侵入者への呪い/Trespasser's Curse

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*もちろん自分にエンチャントすることもでき、その場合ライフを失うのも得るのも[[あなた]]である。[[状況起因処理]]前後でライフの増減がないため通常は意味がないが、「ライフを得た」「ライフを失った」ことにはなるため[[初期対応/First Response]]や[[天使の協定/Angelic Accord]]などを[[誘発]]させられる。この用途なら対戦相手に依存せず能動的に満たせるため相性は悪くない。
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*カード名は禁じられた場所に侵入した者への呪いであると同時に、[[アモンケット/Amonkhet]]次元への侵入者である[[王神、ニコル・ボーラス/Nicol Bolas, God-Pharaoh|王神]]がかけていった呪いでもあるというダブルミーニングである。
 
==参考==
 
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↑ *[http://magic.wizards.com/en/articles/archive/magic-story/trespass-2017-05-10 Trespass]/[http://mtg-jp.com/reading/translated/ur/0018754/ 侵入](Magic Story 2017年5月10日 Michael Yichao著)
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*[[カード個別評価:アモンケット]] - [[コモン]]
 
*[[カード個別評価:アモンケット]] - [[コモン]]
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*[[カード個別評価:アモンケットリマスター]] - [[コモン]]

2020年8月29日 (土) 07:44時点における最新版


Trespasser's Curse / 侵入者への呪い (1)(黒)
エンチャント — オーラ(Aura) 呪い(Curse)

エンチャント(プレイヤー)
クリーチャーが1体、エンチャントされているプレイヤーのコントロール下で戦場に出るたび、そのプレイヤーは1点のライフを失い、あなたは1点のライフを得る。


エンチャントされたプレイヤークリーチャー戦場に出すたびドレインできる呪い

効く相手と効かない相手がはっきりしており、ほぼクリーチャーを使わないコントロールデッキには効かない一方でビートダウン、特にトークンデッキには劇的に刺さる。こちらがライフ得られるだけでなく対戦相手のライフを削れるので、ダメージレースにおいて有利になるだろう。とは言え効果は1点ずつという微々たるものなので、これだけに延命やフィニッシャーとしての役割を背負わせるのは流石に荷が重い。

リミテッドでは最低限の延命やクロックとなり、クリーチャーを使わないデッキは少ないためまあまあ有用。大量にかき集めて重ね張りした場合のライフ・アドバンテージは圧巻である。構築では特に無限トークンコンボに対して有効なサイドボードで、スタンダードの有力な無限トークンコンボだったサヒーリコンボへの対策として注目されたが、アモンケット参入と同時に守護フェリダー/Felidar Guardian禁止カード指定によりサヒーリコンボが消滅したためその役目を失ってしまった。それでもトークンデッキへのサイドボードとしてなら出番はあるだろう。

  • もちろん自分にエンチャントすることもでき、その場合ライフを失うのも得るのもあなたである。状況起因処理前後でライフの増減がないため通常は意味がないが、「ライフを得た」「ライフを失った」ことにはなるため初期対応/First Response天使の協定/Angelic Accordなどを誘発させられる。この用途なら対戦相手に依存せず能動的に満たせるため相性は悪くない。
  • カード名は禁じられた場所に侵入した者への呪いであると同時に、アモンケット/Amonkhet次元への侵入者である王神がかけていった呪いでもあるというダブルミーニングである。

[編集] 参考

↑ *Trespass/侵入(Magic Story 2017年5月10日 Michael Yichao著)

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