ワイルドゾンビ
提供:MTG Wiki
細 |
|||
(2人の利用者による、間の5版が非表示) | |||
1行: | 1行: | ||
'''ワイルドゾンビ'''(''Wild Zombie'')は、[[ベンツォ]]から変化した[[リアニメイト]]系[[コンボデッキ]]。2002年頃の[[エクステンデッド]]で活躍した。 | '''ワイルドゾンビ'''(''Wild Zombie'')は、[[ベンツォ]]から変化した[[リアニメイト]]系[[コンボデッキ]]。2002年頃の[[エクステンデッド]]で活躍した。 | ||
− | + | オリジナルデザインはベンツォと同じくチーム「[[Your Move Games]]」の[[Rob Dougherty]]で、[[グランプリラスベガス01]]でベスト8入りしている。デッキ名の由来は[[野生の雑種犬/Wild Mongrel]]と[[ゾンビの横行/Zombie Infestation]]から。 | |
+ | ==概要== | ||
{{#card:Zombie Infestation}} | {{#card:Zombie Infestation}} | ||
− | |||
{{#card:Hermit Druid}} | {{#card:Hermit Druid}} | ||
− | |||
{{#card:Wild Mongrel}} | {{#card:Wild Mongrel}} | ||
− | [[クリーチャー]]を[[墓地]] | + | 発想の大本は[[ベンツォ]]になるのだが、ディフェンシブに進化した[[ゾンビプリズン]]とは逆にアグレッシブに進化した。[[クリーチャー]]・[[カード]]を[[墓地]]に[[落とす]]手段として、ベンツォと同様の[[生き埋め/Buried Alive]]に加えて、一度の[[起動]]で大量に墓地を[[肥やす|肥やせる]][[隠遁ドルイド/Hermit Druid]]が使用される。 |
− | + | 墓地から[[回収]]した[[ゴブリンの太守スクイー/Squee, Goblin Nabob]]や[[Krovikan Horror]]は、[[ゾンビの横行/Zombie Infestation]]や[[野生の雑種犬/Wild Mongrel]]、[[炎の嵐/Firestorm]]などの[[コスト]]として繰り返し使用される。墓地からよみがえるクリーチャーとして、[[灰燼のグール/Ashen Ghoul]]も採用される。 | |
− | + | ||
− | + | ||
− | [[エクステンデッド]]の[[ローテーション]] | + | [[エクステンデッド]]の[[ローテーション]]でKrovikan Horrorと灰燼のグールを使用できなくなり、このタイプは従来の[[リアニメイト/エクステンデッド/テンペスト期|リアニメイト]]に戻ることになる。 |
− | == | + | ==サンプルリスト== |
*備考 | *備考 | ||
− | **[[グランプリ仙台01]] | + | **[[グランプリ仙台01]] ベスト8 ([http://www.wizards.com/sideboard/JParticle.asp?x=gpsen01/JPwelcome 参考]) |
**使用者:[[石田格]] | **使用者:[[石田格]] | ||
*フォーマット | *フォーマット | ||
− | **[[エクステンデッド]]([[第5版]] | + | **[[エクステンデッド]]([[第5版]]~[[第7版]]+[[アイスエイジ]]~[[オデッセイ]]+[[デュアルランド]]) |
{| class="wikitable" style="margin:0 auto; text-align:left;" | {| class="wikitable" style="margin:0 auto; text-align:left;" | ||
|- | |- | ||
− | !colspan="2" style="background-color:#dddddd"|メインデッキ | + | !colspan="2" style="background-color:#dddddd"|メインデッキ (60) |
!colspan="2" style="background-color:#ddeeff"|サイドボード | !colspan="2" style="background-color:#ddeeff"|サイドボード | ||
|- | |- | ||
77行: | 74行: | ||
|} | |} | ||
− | *[[グランプリ仙台01]]が行われたのはワイルドゾンビが世に出た[[グランプリラスベガス01]] | + | *[[グランプリ仙台01]]が行われたのはワイルドゾンビが世に出た[[グランプリラスベガス01]]の1週間後であった。つまり石田は、時差の影響で月曜日に日本に伝わったデッキを金曜日までに分析・研究し、完全に自分のものへと仕上げてしまったのだ。ちなみにこの時のスイスラウンドの成績は13勝1分。 |
