新たなるファイレクシア

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|英語名=New Phyrexia
 
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'''新たなるファイレクシア'''/''New Phyrexia''は、[[ミラディンの傷跡ブロック]]の2つ目の小型[[エキスパンション]]。
 
'''新たなるファイレクシア'''/''New Phyrexia''は、[[ミラディンの傷跡ブロック]]の2つ目の小型[[エキスパンション]]。
  
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==概要==
 
==概要==
金属次元[[ミラディン/Mirrodin]]が[[ファイレクシア/Phyrexia]]に制圧され、[[新ファイレクシア/New Phyrexia]]された次元を舞台とする。
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テーマは新しい[[ファイレクシア/Phyrexia]]そのもの。新たな[[マナ・シンボル]]として[[ファイレクシア・マナ]]が登場し、[[有色アーティファクト]]も再び登場している。また、一部のカードで[[色の役割]]が崩されている。
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セットの枚数が通常の小型セットより多いのは、ミラディン世界がファイレクシアの勝利によってどう変わったのかを描く空間を確保するためである<ref>[https://magic.wizards.com/en/articles/archive/making-magic/third-times-charm-2013-04-29 Third Time's the Charm]/[https://mtg-jp.com/reading/mm/0004227/ 3つ目には福がある]([[Making Magic]] [[2013年]]4月29日 [[Mark Rosewater]]著)</ref>。
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==清純なるミラディン==
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[[2010年]]12月9日に公表したアナウンス<ref>[https://magic.wizards.com/en/articles/archive/announcing-action-2010-12-09 Announcing Action]/[https://web.archive.org/web/20160416144823/http://archive.mtg-jp.com/publicity/010204/ "Action"の告知(Internet Archive)](Arcana 2010年12月9日 [[Monty Ashley]]著)</ref>において、「''ミラディンが現在ミラディン陣営とファイレクシア陣営に分かれての戦争の最中で、まだその勝者がどちらかは公表できない''」との理由として正式名称は『'''清純なるミラディン'''/''Mirrodin Pure''』か『'''新たなるファイレクシア'''』のいずれかであるとして伏せられた。
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[[ミラディン包囲戦]]の[[ゲームデー]]においてミラディン陣営で参加したカードである[[清純のタリスマン/Pristine Talisman]]にも清純なるミラディンの[[エキスパンション・シンボル]]が描かれていたり<ref>[https://magic.wizards.com/en/articles/archive/arcana/your-first-action-card-2011-02-15 Your First Action Card](Arcana 2011年2月15日 Monty Ashley著)</ref>、パッケージ画像が用意されたりしていた<ref>[https://magic.wizards.com/en/articles/archive/arcana/action-packaging-2011-03-15 Action Packaging](Arcana 2011年3月15日 Monty Ashley著)</ref>。
  
 
==フルスポイラー流出事件==
 
==フルスポイラー流出事件==
新たなるファイレクシアのプレビューが始まる4月25日より先に[[スポイラーリスト|フルスポーラー]]が[[インターネット]]上に流出してしまう。
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新たなるファイレクシアのプレビューが始まる4月25日より先に、'''GOD BOOK'''と呼ばれる関係者用[[スポイラーリスト|フルスポイラー]]がインターネット上に流出してしまう事態が発生した。
  
フランスの雑誌『[[Lotus Noir]]』ライターで、フルスポイラーの公開を認められた[[Guillaume Matignon]]が、許可なく友人に公開し、その結果インターネット上に流出させてしまったと認めた。
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フランスの雑誌『Lotus Noir』ライターで、フルスポイラーの閲覧を認められた[[Guillaume Matignon]]が、許可なく友人の[[Guillaume Wafo-Tapa]]に公開し、その後の経緯は不明だが、結果的にインターネット上に流出することになってしまったとして責任を認めた。この事件の責でGuillaume Matignonに[[出場停止]]3年(のちに1年に軽減)、共犯として[[Guillaume Wafo-Tapa]]、[[Martial Moreau]]、[[David Gauthier]]に出場停止1年半の処分を下した。
  
それによって[[ウィザーズ社]]は4月25日に全カードリスト公開を余儀なくされてしまった。また、[[Guillaume Matignon]]を[[出場停止]]3年、共犯として[[Guillaume Wafo-Tapa]]、[[Martial Moreau]]、[[David Gauthier]]を[[出場停止]]1年半の処分を受けた。
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その結果、皮肉にもエキスパンション名を非公開にする企画があったエキスパンションで、[[ウィザーズ社]]は予定より早い4月25日にフルスポイラーの正式公開を余儀なくされてしまった。
  
