鬼火/Will-o'-the-Wisp
提供:MTG Wiki
(版間での差分)
細 |
|||
(5人の利用者による、間の7版が非表示) | |||
1行: | 1行: | ||
{{#card:鬼火}} | {{#card:鬼火}} | ||
− | [[ | + | [[黒マナ]]1つで[[唱える]]ことができ、[[飛行]][[クリーチャー]]も[[ブロック (ルール用語)|ブロック]]できるが、[[パワー]]は0。まさしく[[ブロッカー]]としてデザインされたクリーチャー。 |
− | [[マジック]]初期には、[[ネビニラルの円盤/Nevinyrral's Disk]]や[[黒死病/Pestilence]]との[[シナジー]]から、[[コントロール]] | + | [[マジック:ザ・ギャザリング|マジック]]初期には、[[ネビニラルの円盤/Nevinyrral's Disk]]や[[黒死病/Pestilence]]との[[シナジー]]から、[[コントロール (デッキ)|コントロール]]系の[[デッキ]]で組み合わせて使用されることもままあった。[[再生]][[能力]]のため、序盤の時間稼ぎや円盤や黒死病[[起動]]後も生き残って、戦線を維持できたからだ。[[不吉の月/Bad Moon]]と共に攻勢にまわったことも。 |
− | [[第9版]]で約8年ぶりに[[再録]]を果たす。その際、[[クリーチャー・タイプ]] | + | [[第9版]]で約8年ぶりに[[再録]]を果たす。その際、[[クリーチャー・タイプ]]が以前の「'''鬼火'''/''Will-o'-the-Wisp''」から[[スピリット]]に変更された。スピリットになったことで、[[神河ブロック]]の[[カード]]との相性がよくなった。1[[マナ]]域の厄介なブロッカーとして[[転生]]の脅威が増す上、[[神河謀叛]]の[[忍者]]との相性も抜群。 |
− | * | + | *[[ウルザズ・レガシー]]で[[黒マナ]]1点分増え1/1になった[[羽虫の大群/Fog of Gnats]]が登場した。こちらは[[コモン]]。 |
− | + | *[[第5版]]では「[[カードパワー]]の割に低コスト」という理由で収録されなかった(Taming the Flames([[Duelist]]誌17号の記事))。 | |
− | + | *その幻想的な{{Gatherer|id=2138|イラスト}}も非常に人気があった。 | |
− | *その幻想的な{{ | + | **[[第9版を選ぼう]]の投票により、第9版の{{Gatherer|id=83411|イラスト}}を手がけるのは[[Rob Alexander]]となった(相手は同じ[[土地]]絵師の[[John Avon]]であったが、[[第8版]]の[[基本土地]]カード投票の大敗に一矢報いたといえる)。 |
− | *[[第9版を選ぼう]]の投票により、第9版の{{ | + | *[[マスターズ25th]]では、新規[[フレイバーテキスト]]付きで収録された。[[マジック・オリジン]]での[[リリアナ・ヴェス/Liliana Vess (ストーリー)|リリアナ・ヴェス/Liliana Vess]]のオリジン・ストーリー<ref>[http://magic.wizards.com/en/articles/archive/uncharted-realms/lilianas-origin-fourth-pact-2015-06-17 Liliana's Origin: The Fourth Pact]/[http://mtg-jp.com/reading/translated/ur/0015181/ リリアナの「オリジン」:第四の契約](Uncharted Realms [[2015年]]6月17日 [[James Wyatt]]著)</ref>が伝説化したものが語られている。 |
+ | {{フレイバーテキスト|「暗い晩には今でも、死んだ兄を探すヴェスの娘のランタンが、カリゴの森で見られるという。その後を追った者は、その娘の終わりのない探索に巻き込まれるそうだ。」|「ヴェス家の没落」}} | ||
==参考== | ==参考== | ||
+ | <references /> | ||
*[[第9版を選ぼう]] | *[[第9版を選ぼう]] | ||
*[[カード名百科事典#鬼火|鬼火]](カード名百科事典) | *[[カード名百科事典#鬼火|鬼火]](カード名百科事典) | ||
*[[カード個別評価:第9版]] - [[レア]] | *[[カード個別評価:第9版]] - [[レア]] | ||
*[[カード個別評価:第4版]] - [[レア]] | *[[カード個別評価:第4版]] - [[レア]] | ||
− | *[[ | + | *[[カード個別評価:リバイズド・エディション]] - [[レア]] |
− | *[[ | + | *[[カード個別評価:アンリミテッド・エディション]] - [[レア]] |
+ | *[[カード個別評価:マスターズ25th]] - [[アンコモン]] |
2022年2月10日 (木) 00:02時点における最新版
Will-o'-the-Wisp / 鬼火 (黒)
クリーチャー — スピリット(Spirit)
クリーチャー — スピリット(Spirit)
飛行(このクリーチャーは飛行や到達を持たないクリーチャーによってはブロックされない。)
(黒):鬼火を再生する。(このターン、次にこのクリーチャーが破壊される場合、それは破壊されない。代わりに、それをタップし、それに与えられているダメージをすべて取り除き、戦闘から取り除く。)
黒マナ1つで唱えることができ、飛行クリーチャーもブロックできるが、パワーは0。まさしくブロッカーとしてデザインされたクリーチャー。
マジック初期には、ネビニラルの円盤/Nevinyrral's Diskや黒死病/Pestilenceとのシナジーから、コントロール系のデッキで組み合わせて使用されることもままあった。再生能力のため、序盤の時間稼ぎや円盤や黒死病起動後も生き残って、戦線を維持できたからだ。不吉の月/Bad Moonと共に攻勢にまわったことも。
第9版で約8年ぶりに再録を果たす。その際、クリーチャー・タイプが以前の「鬼火/Will-o'-the-Wisp」からスピリットに変更された。スピリットになったことで、神河ブロックのカードとの相性がよくなった。1マナ域の厄介なブロッカーとして転生の脅威が増す上、神河謀叛の忍者との相性も抜群。
- ウルザズ・レガシーで黒マナ1点分増え1/1になった羽虫の大群/Fog of Gnatsが登場した。こちらはコモン。
- 第5版では「カードパワーの割に低コスト」という理由で収録されなかった(Taming the Flames(Duelist誌17号の記事))。
- その幻想的なイラストも非常に人気があった。
- マスターズ25thでは、新規フレイバーテキスト付きで収録された。マジック・オリジンでのリリアナ・ヴェス/Liliana Vessのオリジン・ストーリー[1]が伝説化したものが語られている。
「暗い晩には今でも、死んだ兄を探すヴェスの娘のランタンが、カリゴの森で見られるという。その後を追った者は、その娘の終わりのない探索に巻き込まれるそうだ。」― 「ヴェス家の没落」
[編集] 参考
- ↑ Liliana's Origin: The Fourth Pact/リリアナの「オリジン」:第四の契約(Uncharted Realms 2015年6月17日 James Wyatt著)
- 第9版を選ぼう
- 鬼火(カード名百科事典)
- カード個別評価:第9版 - レア
- カード個別評価:第4版 - レア
- カード個別評価:リバイズド・エディション - レア
- カード個別評価:アンリミテッド・エディション - レア
- カード個別評価:マスターズ25th - アンコモン