神送り/Godsend

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[[戦闘]]相手の[[クリーチャー]]1体を[[追放]]する[[誘発型能力]]は[[対象]]をとっていないので[[呪禁]]持ちや[[プロテクション]]持ちに対しても有効だが、[[チャンプブロック]]に対しては[[トランプル]]がないと弱い。
 
[[戦闘]]相手の[[クリーチャー]]1体を[[追放]]する[[誘発型能力]]は[[対象]]をとっていないので[[呪禁]]持ちや[[プロテクション]]持ちに対しても有効だが、[[チャンプブロック]]に対しては[[トランプル]]がないと弱い。
  
そして2体目以降の[[名前|同名]]クリーチャーを[[唱える]]ことを禁止する能力により、特に[[伝説のクリーチャー]]に対して強力な抑止力になる。[[破壊不能]]を持つ[[神]]に対しても有効。
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そして2体目以降の[[名前|同名]]クリーチャーを[[唱える]]ことを禁止する[[能力]]により、特に[[伝説のクリーチャー]]に対して強力な抑止力になる。[[破壊不能]]を持つ[[神 (テーロス・ブロック)|神]]に対しても有効。
  
ただし、戦闘が発生しない場面ではデメリットのある[[ヴァルショクの戦具/Vulshok Battlegear]]でしかなく、唱えるのに3マナ・[[装備]]に3マナの[[重い|重さ]]を押してまで[[構築]]で使われるかは未知数である。
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ただし、戦闘が発生しない場面では色拘束のある[[ヴァルショクの戦具/Vulshok Battlegear]]でしかなく、唱えるのに3マナ・[[装備]]に3マナの[[重い|重さ]]を押してまで[[構築]]で使われるかは未知数である。
  
 
[[リミテッド]]では膠着状態を打ち崩せる強力なカード。
 
[[リミテッド]]では膠着状態を打ち崩せる強力なカード。
  
*禁止されるのは唱えることだけ。[[変わり谷/Mutavault]]を追放しても、同名の[[土地]][[プレイ]]することは禁止されない。
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*[[ニクスへの旅]]で唯一の[[有色アーティファクト]]。[[テーロス]]の[[アーティファクト・エンチャント]]の[[ヘリオッドの槍/Spear of Heliod|サイクル]]を合わせると[[テーロス・ブロック]]内では6枚目。
  
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==ルール==
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*追放する能力は対象をとらない。候補が複数いる場合、どのクリーチャーを追放するかは、能力の[[解決]]時に[[あなた]]が選ぶ。
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*禁止されるのは唱えることだけである。[[クリーチャー化]]した[[土地]]を追放しても、同名の土地を[[プレイ]]することは禁止されない。
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*同名の呪文を唱えることを禁止するのは、神送りが[[パーマネント]]として[[戦場]]に存在する時に機能する[[常在型能力]]である。したがって、神送りが一時的にでも[[戦場を離れる|戦場を離れた]]場合、[[対戦相手]]は同名のカードを唱えることができるようになる。
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*2017年4月のオラクル更新で[[翻弄する魔道士/Meddling Mage]]などと共にカードではなく呪文を唱えられないように変更された。
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==ストーリー==
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'''神送り'''/''Godsend''はエルズペス・ティレルが持つ武器。
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元は[[パーフォロス/Purphoros]]が鋳造した剣({{Gatherer|id=212241}})であったが、パーフォロスと[[ヘリオッド/Heliod]]の争いの最中に定命の者の世界に落ち、たまたま[[テーロス/Theros]]を訪れていた少女時代のエルズペスに拾われ、[[次元/Plane]]の外に持ち去られた。それ以来この剣は彼女の愛剣となり、[[アラーラ/Alara]]や[[ミラディン/Mirrodin]]の戦いで彼女を支え続けた。
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後にエルズペスが再びテーロスを訪れた時、その剣はヘリオッドの注意を惹くこととなった。彼はその剣を槍({{Gatherer|id=373649}})に変え、彼女に告げた――太陽の勇者となりたくば[[メレティス/Meletis]]の我が[[神殿]]まで来るがよい、と。
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詳細は[[エルズペス・ティレル/Elspeth Tirel (ストーリー)]]を参照。
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*[[テーロス・ブロック]]の[[ペーパーバック小説|小説]]、『[[Theros: Godsend, Part I]]』のタイトルとなっている。
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*「godsend」は「神からの賜り物」を意味する言葉。通常は「思いがけない幸運」のことだが、ここでは文字通り[[神 (テーロス・ブロック)#ストーリー|神]]から授かった武器であることを示すものだろう。一方、「gods end」と読み取れることや、日本語名の「神送り」は「疫病神を追い払うこと」でもあり、[[ゼナゴス/Xenagos]]を倒す武器となったことを意識したものであると思われる。
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*テーロス・ブロックの後は失われたが、[[大天使エルズペス/Archangel Elspeth]]({{Gatherer|id=610906}})の武器は剣形態のこれを再現したものになっている<ref>[https://magic.wizards.com/en/news/magic-story/episode-7-divine-intervention March of the Machine | Episode 7: Divine Intervention]/[https://mtg-jp.com/reading/ur/MOM/0036799/ メインストーリー第7話 神聖なる介入](Magic Story [[2023年]]3月23日 [[K. Arsenault Rivera]]著)</ref>。
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==脚注==
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==参考==
 
