある順番通りに解決する」のルールに従うと、カーターの怒り自身によって墓地に置かれたクリーチャーも数えてしまい、簡単にスレッショルドを達成してしまうからである。
- もともとは、スレッショルド時に2/2飛行の白いスピリット・クリーチャー・トークンを1体出すデザインだったが、トークンを統一するために1/1が2体に変更された。
- オデッセイ発売時は、白のスピリット・クリーチャー・トークンは1/1飛行のものしかいなかった。上記性能のものを生成するカードは約21年後の常夜会一家の隆盛/Obscura Ascendancyまで待つことになる。