ヒバリブリンク

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'''ヒバリブリンク'''(''Reveillark Blink'')とは、[[モーニングタイド]]参入後の[[スタンダード]]で活躍する、[[青白コントロール|青白]]の[[コンボデッキ|コンボ]]・[[コントロール (デッキ)|コントロールデッキ]]。
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==概要==
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基本は[[一瞬の瞬き/Momentary Blink]]による[[ETB]][[能力]]使い回しと[[神の怒り/Wrath of God]]の[[全体除去]]をメインとした[[コントロール (デッキ)|コントロールデッキ]]だが、[[目覚ましヒバリ/Reveillark]]による[[コンボ]][[ギミック]]が採用されているのが特徴。
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手順は以下の通り。
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#[[手札]]に目覚ましヒバリ、[[墓地]]に[[影武者/Body Double]]、[[鏡の精体/Mirror Entity]]、それに[[187クリーチャー]]を用意する。
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#影武者(=目覚ましヒバリ)の能力を解決し、影武者と187クリーチャーを戦場に出す。この時に影武者で再び目覚ましヒバリをコピーする。
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#187クリーチャーのETB能力を解決した後、鏡の精体の能力をまた1回解決する。以下、5~7を繰り返す。
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特に鏡の精体を組み入れる事で純正の[[白青]]では欠けていた打撃力も向上し、[[メタゲーム]]の一角を担うまでに成長。[[グランプリ静岡08]]ではベスト8中3人を占める結果になった。→[[#サンプルレシピ|*1]]
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よく使われる187クリーチャーとして、[[裂け目翼の雲間を泳ぐもの/Riftwing Cloudskate]]があるが、[[造物の学者、ヴェンセール/Venser, Shaper Savant]]、[[引く|ドロー]]手段として[[結ばれた奪い取り/Bonded Fetch]]を使用するケースもある。
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その後、メタゲームの変遷により、上記無限コンボを採用しないタイプも登場し、そちらも結果を残している。
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また、[[プロツアーハリウッド08]]では[[大いなるガルガドン/Greater Gargadon]]などのために[[赤]]を[[タッチ]]した「'''[[ジョイタイム]]'''」と呼ばれるバージョンも登場。ベスト8進出者2名を輩出している。
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==サンプルレシピ==
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*備考
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**[[グランプリ静岡08]] 第3位 ([http://www.wizards.com/default.asp?x=mtgevent/gpshi08/welcome-ja 参考])
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**使用者:[[津村健志]]
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*[[フォーマット]]
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**[[スタンダード]]([[第10版]]+[[コールドスナップ]]+[[時のらせんブロック]]+[[ローウィン・ブロック]])
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==参考==
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*[[青白コントロール]]
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*[[ブリンク]]
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*[[デッキ集]]
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[[Category:白青デッキ|ひはりふりんく]]
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[[Category:コントロールデッキ|ひはりふりんく]]
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[[Category:コンボデッキ|ひはりふりんく]]
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[[Category:無限コンボデッキ|ひはりふりんく]]
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[[Category:白青コントロールデッキ|ひはりふりんく]]
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[[Category:白青コンボデッキ|ひはりふりんく]]
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[[Category:コールドスナップを含むスタンダードデッキ|ひはりふりんく]]
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[[Category:時のらせんブロックを含むスタンダードデッキ|ひはりふりんく]]
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[[Category:ローウィン=シャドウムーア・ブロックを含むスタンダードデッキ|ひはりふりんく]]

2019年1月15日 (火) 03:18時点における最新版

ヒバリブリンク(Reveillark Blink)とは、モーニングタイド参入後のスタンダードで活躍する、青白コンボコントロールデッキ

[編集] 概要


Reveillark / 目覚ましヒバリ (4)(白)
クリーチャー — エレメンタル(Elemental)

飛行
目覚ましヒバリが戦場を離れたとき、あなたの墓地にあるパワーが2以下のクリーチャー・カードを最大2枚まで対象とし、それらを戦場に戻す。
想起(5)(白)(あなたはこの呪文を、その想起コストを支払うことで唱えてもよい。そうした場合、戦場に出たときにこれを生け贄に捧げる。)

