フィッシュ
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+ | |2||[[造物の学者、ヴェンセール/Venser, Shaper Savant]] | ||
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+ | |3||[[謎めいた命令/Cryptic Command]] | ||
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+ | |2||[[祖先の幻視/Ancestral Vision]] | ||
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+ | |4||[[アダーカー荒原/Adarkar Wastes]] | ||
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+ | |1||[[フェアリーの集会場/Faerie Conclave]] | ||
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+ | |4||[[ワンダーワインの分岐点/Wanderwine Hub]] | ||
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+ | |4||[[ブレンタンの炉の世話人/Burrenton Forge-Tender]] | ||
+ | |- | ||
+ | |1||[[謎めいた命令/Cryptic Command]] | ||
+ | |- | ||
+ | |2||[[目覚ましヒバリ/Reveillark]] | ||
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+ | |2||[[鋸刃の矢/Serrated Arrows]] | ||
+ | |- | ||
+ | |1||[[誘惑蒔き/Sower of Temptation]] | ||
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+ | |3||[[太陽の槍/Sunlance]] | ||
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+ | |2||[[送還/Unsummon]] | ||
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==[[時のらせんブロック構築]]== | ==[[時のらせんブロック構築]]== |
2008年6月14日 (土) 18:49時点における版
目次 |
フィッシュ(Fish)
一般にアトランティスの王/Lord of Atlantis率いるマーフォークの部族ウィニーがこの名で呼ばれる。 また、エターナルにおいては、マーフォークに限らず、青を中心に多色で組まれたクロック・パーミッション型のデッキの総称として用いられている。
アトランティスの王/Lord of Atlantisの能力で全てのマーフォークが島渡りを得るため、青デッキが横行する環境で強い。 クロック・パーミッションというデッキの性質上、コンボデッキや神の怒り/Wrath of Godに耐性がある。
スタンダードでもウルザ・ブロック、マスクス・ブロック前後の時期に活躍した。
- 相手が青でなくても、高潮の戦士/Tidal Warriorや魔法改竄/Magical Hackなどで渡りや土地タイプを書き換えられるため相手の色に対する適応力が高かった。
- これ以前、最初期のフィッシュの名を冠するデッキには本当に魚が入っていた。
また、エターナルのフィッシュは、マーフォークデッキとはまったく別のデッキを指す事が多いため注意。→ エターナル型フィッシュ デッキカラーに限らず、「多色で組まれた寄せ集めのクロック・パーミッション」が基本的にこう呼ばれる事が多い。
時のらせんブロック+ローウィン・ブロック期
ローウィンでマーフォークが主要部族に選ばれたことで復活を果たす。川の案内者、シグ/Sygg, River Guideなどのために青白で組まれる。
動きは同環境のフェアリーに近く、軽量マーフォークによるダメージクロックをドローソースの祖先の幻視/Ancestral Visionやカウンターの謎めいた命令/Cryptic Commandでサポートするクロック・パーミッションデッキである。