==清純なるミラディン==
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==[[構築済みデッキ]]==
[[2010年]]12月9日に公表した[http://www.wizards.com/Magic/Magazine/Article.aspx?x=mtg/daily/arcana/599 アナウンス]([http://archive.mtg-jp.com/publicity/010204/ 日本語訳])において、「'''ミラディンが現在ミラディン陣営とファイレクシア陣営に分かれての戦争の最中で、まだその勝者がどちらかは公表できない''」との理由として正式名称は『'''清純なるミラディン'''/''Mirrodin Pure''』か『'''新たなるファイレクシア'''』のいずれかであるとして伏せられた。
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===[[エントリーセット]]===
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本エキスパンションのエントリーセットは、2枚の[[レア]]枠のうち各1枚が[[ミラディンの傷跡ブロック]]の過去の[[エキスパンション]]から収録されている。
  
[[ミラディン包囲戦]][[ゲームデー]]においてミラディン陣営で参加したカードである[[清純のタリスマン/Pristine Talisman]]にも清純なるミラディンの[[エキスパンション・シンボル]]が描かれていたり、パッケージ画像も用意されていた([http://www.wizards.com/Magic/Magazine/Article.aspx?x=mtg/daily/arcana/667 参考])。
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*[[巧妙な破壊/Artful Destruction]] [[緑白]]
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*[[貪り食う空/Devouring Skies]] [[青黒]]
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*[[肉林/Feast of Flesh]] ([[黒赤]])
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*[[死をもたらす生命/Life for Death]] ([[赤白]])
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*[[荒れ狂う大群/Ravaging Swarm]] ([[緑青]]
  
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===[[イベントデッキ]]===
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*[[消耗戦/War of Attrition]] ([[白]])
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*[[内からの腐敗/Rot from Within]] ([[緑]])
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==パッケージイラスト==
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*[[縫合の僧侶/Suture Priest]]
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*[[核の占い師、ジン=ギタクシアス/Jin-Gitaxias, Core Augur]]
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*[[囁く者、シェオルドレッド/Sheoldred, Whispering One]]
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==デザイン==
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|デザイン・チーム||[[Ken Nagle]] (lead)
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|デベロップ・チーム||[[Aaron Forsythe]] (lead)
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==関連リンク==
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*[https://magic.wizards.com/en/articles/archive/feature/new-phyrexia-2011-03-24 New Phyrexia]/[https://magic.wizards.com/ja/articles/archive/feature/new-phyrexia-2011-03-24 新たなるファイレクシア](公式ミニサイト Feature [[2011年]]3月24日 [[Wizards of the Coast]]著)
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*[http://whisper.wisdom-guild.net/cardlist/NewPhyrexia/ カードリスト(Wisdom Guild)]
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*[https://magic.wizards.com/ja/news/card-image-gallery/card-image-gallery-2011-04-15 カードギャラリー](記載漏れ有)
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*[https://magic.wizards.com/en/articles/archive/news/new-phyrexia-leaks-2011-04-28-0  New Phyrexia Leaks]/[https://mtg-jp.com/reading/publicity/0011784/ 「新たなるファイレクシア」の流出問題について](News 2011年4月28日 Wizards of the Coast著)
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*[https://mtg-jp.com/products/0000053/ 製品情報](MTG日本公式)
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*[https://magic.wizards.com/en/game-info/products/card-set-archive/new-phyrexia NEW PHYREXIA - CARD SET ARCHIVE - GAME INFO]/[https://magic.wizards.com/ja/game-info/products/card-set-archive/new-phyrexia 新たなるファイレクシア - 製品アーカイブ - 製品 - ゲーム情報](WotC公式)
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==脚注==
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<references />
 
==参考==
 
==参考==
 
*[[カード個別評価:新たなるファイレクシア]]
 
*[[カード個別評価:新たなるファイレクシア]]
 
*[[カードセット一覧]]
 
*[[カードセット一覧]]
 
