タイムシフト

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*[http://www.wizards.com/default.asp?x=mtgcom/daily/mr261 Chaos Theory]([[WotC]];英語)
 
*[http://www.wizards.com/default.asp?x=mtgcom/daily/mr261 Chaos Theory]([[WotC]];英語)
 
*[https://mtg-jp.com/reading/mm/0034247/ バック・トゥ・ザ・『未来予知』(フューチャーサイト)]([[Making Magic]] 2020年8月3日) - 未来予知タイムシフトカードの逆再録の可能性について
 
*[https://mtg-jp.com/reading/mm/0034247/ バック・トゥ・ザ・『未来予知』(フューチャーサイト)]([[Making Magic]] 2020年8月3日) - 未来予知タイムシフトカードの逆再録の可能性について
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*[https://mtg-jp.com/reading/mm/0034262/ バック・トゥ・ザ・『未来予知』(フューチャーサイト)・パート2]([[Making Magic]] 2020年8月10日)
 
*[[カード個別評価:時のらせんブロック]]
 
*[[カード個別評価:時のらせんブロック]]
 
*[[カードセット一覧]]
 
*[[カードセット一覧]]

2020年8月15日 (土) 10:21時点における版

タイムシフト/Time Shiftedとは、時のらせんブロックの各エキスパンションに存在する特定のカード群の総称。

エキスパンションごとに定義は異なるが、何らかの形で「時」の遷移・超越が表現されている点で共通している。また、いずれにおいても通常のカードとは異なるが採用されており、タイムシフトであることを容易に見分けられるようになっている。

  • 過去のカードが何らかの形で再録される際には、その時の最新の枠で再録されるのが通常である。

目次

時のらせんのタイムシフト

時のらせんにおけるタイムシフトは、再録カード専用の新たなレアリティとして存在する。具体的には基本セットリミテッド・エディションからスカージまでの再録カード121枚で構成される。エキスパンション・シンボル色。収録元でのレアリティに関係なく、一括してタイムシフト枠として扱われる。カード枠が当時のままの旧枠で印刷されていることが特徴。

時のらせんのトーナメントパックに3枚、ブースターパックに1枚入っており、通常のカードと同様テーマデッキにも含まれている。テーマデッキにおいては、基本的に過去のレアリティを基準に枚数設定されている(次元の混乱再誕の儀式/Rituals of Rebirthには、例外的に元レアであるセンギアの従臣/Sengir Autocratが含まれている)。

コレクター番号はタイムシフト枠121枚で独立して設定されている。このためこれら121枚を、別個の付属エキスパンションのように解釈する場合もある。その場合、略号は「TSB」が用いられ、時のらせんを表す「TSP」と区別される。ただし大会における扱いは、時のらせんの一部として扱われる。そのため、時のらせんが使用できるフォーマットで使用可能である。

  • 元がレアのものもコモンのものも同じ確率で出るため、当たりはずれが大きい。
  • これまで日本語版が無かったカード(例:闘技場/Arenaなど)には新しく日本語のカード名が付けられている。
  • 一部のクリーチャーは、クリーチャー・タイプが新たに与えられたり、再編されたりしている。
  • プレミアム・カードでは過去のカードよろしく、流星マークが復活している。
  • 時のらせんブロック全体の傾向と同じく、現在とは異なる過去の色の役割のカードがかなり多い。
  • サイクル5枚の中の1枚だけが再録、というパターンが非常に多い。
  • 121枚というのは印刷時における1シートの枚数である(11枚×11枚)。ここから、レアリティに区別がない理由が分かる。
  • エキスパンション・シンボルの色から「紫」と呼ばれることもある。

時のらせんのタイムシフト・カード一覧はカード個別評価:時のらせんタイムシフトを参照。

次元の混乱のタイムシフト

次元の混乱におけるタイムシフトは、レアリティではなく、既存のカードのみを変えた同型再版である一連のカードに対する総称として存在する。基本的に色以外の部分はモデルとなったカードと同じだが、色の変更及び新能力消失」に関わり、若干の変更がある場合もある(後述)。

カード枠は新たに製作された専用のものが用いられている。白字で書かれたカード名カード・タイプP/Tが特徴。これは新枠の「もう一つの可能性」をデザインしたものである。各色に9種類、全45種類。

通常通り3種類のレアリティが存在する。次元の混乱のブースターパックに、コモンが3枚、アンコモンレアが1枚の計4枚入っており、後者のスロットにレアが入る確率は1/4である。通常のカードと同様テーマデッキにも含まれている。

コレクター番号は次元の混乱の通常のカードとは独立していない。ただし各色において、通常のカードがアルファベット順に並べられた後に、タイムシフトのカードが同様に並べられており、微妙に区別されている。

次元の混乱のタイムシフト・カードはカード個別評価:次元の混乱タイムシフトを参照のこと。

未来予知のタイムシフト

未来予知におけるタイムシフトは、後述する方針に沿って製作された一連のカードの総称を表す。時のらせん次元の混乱のように過去のカードと同じルール文章を持ったカードではなく、完全に新規のカードで構成される。通常通り3種類のレアリティが存在する。全81種類。前2作と異なり、パックにおける専用スロットや出現確率は特に設定されておらず、通常のカードと同じように封入される。もちろんテーマデッキにも通常通り収録。

楕円形のイラスト欄を持ち、マナ・コストがイラスト左側にある、見る者の度肝を抜く斬新なデザインのカード背景が特徴。このデザインは「未来を垣間見ている」ことを表している。

以下の3種類のいずれかの方針に沿って製作されている。

  1. 未来において扱うであろうコンセプトを持つカード
  2. 未来において扱う(扱わない)かもしれないコンセプトを持つカード
  3. 未来において扱う計画のないコンセプトを持つカード

とは言え、傍目にはどのカードがどのカテゴリーに該当するのか判断するのは難しい。一例を挙げれば、既存のものから新しく考案されたものまで膨大な種類が登場するキーワード能力や、発売時点では意味を成していない「プレインズウォーカー」「からくり」「組み立てる」といった用語が、上記のコンセプトが何を意味するのか考えるヒントになるかもしれない。

未来予知のタイムシフト・カードはカード個別評価:未来予知タイムシフトを参照のこと。

参考

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