4/3


Body Double / 影武者 (4)(青)
クリーチャー — 多相の戦士(Shapeshifter)

あなたは、影武者がいずれかの墓地にあるクリーチャー・カードのコピーとして戦場に出ることを選んでもよい。

0/0


Mirror Entity / 鏡の精体 (2)(白)
クリーチャー — 多相の戦士(Shapeshifter)

多相(このカードは、すべてのクリーチャー・タイプである。)
(X):ターン終了時まで、あなたがコントロールするクリーチャーは基本のパワーとタフネスがX/Xになり、すべてのクリーチャー・タイプを得る。

1/1

基本は一瞬の瞬き/Momentary BlinkによるETB能力使い回しと神の怒り/Wrath of God全体除去をメインとしたコントロールデッキだが、目覚ましヒバリ/Reveillarkによるコンボギミックが採用されているのが特徴。

手順は以下の通り。

  1. 手札に目覚ましヒバリ、墓地影武者/Body Double鏡の精体/Mirror Entity、それに187クリーチャーを用意する。
  2. 揃ったら目覚ましヒバリを想起唱えて生け贄に捧げ戦場を離れたときの能力で影武者と鏡の精体を戦場に出す
  3. そのとき、影武者の能力で墓地の目覚ましヒバリをコピーする。
  4. 鏡の精体の能力をX=0で任意の回数起動する。
  5. 鏡の精体の能力を1回解決。0/0になった、影武者(=目覚ましヒバリ)と鏡の精体が墓地に置かれる
  6. 影武者(=目覚ましヒバリ)の能力を解決し、影武者と187クリーチャーを戦場に出す。この時に影武者で再び目覚ましヒバリをコピーする。
  7. 187クリーチャーのETB能力を解決した後、鏡の精体の能力をまた1回解決する。以下、5~7を繰り返す。

特に鏡の精体を組み入れる事で純正の白青では欠けていた打撃力も向上し、メタゲームの一角を担うまでに成長。グランプリ静岡08ではベスト8中3人を占める結果になった。→*1

よく使われる187クリーチャーとして、裂け目翼の雲間を泳ぐもの/Riftwing Cloudskateがあるが、造物の学者、ヴェンセール/Venser, Shaper Savantドロー手段として結ばれた奪い取り/Bonded Fetchを使用するケースもある。

その後、メタゲームの変遷により、上記無限コンボを採用しないタイプも登場し、そちらも結果を残している。

また、プロツアーハリウッド08では大いなるガルガドン/Greater Gargadonなどのためにタッチした「ジョイタイム」と呼ばれるバージョンも登場。ベスト8進出者2名を輩出している。

[編集] サンプルレシピ

メインデッキ (60)
クリーチャー (21)
3 エイヴンの裂け目追い/Aven Riftwatcher
2 影武者/Body Double
1 鏡の精体/Mirror Entity
4 熟考漂い/Mulldrifter
4 目覚ましヒバリ/Reveillark
4 裂け目翼の雲間を泳ぐもの/Riftwing Cloudskate
2 誘惑蒔き/Sower of Temptation
1 造物の学者、ヴェンセール/Venser, Shaper Savant
呪文 (15)
2 入念な考慮/Careful Consideration
4 精神石/Mind Stone
2 一瞬の瞬き/Momentary Blink
4 ルーンのほつれ/Rune Snag
3 神の怒り/Wrath of God
土地 (24)
4 アダーカー荒原/Adarkar Wastes
8 島/Island
2 変わり谷/Mutavault
4 雨雲の迷路/Nimbus Maze
6 平地/Plains
サイドボード
1 エイヴンの裂け目追い/Aven Riftwatcher
2 隆盛なる勇士クロウヴァクス/Crovax, Ascendant Hero
2 否定の契約/Pact of Negation
3 霊魂放逐/Remove Soul
1 誘惑蒔き/Sower of Temptation
3 テフェリーの濠/Teferi's Moat
3 薄れ馬/Wispmare

[編集] 参考

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