+
**[[ゼンディカー・ブロック]]([[ゼンディカー]] - [[ワールドウェイク]] - [[エルドラージ覚醒]]) - [[基本セット2011]]
==関連リンク==
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**[[ミラディンの傷跡ブロック]]([[ミラディンの傷跡]] - [[ミラディン包囲戦]] - [[新たなるファイレクシア]]) - [[基本セット2012]]
*[http://www.wizards.com/magic/magazine/article.aspx?x=mtg/daily/news/042811a
+
**[[イニストラード・ブロック]]([[イニストラード]] - [[闇の隆盛]] - [[アヴァシンの帰還]]) - [[基本セット2013]]
New Phyrexia Leaks : Daily MTG : Magic: The Gathering]
+
**[http://mtg-jp.com/publicity/001466/ 「新たなるファイレクシア」の流出問題について]
+
*[http://mtg-jp.com/special/nph/ 製品情報]([[タカラトミー]])
+
*[http://www.wizards.com/magic/TCG/products.aspx?x=mtg/tcg/products/newphyrexia ミニサイト]([[WotC]]、一部英語)
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[[Category:エキスパンション|あらたなるふあいれくしあ]]
 
[[Category:エキスパンション|あらたなるふあいれくしあ]]

2022年11月18日 (金) 16:30時点における最新版

新たなるファイレクシア/New Phyrexia
シンボル ファイレクシアの紋章
略号 NPH
コードネーム Action
発売日 2011年5月13日
セット枚数 全175種類

新たなるファイレクシア/New Phyrexiaは、ミラディンの傷跡ブロックの2つ目の小型エキスパンション

目次

[編集] 概要

ファイレクシア/Phyrexiaに制圧され、新ファイレクシア/New Phyrexiaと化した金属次元/Planeミラディン/Mirrodinを舞台とする。

テーマは新しいファイレクシア/Phyrexiaそのもの。新たなマナ・シンボルとしてファイレクシア・マナが登場し、有色アーティファクトも再び登場している。また、一部のカードで色の役割が崩されている。

セットの枚数が通常の小型セットより多いのは、ミラディン世界がファイレクシアの勝利によってどう変わったのかを描く空間を確保するためである[1]

[編集] 清純なるミラディン

2010年12月9日に公表したアナウンス[2]において、「ミラディンが現在ミラディン陣営とファイレクシア陣営に分かれての戦争の最中で、まだその勝者がどちらかは公表できない」との理由として正式名称は『清純なるミラディン/Mirrodin Pure』か『新たなるファイレクシア』のいずれかであるとして伏せられた。

ミラディン包囲戦ゲームデーにおいてミラディン陣営で参加したカードである清純のタリスマン/Pristine Talismanにも清純なるミラディンのエキスパンション・シンボルが描かれていたり[3]、パッケージ画像が用意されたりしていた[4]

[編集] フルスポイラー流出事件

新たなるファイレクシアのプレビューが始まる4月25日より先に、GOD BOOKと呼ばれる関係者用フルスポイラーがインターネット上に流出してしまう事態が発生した。

フランスの雑誌『Lotus Noir』ライターで、フルスポイラーの閲覧を認められたGuillaume Matignonが、許可なく友人のGuillaume Wafo-Tapaに公開し、その後の経緯は不明だが、結果的にインターネット上に流出することになってしまったとして責任を認めた。この事件の責でGuillaume Matignonに出場停止3年(のちに1年に軽減)、共犯としてGuillaume Wafo-TapaMartial MoreauDavid Gauthierに出場停止1年半の処分を下した。

その結果、皮肉にもエキスパンション名を非公開にする企画があったエキスパンションで、ウィザーズ社は予定より早い4月25日にフルスポイラーの正式公開を余儀なくされてしまった。

[編集] 構築済みデッキ

[編集] エントリーセット

本エキスパンションのエントリーセットは、2枚のレア枠のうち各1枚がミラディンの傷跡ブロックの過去のエキスパンションから収録されている。

[編集] イベントデッキ

[編集] パッケージイラスト

[編集] デザイン

デザイン・チーム Ken Nagle (lead)
Dave Guskin
Joe Huber
Matt Place
Mark Rosewater
デベロップ・チーム Aaron Forsythe (lead)
Dave Guskin
Zac Hill
Tom LaPille
Erik Lauer

[編集] 関連リンク

[編集] 脚注

  1. Third Time's the Charm/3つ目には福があるMaking Magic 2013年4月29日 Mark Rosewater著)
  2. Announcing Action/"Action"の告知(Internet Archive)(Arcana 2010年12月9日 Monty Ashley著)
  3. Your First Action Card(Arcana 2011年2月15日 Monty Ashley著)
  4. Action Packaging(Arcana 2011年3月15日 Monty Ashley著)

[編集] 参考

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