虹のイフリート/Rainbow Efreet
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− | [[ミラージュ・ブロック]]で最高の[[青]][[クリーチャー]] | + | [[ミラージュ・ブロック]]で最高の[[青]][[クリーチャー]]として名高い[[カード]]。ミラージュ・ブロックのみならず、歴代の青クリーチャーと比べてもトップクラスであろう。4[[マナ]]で[[シングルシンボル]]と[[唱える|唱え]]やすく、[[パワー]]も3で[[フライヤー]]と、高パフォーマンス。 |
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− | + | また、自分が全体除去を使うときにも、フェイズ・アウトさせておけば巻き添えにならずに済む。全体除去[[呪文]]の[[マナ・コスト]]に加えてさらにフェイズ・アウト用の[[起動コスト]]を用意するのは少々[[重い|重く]]なってしまうがそれだけの価値はある。特に使用の際に[[マナ]]の先払いをする形になる[[ネビニラルの円盤/Nevinyrral's Disk]]とは相性が抜群である。円盤によって綺麗になった[[戦場]]に虹のイフリートが現れて殴りかかる戦法が[[スタンダード]]、[[エクステンデッド]]で横行した。 | |
− | [[ | + | 後世には自由に[[被覆]]を得られる[[変異種/Morphling]]や、いつでも[[手札]]に退避できる[[束の間の映像/Fleeting Image]]などがいるが、前者は全体除去に対して不安があり、後者は手札に戻った後にまた唱えなおさねばならないためコストがかさみテンポも悪くなる。虹のイフリートにはそういった欠点がないため、デッキに1枚のみの[[フィニッシャー]]としては最適であった。 |
− | + | ただし欠点がないわけではなく、[[タッパー]]や[[ティム]]などの[[システムクリーチャー]]には弱い。[[農芸師ギルドの魔道士/Granger Guildmage]]に狙撃されるたびいちいちフェイズ・アウトせざるを得ず、まさに虹のように現れてはすぐ消えるのを繰り返すだけになりがち。システム・クリーチャーをフル活用する[[5CG]]や[[5CB]]が蔓延っていた[[The Finals97]]では余り活躍できなかった。 | |
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+ | *[[戦闘]]での[[当て逃げ]]も得意技だったが、ルール変更により現在はできない。 | ||
==参考== | ==参考== | ||
*[[カード個別評価:ビジョンズ]] - [[レア]] | *[[カード個別評価:ビジョンズ]] - [[レア]] | ||
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+ | [[Category:ビジョンズの再録禁止カード|にしのいふりいと]] |
2023年1月3日 (火) 22:03時点における最新版
クリーチャー — イフリート(Efreet)
飛行
(青)(青):虹のイフリートはフェイズ・アウトする。(それがフェイズ・アウトしている間、それはそれが存在しないかのように扱う。それはあなたの次のアンタップ・ステップの間であなたがアンタップする前にフェイズ・インする。)
ミラージュ・ブロックで最高の青クリーチャーとして名高いカード。ミラージュ・ブロックのみならず、歴代の青クリーチャーと比べてもトップクラスであろう。4マナでシングルシンボルと唱えやすく、パワーも3でフライヤーと、高パフォーマンス。
タフネスが1しかなく一見すると火力に弱そうだが、好きなタイミングでフェイズ・アウトさせることができるため、火力に限らず単体・全体問わず非常に高い除去耐性を持つ。フェイズ・インの特性上、あなたのターンになればコストなどを支払わなくとも自動的に登場し、さらにそのターンに即攻勢に移れるため、隙も少ない。
また、自分が全体除去を使うときにも、フェイズ・アウトさせておけば巻き添えにならずに済む。全体除去呪文のマナ・コストに加えてさらにフェイズ・アウト用の起動コストを用意するのは少々重くなってしまうがそれだけの価値はある。特に使用の際にマナの先払いをする形になるネビニラルの円盤/Nevinyrral's Diskとは相性が抜群である。円盤によって綺麗になった戦場に虹のイフリートが現れて殴りかかる戦法がスタンダード、エクステンデッドで横行した。
後世には自由に被覆を得られる変異種/Morphlingや、いつでも手札に退避できる束の間の映像/Fleeting Imageなどがいるが、前者は全体除去に対して不安があり、後者は手札に戻った後にまた唱えなおさねばならないためコストがかさみテンポも悪くなる。虹のイフリートにはそういった欠点がないため、デッキに1枚のみのフィニッシャーとしては最適であった。
ただし欠点がないわけではなく、タッパーやティムなどのシステムクリーチャーには弱い。農芸師ギルドの魔道士/Granger Guildmageに狙撃されるたびいちいちフェイズ・アウトせざるを得ず、まさに虹のように現れてはすぐ消えるのを繰り返すだけになりがち。システム・クリーチャーをフル活用する5CGや5CBが蔓延っていたThe Finals97では余り活躍できなかった。