不詳の安息地/Faceless Haven
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2022年12月10日 (土) 12:40時点における版
氷雪土地
(T):(◇)を加える。
(氷)(氷)(氷):ターン終了時まで、不詳の安息地は警戒とすべてのクリーチャー・タイプを持つ4/3のクリーチャーになる。これは土地でもある。((氷)は氷雪である発生源からのマナ1点で支払える。)
警戒とすべてのクリーチャー・タイプを持つ氷雪ミシュラランド。
3マナで4/3はクリーチャー化する土地の中でも優秀なマナレシオ。特にアタッカーとして対戦相手のライフに圧力をかける性能に長けている。警戒により、攻撃後も自身からマナを生み出せるため隙も少ない。すべてのクリーチャー・タイプを持つため、部族サポートを受けやすいのも利点。
欠点はやはり氷雪マナのトリプルシンボルという起動コスト。多色デッキでは氷雪土地でない多色土地をある程度入れる必要があり、これ自身色マナを生み出せないためマナ基盤に負担を掛けることから、単色デッキに比べるとやや使いづらい。
登場時のスタンダードでは白単アグロや赤単アグロで採用され、単色アグロデッキの復権に大きく貢献した。また多色デッキであるグルール・アドベンチャーやイゼット・テンポなどでも採用が見られる。
フォーゴトン・レルム探訪ではフロスト・ドラゴンの洞窟/Cave of the Frost Dragon等の有色ファスト・ミシュラランドサイクルが登場したが、マナレシオで優れるこちらを引き続き採用するデッキも多い。また両ミシュラランドの併用も見られる。高貴なる行いの書/The Book of Exalted Deedsとのコンボも注目を集めた。
- デッキカラーを問わずに使え、すべてのクリーチャー・タイプを持つミシュラランドとして変わり谷/Mutavaultという先輩も存在する。
- 「多相を持つ」ではなく「すべてのクリーチャー・タイプを持つ」となっている点が冗長に感じられるが、これは種類別の都合上で多相を使ったルール文章では機能しないため。変わり谷と同様。
- 2021年AUTUMNシーズンのプレインズウォーカー・チャンピオンシップにて、ベスト8入賞者プロモとしてPablo Mendozaによる新規イラストの、銀盾のスタンプ付きのプレミアム仕様のプロモーション・カードが配布された[1]。
禁止指定
テーブルトップでは2022年1月25日、Magic Online、MTGアリーナでは2022年1月27日よりスタンダードで禁止カードに指定される[2]。
多くのデッキに対し高い勝率を誇る白単アグロ・緑単アグロから、効率の良い除去対策手段を無くすことでゲームプラン自体に変更を加える事なく弱体化させることが目的である。
- 例外として、チャレンジャーデッキの白単アグロ/Mono White Aggro (チャレンジャーデッキ2022)を一切の変更を加えずに使用するのであれば、スタンダードで使用することが認められている(テーブルトップのみ)。過去の石鍛冶の神秘家/Stoneforge Mysticと同様の措置。
MTGアリーナにおける再調整
MTGアリーナ専用カード
Faceless Haven / 不詳の安息地氷雪土地
(T):(◇)を加える。
(氷)(氷)(氷):ターン終了時まで、不詳の安息地は警戒とすべてのクリーチャー・タイプを持つ3/3のクリーチャーになる。これは土地でもある。
2021年12月9日、Magic: The Gathering Arenaにおいて、アルケミーの実装と同時にアルケミーとヒストリックで使用できるカードに再調整が行われ[3]、単色アグロデッキを制御しやすくするためにP/Tが3/3に下方修正されていた。2022年10月6日、この調整は「ローテーションでアルケミーを去り、ヒストリックの広いカードプールなら対処できる手段も多くある」という理由で解除[4]され元通り4/3となった。
脚注
- ↑ マジック:ザ・ギャザリング(マジック日本公式Twitter 2021年9月28日)
- ↑ January 25, 2022 Banned and Restricted Announcement2022年1月25日 禁止制限告知(Daily MTG 2022年1月25日)
- ↑ Alchemy Rebalancing Philosophy/アルケミーにおける再調整の理念(Daily MTG 2021年12月2日)
- ↑ ゲーム更新情報:『アルケミー:ドミナリア』(2022年10月5日)