− | + | ||
==参考== | ==参考== | ||
85行: | 81行: | ||
*[[ゾンビプリズン]] | *[[ゾンビプリズン]] | ||
*[[デッキ集]] | *[[デッキ集]] | ||
+ | |||
+ | [[Category:黒赤緑デッキ|わいるとそんひ]] | ||
+ | [[Category:ビートダウンデッキ|わいるとそんひ]] | ||
+ | [[Category:リアニメイトデッキ|わいるとそんひ]] | ||
+ | [[Category:黒赤緑ビートダウンデッキ|わいるとそんひ]] | ||
+ | [[Category:黒赤緑リアニメイトデッキ|わいるとそんひ]] | ||
+ | [[Category:アイスエイジ期のエクステンデッドデッキ|わいるとそんひ]] |
2021年5月12日 (水) 14:40時点における最新版
ワイルドゾンビ(Wild Zombie)は、ベンツォから変化したリアニメイト系コンボデッキ。2002年頃のエクステンデッドで活躍した。
オリジナルデザインはベンツォと同じくチーム「Your Move Games」のRob Doughertyで、グランプリラスベガス01でベスト8入りしている。デッキ名の由来は野生の雑種犬/Wild Mongrelとゾンビの横行/Zombie Infestationから。
[編集] 概要
クリーチャー — 人間(Human) ドルイド(Druid)
(緑),(T):あなたのライブラリーを、基本土地カードが公開されるまで上から1枚ずつ公開する。そのカードをあなたの手札に加え、これにより公開された他のすべてのカードをあなたの墓地に置く。
1/1クリーチャー — 犬(Dog)
カードを1枚捨てる:野生の雑種犬はターン終了時まで+1/+1の修整を受けるとともに、あなたが選んだ1色の色になる。
2/2発想の大本はベンツォになるのだが、ディフェンシブに進化したゾンビプリズンとは逆にアグレッシブに進化した。クリーチャー・カードを墓地に落とす手段として、ベンツォと同様の生き埋め/Buried Aliveに加えて、一度の起動で大量に墓地を肥やせる隠遁ドルイド/Hermit Druidが使用される。
墓地から回収したゴブリンの太守スクイー/Squee, Goblin NabobやKrovikan Horrorは、ゾンビの横行/Zombie Infestationや野生の雑種犬/Wild Mongrel、炎の嵐/Firestormなどのコストとして繰り返し使用される。墓地からよみがえるクリーチャーとして、灰燼のグール/Ashen Ghoulも採用される。
エクステンデッドのローテーションでKrovikan Horrorと灰燼のグールを使用できなくなり、このタイプは従来のリアニメイトに戻ることになる。
[編集] サンプルリスト
メインデッキ (60) | サイドボード | ||
---|---|---|---|
クリーチャー (20) | 2 | 窒息/Choke | |
4 | Krovikan Horror | 1 | 地の封印/Ground Seal |
4 | 野生の雑種犬/Wild Mongrel | 1 | グールの誓い/Oath of Ghouls |
4 | 灰燼のグール/Ashen Ghoul | 1 | 非業の死/Perish |
4 | 隠遁ドルイド/Hermit Druid | 1 | 消えないこだま/Haunting Echoes |
4 | ゴブリンの太守スクイー/Squee, Goblin Nabob | 3 | スパイクの飼育係/Spike Feeder |
呪文 (19) | 1 | 無のロッド/Null Rod | |
4 | 吸血の教示者/Vampiric Tutor | 1 | 破滅/Ruination |
4 | ゾンビの横行/Zombie Infestation | 3 | 紅蓮破/Pyroblast |
4 | 生き埋め/Buried Alive | 1 | Stench of Evil |
3 | 炎の嵐/Firestorm | ||
4 | 強迫/Duress | ||
土地 (21) | |||
4 | Taiga | ||
4 | Badlands | ||
4 | Bayou | ||
2 | 沼/Swamp | ||
1 | 山/Mountain | ||
1 | 森/Forest | ||
1 | 宝石鉱山/Gemstone Mine | ||
3 | ラノワールの荒原/Llanowar Wastes | ||
1 | 知られざる楽園/Undiscovered Paradise |
- グランプリ仙台01が行われたのはワイルドゾンビが世に出たグランプリラスベガス01の1週間後であった。つまり石田は、時差の影響で月曜日に日本に伝わったデッキを金曜日までに分析・研究し、完全に自分のものへと仕上げてしまったのだ。ちなみにこの時のスイスラウンドの成績は13勝1分。