変わり樹の蒔き手/Turntimber Sower
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2020年9月24日 (木) 20:58時点における最新版
クリーチャー — エルフ(Elf) ドルイド(Druid)
いずれかの領域から土地カードが1枚以上あなたの墓地に置かれるたび、緑の0/1の植物(Plant)クリーチャー・トークンを1体生成する。
(緑),クリーチャー3体を生け贄に捧げる:あなたの墓地から土地カード1枚を対象とし、それをあなたの手札に戻す。
土地カードがあなたの墓地に置かれるたびクリーチャー・トークンを生成し、クリーチャーを3体生け贄に捧げると墓地から土地を回収できるエルフ・ドルイド。ネシアンの狩猟者/Nessian Courserの上位互換。
トークン生成の誘発型能力は過去のカードでいえば蟻走感/Crawling Sensationに近い。自力で土地を墓地に置く手段こそないが、1ターンに複数回誘発させられるため、フェッチランドや共鳴者などと組み合わせる分にはより多くのトークンを生み出せるだろう。トークンは0/1という最低限のサイズであるためそのままだとチャンプブロックぐらいしかできないが、全体強化や自身の起動型能力で有効活用可能。
起動型能力の方は不気味な発見/Grim Discoveryの2番目のモードに相当する。同じく起動型能力で墓地から土地回収ができる土地守/Groundskeeperと比べると、起動コストにかかるマナこそ少ないがクリーチャー3体もの生け贄が必要になってしまっている。その分、基本でない土地も回収できるため、強力な土地を何度も使い回せる。自力で墓地に落ちてトークン生成を助けてくれるフェッチランドや不毛の大地/Wastelandとは相性抜群といえよう。
3/3という悪くないマナレシオを持つため戦闘もこなせるが、やはりシステムクリーチャーとしての活躍が主となるだろう。ただし、単に強力な土地を使い回したいだけなら世界のるつぼ/Crucible of Worldsやラムナプの採掘者/Ramunap Excavatorの方が手軽。こちらは墓地回収をおまけと割り切ってトークン生成を主にするか、あるいは手札に戻せることを活かしてトレイリア西部/Tolaria Westやサイクリングランドなどを使い回すなどして差別化を図りたい。ハイランダーである統率者戦では世界のるつぼ系統の追加のパーツに成り得るし、強力な土地を使い回せる恩恵も大きいので相対的に価値が上がる。