黒の万力/Black Vise
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しかし、このカードの真の恐ろしさは[[アーティファクト]]であるということ。すなわち、[[色]]によっては手札を弄くる以外に対処する方法が少ないのだ。 | しかし、このカードの真の恐ろしさは[[アーティファクト]]であるということ。すなわち、[[色]]によっては手札を弄くる以外に対処する方法が少ないのだ。 | ||
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− | [[プリズン]]などの[[ロック]]デッキのダメージ源や、その名を冠した[[ヴァイスエイジ]]の[[キーカード]]である。 | + | |
− | *その可愛らしい(?){{日本語画像|Black Vise}} | + | *その可愛らしい(?){{日本語画像|Black Vise}}が有名。→[[ウェルカム・トゥ・ドミニア ドミニアへの招待2]]・[[レミィ・キルミスター]]・[[スタッフィー/Stuffy]] |
− | *制限・禁止となった以後も"Vise" | + | *制限・禁止となった以後も"Vise"人気は衰えず、多くの調整版が作られている。いずれも[[マナ・コスト]]が引き上げられており、どのようなタイプのデッキに対しても一定の対処の余地が設けられている。 |
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*これの対称的なものに[[拷問台/The Rack]]があり、同様に多種多様な亜種が作られている。 | *これの対称的なものに[[拷問台/The Rack]]があり、同様に多種多様な亜種が作られている。 | ||
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*[[無色]]のカードであるアーティファクトであるのに「黒」が[[カード名]]に入っている珍しいカード。初心者が「[[黒]](マナ)で無いと出せない」と勘違いした例もあったらしい。 | *[[無色]]のカードであるアーティファクトであるのに「黒」が[[カード名]]に入っている珍しいカード。初心者が「[[黒]](マナ)で無いと出せない」と勘違いした例もあったらしい。 | ||
− | [[ヴィンテージ]] | + | [[ヴィンテージ]]では、1996年2月1日より[[禁止カード]]に指定されるが、1996年7月1日より[[制限カード]]に緩和され、2007年6月20日より制限解除。その間[[Type1.5]]ではずっと禁止で、2004年9月20日よりType1.5から移行した[[レガシー]]でも続けて禁止カードに指定されている。[[スタンダード]]では、1996年2月1日より制限カードとなるが、1997年1月1日の制限カード廃止に伴い禁止カードに指定される。[[エクステンデッド]]でもフォーマット設立当初の1997年7月1日から禁止カード。 |
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==参考== | ==参考== | ||
*[[スタッフィー/Stuffy]] | *[[スタッフィー/Stuffy]] | ||
*[http://www.wizards.com/default.asp?x=mtgcom/feature/253 The Top 50 Artifacts of All Time] 第5位([[WotC]]、文:[[Zvi Mowshowitz]]、英語) | *[http://www.wizards.com/default.asp?x=mtgcom/feature/253 The Top 50 Artifacts of All Time] 第5位([[WotC]]、文:[[Zvi Mowshowitz]]、英語) | ||
− | *[[ | + | *[[カード個別評価:第4版]] - [[アンコモン]] |
− | *[[カード個別評価:リバイズド | + | *[[カード個別評価:リバイズド]] - [[アンコモン]] |
− | *[[カード個別評価:アンリミテッド | + | *[[カード個別評価:アンリミテッド]] - [[アンコモン]] |
2008年6月17日 (火) 21:16時点における版
Black Vise / 黒の万力 (1)
アーティファクト
アーティファクト
黒の万力が戦場に出るに際し、対戦相手を1人選ぶ。
選ばれたプレイヤーのアップキープの開始時に、黒の万力はそのプレイヤーにX点のダメージを与える。Xは、そのプレイヤーの手札のカードの枚数引く4である。
第4版まで存在していた、手札の数を参照するダメージカード。最初期の「マジック運ゲー」を象徴するカードでもある。
低コストで場に出すことができ、先攻でならば相手にほぼ確実に3点のダメージを与えることができる。滅多に無い事ではあるが、先手1ターン目に暗黒の儀式/Dark Ritualからこれを3枚並べられると、後手1ターン目に相手は3×3=9ダメージを受ける。相手がパーミッションデッキなどだった場合、土地を置く以外に手札を減らす事は難しいので、2ターン目も9ダメージを受ける事になる。正直、洒落にならない。
しかし、このカードの真の恐ろしさはアーティファクトであるということ。すなわち、色によっては手札を弄くる以外に対処する方法が少ないのだ。
その嫌がらせ的な強さゆえに制限カードに指定された。プリズンなどのロックデッキのダメージ源や、その名を冠したヴァイスエイジのキーカードである。
- その可愛らしい(?)イラストが有名。→ウェルカム・トゥ・ドミニア ドミニアへの招待2・レミィ・キルミスター・スタッフィー/Stuffy
- 制限・禁止となった以後も"Vise"人気は衰えず、多くの調整版が作られている。いずれもマナ・コストが引き上げられており、どのようなタイプのデッキに対しても一定の対処の余地が設けられている。
- これの対称的なものに拷問台/The Rackがあり、同様に多種多様な亜種が作られている。
- 無色のカードであるアーティファクトであるのに「黒」がカード名に入っている珍しいカード。初心者が「黒(マナ)で無いと出せない」と勘違いした例もあったらしい。
ヴィンテージでは、1996年2月1日より禁止カードに指定されるが、1996年7月1日より制限カードに緩和され、2007年6月20日より制限解除。その間Type1.5ではずっと禁止で、2004年9月20日よりType1.5から移行したレガシーでも続けて禁止カードに指定されている。スタンダードでは、1996年2月1日より制限カードとなるが、1997年1月1日の制限カード廃止に伴い禁止カードに指定される。エクステンデッドでもフォーマット設立当初の1997年7月1日から禁止カード。