月霧/Moonmist
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狼男の変身目当てで使う場合は同一ターンに余計な[[呪文]]を使わないように注意。大抵の狼男の再変身条件が同一ターンに2つ以上の呪文の使用なので、うっかり元に戻してしまうミスをしやすいのである。 | 狼男の変身目当てで使う場合は同一ターンに余計な[[呪文]]を使わないように注意。大抵の狼男の再変身条件が同一ターンに2つ以上の呪文の使用なので、うっかり元に戻してしまうミスをしやすいのである。 | ||
− | *「霧が光を遮ることで擬似的な夜を作り出す」というフレイバー。[[部族カード]]でありながら、[[部族 (俗称)|部族]]デッキ以外でも使用可能な[[コモン]]のカードとしてデザインされた。これはあくまで部族はサブテーマであり、[[ドラフト]][[環境]] | + | *「霧が光を遮ることで擬似的な夜を作り出す」というフレイバー。[[部族カード]]でありながら、[[部族 (俗称)|部族]]デッキ以外でも使用可能な[[コモン]]のカードとしてデザインされた。これはあくまで部族はサブテーマであり、[[ドラフト]][[環境]]に部族デッキしか存在しないのは好ましくないとされたためである<ref>[https://magic.wizards.com/en/articles/archive/feature/scary-stories-part-1-2011-09-19 Scary Stories, Part 1]/[https://mtg-jp.com/reading/translated/0003998/ 恐るべき物語 その1]([[Making Magic]] [[2011年]]9月19日 [[Mark Rosewater]]著)</ref>。 |
**[[霧月/Mistmoon]]は名前が似ているだけで設定上は全く関係ない。 | **[[霧月/Mistmoon]]は名前が似ているだけで設定上は全く関係ない。 | ||
*[[異種移植/Xenograft]]などで人間の[[クリーチャー・タイプ]]を追加してやれば元が人間以外の両面クリーチャーも変身できる。 | *[[異種移植/Xenograft]]などで人間の[[クリーチャー・タイプ]]を追加してやれば元が人間以外の両面クリーチャーも変身できる。 | ||
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*[[マジック・オリジン]]の[[伝説のクリーチャー]]/[[プレインズウォーカー (カード・タイプ)|プレインズウォーカー]]・カードも[[巨森の予見者、ニッサ/Nissa, Vastwood Seer]]以外は変身させることができるが、変身するだけでは[[忠誠カウンター]]は置かれないため、変身後の[[忠誠度]]は0である。そのため、変身直後に[[状況起因処理]]で墓地に置かれる。 | *[[マジック・オリジン]]の[[伝説のクリーチャー]]/[[プレインズウォーカー (カード・タイプ)|プレインズウォーカー]]・カードも[[巨森の予見者、ニッサ/Nissa, Vastwood Seer]]以外は変身させることができるが、変身するだけでは[[忠誠カウンター]]は置かれないため、変身後の[[忠誠度]]は0である。そのため、変身直後に[[状況起因処理]]で墓地に置かれる。 | ||
**[[歴戦の戦士、ギデオン/Gideon, Battle-Forged]]は自身の能力で人間・クリーチャーになる事ができる。その状態の時に月霧を唱えると忠誠カウンターが置かれたまま[[アクロスの英雄、キテオン/Kytheon, Hero of Akros]]へと変身する。 | **[[歴戦の戦士、ギデオン/Gideon, Battle-Forged]]は自身の能力で人間・クリーチャーになる事ができる。その状態の時に月霧を唱えると忠誠カウンターが置かれたまま[[アクロスの英雄、キテオン/Kytheon, Hero of Akros]]へと変身する。 | ||
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==参考== | ==参考== | ||
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+ | *[https://magic.wizards.com/ja/node/662151 Wallpaper of the Week: Moonmist](壁紙・待受、[[WotC]]) | ||
*[[カード個別評価:イニストラード]] - [[コモン]] | *[[カード個別評価:イニストラード]] - [[コモン]] |
2021年10月1日 (金) 15:59時点における版
人間を変身させるインスタント。狼・狼男以外への濃霧/Fog効果もある。
変身条件が不安定な狼男を能動的に変身させることができる貴重なカード。狼男デッキでは並べた狼男をすべて第2面にした上で、戦闘ダメージを一方的にシャットアウトする強烈なコンバット・トリックとなる。対戦相手が狼男でチャンプアタックしてくるようなら、蜘蛛の掌握/Spidery Graspなどと共にこのカードも警戒する必要があるだろう。
相手次第では1マナ重い濃霧としても機能する。ターボフォグのようなデッキが組まれるなら5枚目以降の濃霧として使われるかもしれない。
フレイバー的には狼男のサポートカードだが、人間であれば狼男でなくても変身するため、スレイベンの歩哨/Thraben Sentryなどを能動的に変身させることもできる(そのターンは戦闘ダメージを与えられないことに注意)し、逆に相手の昆虫の逸脱者/Insectile Aberrationなどを第1面に戻すこともできる。
狼男の変身目当てで使う場合は同一ターンに余計な呪文を使わないように注意。大抵の狼男の再変身条件が同一ターンに2つ以上の呪文の使用なので、うっかり元に戻してしまうミスをしやすいのである。
- 「霧が光を遮ることで擬似的な夜を作り出す」というフレイバー。部族カードでありながら、部族デッキ以外でも使用可能なコモンのカードとしてデザインされた。これはあくまで部族はサブテーマであり、ドラフト環境に部族デッキしか存在しないのは好ましくないとされたためである[1]。
- 霧月/Mistmoonは名前が似ているだけで設定上は全く関係ない。
- 異種移植/Xenograftなどで人間のクリーチャー・タイプを追加してやれば元が人間以外の両面クリーチャーも変身できる。
- 機械の行進/March of the Machinesも出ていれば、束縛の刃、エルブラス/Elbrus, the Binding Bladeを変身させることも可能。
- 裏面に狼が印刷された人間トークン・カードがフライデー・ナイト・マジックで配布されているが、トークンは変身できない(CR:712.1)のでこの効果では変身しない。
- マジック・オリジンの伝説のクリーチャー/プレインズウォーカー・カードも巨森の予見者、ニッサ/Nissa, Vastwood Seer以外は変身させることができるが、変身するだけでは忠誠カウンターは置かれないため、変身後の忠誠度は0である。そのため、変身直後に状況起因処理で墓地に置かれる。
- 歴戦の戦士、ギデオン/Gideon, Battle-Forgedは自身の能力で人間・クリーチャーになる事ができる。その状態の時に月霧を唱えると忠誠カウンターが置かれたままアクロスの英雄、キテオン/Kytheon, Hero of Akrosへと変身する。