ガヴォニーの居住区/Gavony Township
提供:MTG Wiki
細 |
|||
(10人の利用者による、間の12版が非表示) | |||
1行: | 1行: | ||
{{#card:Gavony Township}} | {{#card:Gavony Township}} | ||
− | + | 自軍[[クリーチャー]]全体に[[+1/+1カウンター]]を置く[[土地]]。 | |
− | クリーチャーを[[強化]] | + | クリーチャーを[[強化]]する土地は数多いが、永続的かつ何度も利用可能で、タイミングを選ばないのが特長であり大きな強み。[[ミッドレンジ]]などでの息切れ対策から特化編成にして[[フィニッシャー]]役、あるいは+1/+1カウンターを利用する[[カード]]との[[コンボ]]など、利用の幅が広い。[[起動コスト]]が実質5[[マナ]]と[[重い|重く]]、[[マナ能力]]も[[無色マナ]]しか生み出せないため、序盤にダブつくと[[展開]]の足を引っ張りやすい欠点はあるが、それでもなお4枚フル投入されることもある強力な土地である。 |
+ | |||
+ | 特にクリーチャー・[[トークン]]を多用する重めの[[デッキ]]との相性は抜群であり、十分にトークンを並べて膠着状態に持ち込んでから数回[[起動]]してやればそのまま圧殺できる。[[イニストラード・ブロック]]のトークン[[生成]]手段が質・量ともに非常に充実している点も追い風である。[[エルフ (デッキ)|エルフデッキ]]のような大量の[[マナ・クリーチャー]]を用いるデッキでも重さを克服しやすく、[[白マナ]]源さえ確保できれば採用の余地があるだろう。 | ||
+ | |||
+ | [[スタンダード]]の[[緑白トークン#ミラディンの傷跡ブロック+イニストラード・ブロック期|緑白トークン]]や[[黒緑白ビートダウン#イニストラード・ブロック+ラヴニカへの回帰ブロック期|ジャンク・トークン]]や[[ケッシグ・ランプ]]、[[イニストラード・ブロック構築]]の[[赤緑白ビートダウン#イニストラード・ブロック構築|赤緑白ビートダウン]]など、中速~低速のビートダウン戦略のデッキで広く使われた。[[モダン]]においても[[黒緑白ビートダウン#モダン|リトルキッドジャンク]]([[黒緑白|アブザン]][[ミッドレンジ]]の中でも緑白[[タッチ]][[黒]]のタイプ)や[[無限頑強#モダン|アブザンカンパニー]]で採用され、特に[[未練ある魂/Lingering Souls]]と[[台所の嫌がらせ屋/Kitchen Finks]]がよき相方となっている。 | ||
+ | |||
+ | *+1/+1カウンターをばら撒くコンセプトの土地[[カード]]は、過去にも[[巨森、オラン=リーフ/Oran-Rief, the Vastwood]]や[[進化の中心、ノヴィジェン/Novijen, Heart of Progress]]などが存在する。 | ||
==関連カード== | ==関連カード== | ||
===サイクル=== | ===サイクル=== | ||
− | {{サイクル/ | + | {{サイクル/イニストラード・ブロックの2色の色マナを含む起動コストを持つ土地 }} |
==参考== | ==参考== | ||
*[[非マナ能力を持つ土地]] | *[[非マナ能力を持つ土地]] | ||
+ | *[[ガヴォニー/Gavony]]([[背景世界/ストーリー用語]]) | ||
*[[カード個別評価:イニストラード]] - [[レア]] | *[[カード個別評価:イニストラード]] - [[レア]] | ||
+ | *[[Secret Lair Drop Series/2021年#Showcase: Midnight Hunt|Secret Lair Drop Series: Showcase: Midnight Hunt]] |
2022年9月25日 (日) 21:49時点における最新版
土地
(T):(◇)を加える。
(2)(緑)(白),(T):あなたがコントロールする各クリーチャーの上に、+1/+1カウンターをそれぞれ1個置く。
自軍クリーチャー全体に+1/+1カウンターを置く土地。
クリーチャーを強化する土地は数多いが、永続的かつ何度も利用可能で、タイミングを選ばないのが特長であり大きな強み。ミッドレンジなどでの息切れ対策から特化編成にしてフィニッシャー役、あるいは+1/+1カウンターを利用するカードとのコンボなど、利用の幅が広い。起動コストが実質5マナと重く、マナ能力も無色マナしか生み出せないため、序盤にダブつくと展開の足を引っ張りやすい欠点はあるが、それでもなお4枚フル投入されることもある強力な土地である。
特にクリーチャー・トークンを多用する重めのデッキとの相性は抜群であり、十分にトークンを並べて膠着状態に持ち込んでから数回起動してやればそのまま圧殺できる。イニストラード・ブロックのトークン生成手段が質・量ともに非常に充実している点も追い風である。エルフデッキのような大量のマナ・クリーチャーを用いるデッキでも重さを克服しやすく、白マナ源さえ確保できれば採用の余地があるだろう。
スタンダードの緑白トークンやジャンク・トークンやケッシグ・ランプ、イニストラード・ブロック構築の赤緑白ビートダウンなど、中速~低速のビートダウン戦略のデッキで広く使われた。モダンにおいてもリトルキッドジャンク(アブザンミッドレンジの中でも緑白タッチ黒のタイプ)やアブザンカンパニーで採用され、特に未練ある魂/Lingering Soulsと台所の嫌がらせ屋/Kitchen Finksがよき相方となっている。
- +1/+1カウンターをばら撒くコンセプトの土地カードは、過去にも巨森、オラン=リーフ/Oran-Rief, the Vastwoodや進化の中心、ノヴィジェン/Novijen, Heart of Progressなどが存在する。
[編集] 関連カード
[編集] サイクル
イニストラード・ブロックの、起動型能力を持つレアの土地のメガ・サイクル。2色の色マナとタップを起動コストに持つ。
イニストラードの5枚は友好色で、各勢力種族の「住処」を示す。
- ムーアランドの憑依地/Moorland Haunt(スピリット)
- ネファリアの溺墓/Nephalia Drownyard(ゾンビ)
- ステンシアの血の間/Stensia Bloodhall(吸血鬼)
- ケッシグの狼の地/Kessig Wolf Run(狼男)
- ガヴォニーの居住区/Gavony Township(人間)
アヴァシンの帰還の3枚は黒を含まない対抗色。