最後はアトランティスの王/Lord of Atlantisや川の案内者、シグの全体強化により一気に押し切る。 アトランティスの王を採用したことでメタの中心であるヒバリブリンクやフェアリーに優位に立てることも大きな利点である。
プロツアーハリウッド08でベスト8進出者を輩出し、話題になった。
サンプルレシピ
- 備考
- プロツアーハリウッド08 ベスト8(参考)
- 使用者:Jan Ruess
- フォーマット
時のらせんブロック構築
パワーこそ低いものの回避能力持ちが多く採用されており、安定してライフを削ることが出来る。 特にコー追われの物あさり/Looter il-Korは重要で引きすぎた土地をスペルに変換するなどデッキの安定性を非常に高めてくれる。 不安定性突然変異/Unstable Mutationや心霊破/Psionic Blastが青に不足している打撃力を補ってくれる。
また、変異持ちが多く実際以上の働きをして対戦相手を混乱させることが出来るのが強みである。
サンプルレシピ
- 備考
- PTQ Valencia 2007 (Magdeburg) ベスト6
- 使用者:Daniel Dervaric
- フォーマット
メインデッキ (60) | |
---|---|
クリーチャー (24) | |
4 | ダル追われの流れ者/Drifter il-Dal |
4 | 空飛ぶ男/Flying Men |
4 | コー追われの物あさり/Looter il-Kor |
3 | 霊糸の幻/Gossamer Phantasm |
3 | トゲ尾の仔ドレイク/Spiketail Drakeling |
3 | コー追われの浸透者/Infiltrator il-Kor |
3 | 大渦のジン/Maelstrom Djinn |
インスタント・ソーサリー (12) | |
4 | 猿術/Pongify |
4 | 心霊破/Psionic Blast |
4 | 遅延/Delay |
エンチャント・アーティファクト (4) | |
4 | 不安定性突然変異/Unstable Mutation |
土地 (20) | |
16 | 島/Island |
1 | ペンデルヘイヴン/Pendelhaven |
2 | 生けるものの洞窟/Zoetic Cavern |
1 | 隠れ家/Safe Haven |
サイドボード(15) | |
4 | 模る寄生/Shaper Parasite |
4 | ダンダーン/Dandan |
4 | 激浪のこそ泥/Riptide Pilferer |
3 | ザルファーの魔道士、テフェリー/Teferi, Mage of Zhalfir |
- あえてこのデッキを選んだDaniel Dervaricに賞賛を贈りたい。
マスクス・ブロック+インベイジョン・ブロック期
対立オーブのクリーチャーをマーフォークに差し替えたバージョン(フィッシュ対立)が存在する。
アトランティスの王/Lord of Atlantisにより特に対ブルーオーブに有利になるのが大きい。
- この時期には海のハンター/Seahunterから連続して衝撃のマーフォーク/Jolting Merfolkを引っ張ってくるシナジーを搭載したタイプのデッキも存在した。
ウルザ・ブロック期^
ウルザ・ブロックのころは凶悪なコンボや有力な[[青単コントロール青単コントロール#ウルザ・ブロック期|]]がメタの中心にあり、それらへの対抗手段として組まれた。
ウルザズ・サーガ参入直後は青の超極悪コンボデッキ・MoMaへのアンチデッキとして。
マスクス参入後も補充やイタリックブルーといった青いデッキがメタ中であったため、同様にそれに対抗する形で戦果を挙げている。
日本選手権00ではパララクス補充と青茶単の荒海を泳ぎきり、見事ベスト8(2日目時点では1位)に輝いた。
サンプルレシピ
メインデッキ (60) | |
---|---|
クリーチャー (18) | |
4 | アトランティスの王/Lord of Atlantis |
3 | 珊瑚マーフォーク/Coral Merfolk |
4 | 砂州のマーフォーク/Sandbar Merfolk |
4 | ルートウォーターの泥棒/Rootwater Thief |
3 | マスティコア/Masticore |
インスタント・ソーサリー (16) | |
4 | 無効/Annul |
2 | 目くらまし/Daze |
1 | 誤算/Miscalculation |
4 | 対抗呪文/Counterspell |
2 | 誤った指図/Misdirection |
3 | 妨害/Thwart |
エンチャント・アーティファクト (3) | |
3 | 沿岸の海賊行為/Coastal Piracy |
土地 (23) | |
