饗宴と飢餓の剣/Sword of Feast and Famine
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2020年8月3日 (月) 21:49時点における版
アーティファクト — 装備品(Equipment)
装備しているクリーチャーは+2/+2の修整を受けるとともにプロテクション(黒)とプロテクション(緑)を持つ。
装備しているクリーチャーがプレイヤー1人に戦闘ダメージを与えるたび、そのプレイヤーはカードを1枚捨て、あなたはあなたがコントロールする土地をすべてアンタップする。
装備(2)
黒緑の剣。黒と緑に対するプロテクションを付与し、誘発型能力で手札破壊と土地のアンタップを行う。
プロテクション(黒)は言うまでもなく除去耐性として機能し、プロテクション(緑)もゼンディカーの報復者/Avenger of Zendikarやカルニの庭/Khalni Gardenのトークンなどに妨害されず攻撃を通せるのでなかなか役に立つ。
手札破壊は対戦相手に選ばせてしまうので効果が薄いが、それでもカード・アドバンテージを稼げるのが強力。土地のアンタップは装備品の欠点であるテンポの悪さを見事に補ってくれる能力で、つけ替えによるブロッカー強化も楽に行える。ミシュラランドと組めば返しのターンの守りも磐石にできる。
土地をアンタップする能力によりカウンターを構えやすくなり、かつ、手札破壊により対戦相手の反撃の目を摘み取ることができるため、特にクロック・パーミッションというアーキタイプに合致している。一方で、誘発型能力は両方とも戦場に触れず、状況によっては腐るという欠点を持っている。
ミラディン包囲戦登場当初から活躍を見せ、対をなす肉体と精神の剣/Sword of Body and Mindと合わせて石鍛冶の神秘家/Stoneforge Mysticからサーチされることが多い。Caw-GoがCaw-Bladeへと進化してメタゲームの中心となる基盤となったほか、白単アーマーや赤白上陸など、採用する白系ビートダウンは数多い。包囲戦参入直後のプロツアーパリ11でもベスト8中7人が使用していた。
エクステンデッドでもクロック・パーミッションのフェアリーに採用される他、上記石鍛冶の神秘家と合わせて白ウィニーやナヤビートダウンでも活躍している。またプロテクションからジャンドの天敵であり、同デッキを環境から駆逐した張本人でもある。
リミテッドではもちろん大活躍する。黒と緑はファイレクシア/Phyrexia陣営の主力の色なので、ファイレクシア・デッキには特に有効。
- サイクルの他のカードに比べ、あまり見かけない組み合わせの2語がカード名に使われている。通例なら黒と緑は「死」と「生」として対置されそうだが、能力の内容に合わせてこの名前になったと思われる。なお、時代は古くなるが饗宴か飢餓か/Feast or Famineという同じ2語を対比したカードが既に存在する。
関連カード
サイクル
剣のメガ・サイクル。装備したクリーチャーに+2/+2の修整を及ぼすとともに、2色に対するプロテクションを付与する。また装備したクリーチャーがプレイヤーに戦闘ダメージを与えるたび、対応する2色をイメージした効果を発生させる誘発型能力を持つ。
- 肉体と精神の剣/Sword of Body and Mind(緑青)
- 饗宴と飢餓の剣/Sword of Feast and Famine(黒緑)
- 戦争と平和の剣/Sword of War and Peace(赤白)
参考
- カード個別評価:ミラディン包囲戦 / ミラディン陣営 - 神話レア
- カード個別評価:ダブルマスターズ - 神話レア
- Kaladesh Inventions