貴族の不面目/Patriar's Humiliation
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− | [[クリーチャー]]が足りずに[[除去]]できない場合でも、とりあえず能力に依存する[[システムクリーチャー]] | + | [[クリーチャー]]が足りずに[[除去]]できない場合でも、とりあえず能力に依存する[[システムクリーチャー]]を無力化できるようになったのは嬉しい。一度は[[攻撃]]を許してしまうが、[[クリーチャー化]]した[[機体]]や[[ミシュラランド]]をただの置物にすることもできる。[[アルケミー]]らしく能力は永久に失われるので、[[墓地]]や[[手札]]はもちろん、[[ライブラリー]]を経由しても、[[解決]]後に[[明滅]]させたりしても能力は戻らない。ただし[[単体除去]]の例に漏れず、これ自体に[[対応]]して明滅された場合は[[対象不適正]]で[[立ち消え]]てしまい能力を失うこともなくなるのでそこは注意。 |
− | [[リミテッド]]ではそれなりにクリーチャーが並びやすいので[[火力]] | + | [[リミテッド]]ではそれなりにクリーチャーが並びやすいので[[火力]]にも一定の期待を持てる。対して[[構築]]では横並びする前に除去が飛んで来やすいため、独自性を考えると能力を失わせることを主軸にすべきか。[[黒]]を中心とした[[リアニメイト]]や[[回収]]に対しては、単発除去よりも効果的な場面も。登場時のアルケミーでは[[白緑]]に大量展開を得意とする[[トークン]]が割り振られているので、そちらに搭載するなら火力としてもそれなり。同環境で単に白い除去を必要とするなら、[[運命的不在/Fateful Absence]]という強力なライバルと争うことになる。こちらは[[プレインズウォーカー]]を狙えないが1マナ[[軽い|軽く]]、[[破壊不能]]にも刺さる点が強み。 |
+ | *[[ヒストリック・ブロール]]では[[統率者]]が[[統率]][[領域]]に戻る際に永久にかけられた[[効果]]を取り除くことができてしまう。あえて倒し切らないようにダメージを調整することもテクニックとして覚えておくといいだろう。 | ||
==参考== | ==参考== | ||
*[[カード個別評価:アルケミーホライゾン:バルダーズ・ゲート]] - [[コモン]] | *[[カード個別評価:アルケミーホライゾン:バルダーズ・ゲート]] - [[コモン]] |
2022年8月17日 (水) 14:22時点における最新版
MTGアリーナ専用カード
Patriar's Humiliation / 貴族の不面目 (白)インスタント
クリーチャー1体を対象とする。それはすべての能力を永久に失う。その後、貴族の不面目はそれに、あなたがコントロールしているクリーチャーの数に等しい点数のダメージを与える。
アーティスト:Dave Greco
白くなり、ダメージを与える前に永久に能力を失わせるようになった多勢/Outnumber。
クリーチャーが足りずに除去できない場合でも、とりあえず能力に依存するシステムクリーチャーを無力化できるようになったのは嬉しい。一度は攻撃を許してしまうが、クリーチャー化した機体やミシュラランドをただの置物にすることもできる。アルケミーらしく能力は永久に失われるので、墓地や手札はもちろん、ライブラリーを経由しても、解決後に明滅させたりしても能力は戻らない。ただし単体除去の例に漏れず、これ自体に対応して明滅された場合は対象不適正で立ち消えてしまい能力を失うこともなくなるのでそこは注意。
リミテッドではそれなりにクリーチャーが並びやすいので火力にも一定の期待を持てる。対して構築では横並びする前に除去が飛んで来やすいため、独自性を考えると能力を失わせることを主軸にすべきか。黒を中心としたリアニメイトや回収に対しては、単発除去よりも効果的な場面も。登場時のアルケミーでは白緑に大量展開を得意とするトークンが割り振られているので、そちらに搭載するなら火力としてもそれなり。同環境で単に白い除去を必要とするなら、運命的不在/Fateful Absenceという強力なライバルと争うことになる。こちらはプレインズウォーカーを狙えないが1マナ軽く、破壊不能にも刺さる点が強み。
- ヒストリック・ブロールでは統率者が統率領域に戻る際に永久にかけられた効果を取り除くことができてしまう。あえて倒し切らないようにダメージを調整することもテクニックとして覚えておくといいだろう。