レンジャー・クラス/Ranger Class
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2021年9月6日 (月) 07:24時点における版
Ranger Class / レンジャー・クラス (1)(緑)
エンチャント — クラス(Class)
エンチャント — クラス(Class)
(次のレベルになることはソーサリーとして行う。そのレベルの能力を得る。)
レンジャー・クラスが戦場に出たとき、緑の2/2の狼(Wolf)クリーチャー・トークン1体を生成する。
(1)(緑):レベル2
あなたが攻撃するたび、攻撃クリーチャー1体を対象とする。それの上に+1/+1カウンター1個を置く。
(3)(緑):レベル3
あなたはいつでもあなたのライブラリーの一番上にあるカード1枚を見てもよい。
あなたはあなたのライブラリーの一番上にあるクリーチャー呪文を唱えてもよい。
レンジャーの技能を得るクラス・エンチャント。レベル1は狼・トークンの生成。レベル2は攻撃クリーチャーの強化。レベル3はライブラリーの一番上からクリーチャー呪文を唱えられるようになる。
レベル1でもマナレシオの悪くないトークンが出るので、即座に除去されてもアドバンテージを失いにくい堅実なエンチャント。レベル2で強化するクリーチャーを自前で用意でき、クリーチャーが尽きてきたらレベル3で補充、と自己完結している点が強み。
スタンダードではこれまで2マナ域の選択肢に乏しかった緑系アグロにとって序盤から終盤まで活躍できる優良カードとして注目され、緑単アグロやグルール・アドベンチャーに投入されている。
- 日本語版のカードは「あなたはあなたのライブラリーの一番上にあるクリーチャー・呪文を唱えてもよい。」となっているが(カード画像)、これは2つの点で問題がある誤訳である。1つは唱える際の選択の結果としてクリーチャー・呪文であることを求めるルールのはずが(CR:601.3e)、ライブラリーでの特性を問う形になっている点。もう1つは総合ルール上ではスタック上のオブジェクトだけが呪文になることができるので(CR:112.1)、「ライブラリーにある呪文」というものは存在し得ないという点である。怪物の代言者、ビビアン/Vivien, Monsters' Advocateといった過去の類似カードのテンプレートに従うべきであった。
ルール
- レベル3の能力によってあなたが望むならいつでも(ただし後述する制限がある)あなたのライブラリーの一番上のカードを見ることができる。あなたに優先権がないときでもよい。この処理はスタックを用いない。そのカードが何であるかを知ることは、あなたがあなたの手札にあるカードを見ることができるのと同様に、あなたが利用できる情報の一部となる。
- あなたのライブラリーの一番上のカードが、呪文を唱えたり能力を起動したりする間に変わるなら、あなたは、その呪文を唱えたり能力を起動したりする手順が終わるまで、新たな一番上のカードを見ることができない。つまり、あなたがライブラリーの一番上のカードを唱えるなら、その呪文のコストを支払い終えるまで、あなたは次のカードを見ることはできない。
- レベル3の能力によって呪文を唱えるタイミングは通常のルールに従う。瞬速を持たないクリーチャー呪文は、あなたのメイン・フェイズでスタックが空の間に唱えることができる。
- ライブラリーの一番上がクリーチャー・カードでも、唱える際に行う選択の結果クリーチャー呪文でないなら、コストを支払う前に不正な処理として唱える前に巻き戻される。例えば当事者カードを出来事の側で唱えることはできず、モードを持つ両面カードをクリーチャーでない面で唱えることはできない。