絆魂

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(クリーチャー以外が絆魂を持つ例として、魂火の大導師を例示)
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[[魂の絆/Spirit Link]]が与える、俗に「'''[[魂の絆能力]]'''」と呼ばれていた[[能力]]を元にしたキーワード能力であり、能力名もそれにちなんでいる。[[常磐木]]能力に位置づけられており、さまざまな[[エキスパンション]]に登場する。
 
[[魂の絆/Spirit Link]]が与える、俗に「'''[[魂の絆能力]]'''」と呼ばれていた[[能力]]を元にしたキーワード能力であり、能力名もそれにちなんでいる。[[常磐木]]能力に位置づけられており、さまざまな[[エキスパンション]]に登場する。
  
[[未来予知]]で制定された当初は魂の絆能力と完全に同一の[[誘発型能力]]であり、魂の絆能力を持つカードは絆魂を用いた[[テキスト]]に変更された。しかし後に[[基本セット2010]]の発売に伴う[[総合ルール]]変更で現在の[[常在型能力]]に改定され、挙動が変わってしまったため、そのほとんどは2009年7月11日の[[オラクル]]更新で元に戻された([[ロクソドンの戦槌/Loxodon Warhammer|例外もある]])。
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===ルール===
 
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*[[ダメージ]]を与えると同時にライフを回復する。誘発型能力ではないので[[スタック]]を用いず、すぐさま回復する。[[#魂の絆能力との違い]]も参照。
*[[ダメージ]]の種類は問わない。[[戦闘ダメージ]]でもよいし、[[能力]]によるものでもよい。[[奈落の王/Lord of the Pit]]のような[[ペナルティ能力]]でも構わない。
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*ダメージの種類は問わない。[[戦闘ダメージ]]でもよいし、[[能力]]によるものでもよい。[[奈落の王/Lord of the Pit]]のような[[ペナルティ能力]]でも構わない。
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*絆魂を複数持っていても意味はない。与えたダメージの2倍、3倍と回復できるようになるわけではない。
 
*[[パーマネント]]でない発生源が絆魂を持っていた場合でも、その絆魂は機能する。
 
*[[パーマネント]]でない発生源が絆魂を持っていた場合でも、その絆魂は機能する。
*絆魂は、ダメージの与え方を定義した[[ルール]]から参照される能力である。絆魂を持つ[[オブジェクト]]がダメージを与える際に元々居た[[領域]]を離れていた場合でも、ルールが[[最後の情報]]を参照するので、ライフを得ることになる。
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**[[魂火の大導師/Soulfire Grand Master]]など、パーマネントでない[[オブジェクト]]に絆魂を与えるカードが存在する。
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*絆魂は、ダメージの与え方を定義した[[ルール]]から参照される能力である。絆魂を持つオブジェクトがダメージを与える際に元々居た[[領域]]を離れていた場合でも、ルールが[[最後の情報]]を参照するので、ライフを得ることになる。
 
*絆魂は[[置換効果]]ではない。得るライフの点数は、[[軽減]]などのダメージに関する置換効果を加味した「実際に与えられるダメージ」によって決定される。もちろん、ライフを得ることに関する置換効果は、別途適用される。
 
*絆魂は[[置換効果]]ではない。得るライフの点数は、[[軽減]]などのダメージに関する置換効果を加味した「実際に与えられるダメージ」によって決定される。もちろん、ライフを得ることに関する置換効果は、別途適用される。
 
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*絆魂を持つ複数の発生源が同時にダメージを与えた場合、それぞれは別個にライフを得る[[イベント]]を作る。
*[[色の役割]]上では「癒し」「共闘」の[[色]]である[[白]]が最も得手としており、圧倒的大多数である。次点は[[黒]]で、そちらは[[吸血鬼]]などによる[[生命吸収/Drain Life|生命力の吸収]]のイメージ。それ以外の色では、たまに[[装備品]]で利用できる程度。
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**[[緑]]は白と同じくライフ回復を得意とする色だが、そのほとんどはクリーチャーの[[CIP]]能力やライフ回復のみを目的とした[[呪文]]であり、緑単色で絆魂を持つクリーチャーや、絆魂を与える呪文は存在しない。
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===魂の絆能力との違い===
 
===魂の絆能力との違い===
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*絆魂を持つパーマネントがダメージを与える時点でその発生源が[[戦場]]を離れていたとしても、絆魂は機能する。魂の絆能力はダメージを与える時点でその発生源が戦場に存在していなければ誘発しない。
 