==参考==
*[[有色アーティファクト]]
 
 
*[[カード個別評価:ニクスへの旅]] - [[神話レア]]
 
*[[カード個別評価:ニクスへの旅]] - [[神話レア]]
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2023年6月17日 (土) 11:23時点における最新版


エルズペス/Elspethの愛用武器が伝説の装備品としてカード化。

戦闘相手のクリーチャー1体を追放する誘発型能力対象をとっていないので呪禁持ちやプロテクション持ちに対しても有効だが、チャンプブロックに対してはトランプルがないと弱い。

そして2体目以降の同名クリーチャーを唱えることを禁止する能力により、特に伝説のクリーチャーに対して強力な抑止力になる。破壊不能を持つに対しても有効。

ただし、戦闘が発生しない場面では色拘束のあるヴァルショクの戦具/Vulshok Battlegearでしかなく、唱えるのに3マナ・装備に3マナの重さを押してまで構築で使われるかは未知数である。

リミテッドでは膠着状態を打ち崩せる強力なカード。

[編集] ルール

  • 追放する能力は対象をとらない。候補が複数いる場合、どのクリーチャーを追放するかは、能力の解決時にあなたが選ぶ。
  • 禁止されるのは唱えることだけである。クリーチャー化した土地を追放しても、同名の土地をプレイすることは禁止されない。
  • 同名の呪文を唱えることを禁止するのは、神送りがパーマネントとして戦場に存在する時に機能する常在型能力である。したがって、神送りが一時的にでも戦場を離れた場合、対戦相手は同名のカードを唱えることができるようになる。
  • 2017年4月のオラクル更新で翻弄する魔道士/Meddling Mageなどと共にカードではなく呪文を唱えられないように変更された。

[編集] ストーリー

神送り/Godsendはエルズペス・ティレルが持つ武器。

元はパーフォロス/Purphorosが鋳造した剣(イラスト)であったが、パーフォロスとヘリオッド/Heliodの争いの最中に定命の者の世界に落ち、たまたまテーロス/Therosを訪れていた少女時代のエルズペスに拾われ、次元/Planeの外に持ち去られた。それ以来この剣は彼女の愛剣となり、アラーラ/Alaraミラディン/Mirrodinの戦いで彼女を支え続けた。

後にエルズペスが再びテーロスを訪れた時、その剣はヘリオッドの注意を惹くこととなった。彼はその剣を槍(イラスト)に変え、彼女に告げた――太陽の勇者となりたくばメレティス/Meletisの我が神殿まで来るがよい、と。

詳細はエルズペス・ティレル/Elspeth Tirel (ストーリー)を参照。

  • テーロス・ブロック小説、『Theros: Godsend, Part I』のタイトルとなっている。
  • 「godsend」は「神からの賜り物」を意味する言葉。通常は「思いがけない幸運」のことだが、ここでは文字通りから授かった武器であることを示すものだろう。一方、「gods end」と読み取れることや、日本語名の「神送り」は「疫病神を追い払うこと」でもあり、ゼナゴス/Xenagosを倒す武器となったことを意識したものであると思われる。
  • テーロス・ブロックの後は失われたが、大天使エルズペス/Archangel Elspethイラスト)の武器は剣形態のこれを再現したものになっている[1]

[編集] 脚注

  1. March of the Machine | Episode 7: Divine Intervention/メインストーリー第7話 神聖なる介入(Magic Story 2023年3月23日 K. Arsenault Rivera著)

[編集] 参考

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