18 | 島/Island |
4 | リシャーダの港/Rishadan Port |
1 | ラースの果て/Rath's Edge |
サイドボード | |
1 | マスティコア/Masticore |
3 | 水没/Submerge |
1 | 誤った指図/Misdirection |
4 | 退去の印章/Seal of Removal |
3 | 寒け/Chill |
3 | 呪われたトーテム像/Cursed Totem |
リシャーダの港/Rishadan Portによるマナ拘束も定番。
エクステンデッド
エクステンデッドでも時折組まれるアーキタイプである。 特に、環境を席巻した青系コンボデッキへのアンチデッキとしての色彩が強い。
史上最悪と謳われるコンボデッキ・MoMaが荒れ狂ったプロツアーローマ98では、Nicolas Labarreがこのデッキを使用して準優勝を飾った。 また、Alan Comer製作のオリジナルのグロウデッキはグロウフィッシュと呼ばれ、当時メタの中心にあったトリックスを意識した強烈な青メタデッキであった。
最強のピッチカウンター・Force of Willの存在がその背景にあることは言うまでも無い。
サンプルレシピ
- 備考
- プロツアーローマ98 準優勝
- 使用者:Nicolas Labarre
- フォーマット
メインデッキ (60) | |
---|---|
クリーチャー (23) | |
4 | マンタ・ライダーズ/Manta Riders |
4 | マーフォークの交易商人/Merfolk Traders |
4 | アトランティスの王/Lord of Atlantis |
4 | 大クラゲ/Man-o'-War |
4 | スークアタの火渡り/Suq'Ata Firewalker |
3 | 竜巻のジン/Waterspout Djinn |
インスタント・ソーサリー (10) | |
2 | 魔力の乱れ/Force Spike |
4 | 対抗呪文/Counterspell |
4 | Force of Will |
エンチャント・アーティファクト (5) | |
2 | 好奇心/Curiosity |
3 | ネビニラルの円盤/Nevinyrral's Disk |
土地 (22) | |
18 | 島/Island |
4 | 不毛の大地/Wasteland |
サイドボード | |
2 | ボトルのノーム/Bottle Gnomes |
2 | 魔力の乱れ/Force Spike |
4 | 水流破/Hydroblast |
2 | 撹乱/Disrupt |
2 | ファイレクシアの炉/Phyrexian Furnace |
1 | ネビニラルの円盤/Nevinyrral's Disk |
2 | 鋸刃の矢/Serrated Arrows |
- MoMaの冬に現れたエクステンデッドバージョン。
- 史上最凶のコンボデッキ・MoMaのアンチデッキとしてこのデッキを持ち込み、プロツアーローマ98で準優勝に輝いている(決勝で引導を渡したのはTommi HoviのMoMaであったが)。
エターナル
青を中心に組まれるクロック・パーミッションデッキ。 多くの場合、マーフォークは用いられず、青を中心に2、3色タッチして組まれたデッキを指す。
空飛ぶ男/Flying Men、深き刻の忍者/Ninja of the Deep Hours、非凡な虚空魔道士/Voidmage Prodigy等の小型クリーチャーに好奇心/Curiosityをエンチャントしたり、行き詰まり/Standstillを張ったりしてアドバンテージを得ながら殴り倒すのが基本的な動き。
ヴィンテージの方が数が多く、殆どのものがメインデッキから2枚〜3枚の無のロッド/Null Rodを採用し、アンチ・パワー9デッキの一角として、海外を中心にそれなりの成績を残している。
超優秀ピッチスペルであるForce of Willがこのデッキが存在する大きな前提となっているのは言うまでも無い。
様々な試行がされ、単色のものだけではなく青を中心として多様な色の組み合わせがトーナメントシーンに存在している。 さらに三色にもなると、もはや原型をとどめず、ウィニー系のグッドスタッフになっている(それでも名称は「フィッシュ」)。
以下に各色の特徴を示す。
- 緑...ガイアの空の民/Gaea's Skyfolk、タルモゴイフ/Tarmogoyf等を加え、打撃力がアップ
- 赤...好奇心/Curiosityと相性の良い渋面の溶岩使い/Grim Lavamancerで融通性がアップ
強化呪文として梅澤の十手/Umezawa's Jitteを採用したものや、相手の減速、アドバンテージの要として上位の空民、エラヨウ/Erayo, Soratami Ascendantが採用されるバージョンもあるが、これらもマナカーブ等の点から専らヴィンテージでのチョイスである。 また、当然これもヴィンテージの話だが、アンチコンボカードとしてメインデッキから4枚の摘出/Extractを搭載したバージョンも見られるようになり、幅広い改良が行われているのが分かる。
ヴィンテージでは特に、ウィニーデッキの数が多い事を踏まえて嵐景学院の弟子/Stormscape Apprentice等のボードコントロールがメタに噛み合っているという理由がある。
一方レガシーでは、クロック・パーミッションとしては青緑スレッショルドが主流である為、あえてこちらを選択する意味が薄く、数は少ない。
レガシー版
- 備考
- グランプリコロンバス07 ベスト4(参考)
- 使用者:Max Tietze
- フォーマット
メインデッキ (60) | |
---|---|
クリーチャー (16) | |
4 | 闇の腹心/Dark Confidant |
4 | 翻弄する魔道士/Meddling Mage |
3 | ヨツンの兵卒/Jotun Grunt |
3 | ルーンの母/Mother of Runes |
2 | セラの報復者/Serra Avenger |
呪文 (27) | |
4 | Force of Will |
4 | 剣を鍬に/Swords to Plowshares |
2 | 梅澤の十手/Umezawa's Jitte |
4 | 渦まく知識/Brainstorm |
3 | 目くらまし/Daze |
3 | 強迫/Duress |
4 | 血清の幻視/Serum Visions |
2 | もみ消し/Stifle |
土地 (17) | |
4 | 溢れかえる岸辺/Flooded Strand |
4 | 汚染された三角州/Polluted Delta |
1 | Scrubland |
1 | 島/Island |
1 | 平地/Plains |
4 | Tundra |
2 | Underground Sea |
サイドボード | |
1 | 強迫/Duress |
2 | 仕組まれた爆薬/Engineered Explosives |
4 | 仕組まれた疫病/Engineered Plague |
4 | 虚空の力線/Leyline of the Void |
1 | 梅澤の十手/Umezawa's Jitte |
3 | 名誉回復/Vindicate |
ヴィンテージ版
- 備考
- ヴィンテージ選手権06 ベスト4(参考)
- 使用者:Paul Nicolo
- フォーマット
メインデッキ (60) | |
---|---|
クリーチャー (21) | |
4 | 闇の腹心/Dark Confidant |
3 | 戦争の報い、禍汰奇/Kataki, War's Wage |
4 | 翻弄する魔道士/Meddling Mage |
3 | 深き刻の忍者/Ninja of the Deep Hours |
3 | 嵐景学院の弟子/Stormscape Apprentice |
4 | 非凡な虚空魔道士/Voidmage Prodigy |
インスタント・ソーサリー (9) | |
1 | Ancestral Recall |
4 | Force of Will |
3 | 剣を鍬に/Swords to Plowshares |
1 | Time Walk |
エンチャント・アーティファクト (10) | |
4 | 霊気の薬瓶/AEther Vial |
1 | Black Lotus |
4 | 虚空の杯/Chalice of the Void |
1 | Mox Sapphire |
土地 (20) | |
4 | 溢れかえる岸辺/Flooded Strand |
3 | ミシュラの工廠/Mishra's Factory |
1 | 島/Island |
1 | 平地/Plains |
1 | 露天鉱床/Strip Mine |
4 | Tundra |
2 | Underground Sea |
4 | 不毛の大地/Wasteland |
サイドボード | |
2 | 無効/Annul |
2 | 世界のるつぼ/Crucible of Worlds |
2 | 解呪/Disenchant |
1 | 魔力流出/Energy Flux |
1 | 悟りの教示者/Enlightened Tutor |
2 | トーモッドの墓所/Tormod's Crypt |
4 | 真実の信仰者/True Believer |
1 | 梅澤の十手/Umezawa's Jitte |
参考