*絆魂を持つパーマネントがダメージを与える時点でその発生源が[[戦場]]を離れていたとしても、絆魂は機能する。魂の絆能力はダメージを与える時点でその発生源が戦場に存在していなければ誘発しない。
  
===その他===
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==その他==
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*[[未来予知]]で制定された当初は魂の絆能力と完全に同一の[[誘発型能力]]であり、魂の絆能力を持つカードは絆魂を用いた[[テキスト]]に変更された。しかし後に[[基本セット2010]]の発売に伴う[[総合ルール]]変更で現在の[[常在型能力]]に改定され、挙動が変わってしまったため、そのほとんどは[[2009年]]7月11日の[[オラクル]]更新で元に戻された([[ロクソドンの戦槌/Loxodon Warhammer|例外もある]])。
 +
*[[色の役割]]上では「癒し」「共闘」の[[色]]である[[白]]が最も得手としており、圧倒的大多数である。次点は[[黒]]で、そちらは[[吸血鬼]]などによる[[生命吸収/Drain Life|生命力の吸収]]のイメージ。それ以外の色では、たまに[[装備品]]で利用できる程度。
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**[[緑]]は白と同じくライフ回復を得意とする色だが、そのほとんどはクリーチャーの[[ETB]]能力やライフ回復のみを目的とした[[呪文]]であり、緑単色で絆魂を持つクリーチャーや、絆魂を与える呪文は存在しない。
 
*ルールが改定された基本セット2010で、能力名と同名のカードが作られた(→[[絆魂/Lifelink]])。
 
*ルールが改定された基本セット2010で、能力名と同名のカードが作られた(→[[絆魂/Lifelink]])。
 
*「目に見えない絆」というイメージから、[[絵|イラスト]]からは連想しづらいことも多い。
 
*「目に見えない絆」というイメージから、[[絵|イラスト]]からは連想しづらいことも多い。

2018年12月14日 (金) 08:24時点における版

絆魂/Lifelink
種別 常在型能力
登場セット 多数
CR CR:702.15

絆魂(はんこん)/Lifelinkは、未来予知で制定されたキーワード能力。これは常在型能力である。


Ajani's Sunstriker / アジャニの陽光弾手 (白)(白)
クリーチャー — 猫(Cat) クレリック(Cleric)

絆魂(このクリーチャーがダメージを与えると、さらにあなたはその点数分のライフを得る。)

2/2


Lifelink / 絆魂 (白)
エンチャント — オーラ(Aura)

エンチャント(クリーチャー)
エンチャントされているクリーチャーは絆魂を持つ。(このクリーチャーがダメージを与える場合、さらにそのコントローラーは同じ点数のライフを得る。)



Soulfire Grand Master / 魂火の大導師 (1)(白)
クリーチャー — 人間(Human) モンク(Monk)

絆魂
あなたがコントロールするインスタント呪文とソーサリー呪文は絆魂を持つ。
(2)(青/赤)(青/赤):このターンに次にあなたがあなたの手札からインスタント呪文かソーサリー呪文を唱えるなら、それを解決するに際し、そのカードをあなたの墓地に置く代わりにあなたの手札に加える。

2/2

定義

絆魂/Lifelinkを持つ発生源が与えるダメージは、その発生源のコントローラー(コントローラーがいない場合はそのオーナー)のライフを、その点数に等しい値だけ増加させる。(これは、そのダメージにより発生する他の結果に追加される。)

解説

魂の絆/Spirit Linkが与える、俗に「魂の絆能力」と呼ばれていた能力を元にしたキーワード能力であり、能力名もそれにちなんでいる。常磐木能力に位置づけられており、さまざまなエキスパンションに登場する。

ルール

  • ダメージを与えると同時にライフを回復する。誘発型能力ではないのでスタックを用いず、すぐさま回復する。#魂の絆能力との違いも参照。
  • ダメージの種類は問わない。戦闘ダメージでもよいし、能力によるものでもよい。奈落の王/Lord of the Pitのようなペナルティ能力でも構わない。
  • 絆魂を複数持っていても意味はない。与えたダメージの2倍、3倍と回復できるようになるわけではない。
  • パーマネントでない発生源が絆魂を持っていた場合でも、その絆魂は機能する。
  • 絆魂は、ダメージの与え方を定義したルールから参照される能力である。絆魂を持つオブジェクトがダメージを与える際に元々居た領域を離れていた場合でも、ルールが最後の情報を参照するので、ライフを得ることになる。
  • 絆魂は置換効果ではない。得るライフの点数は、軽減などのダメージに関する置換効果を加味した「実際に与えられるダメージ」によって決定される。もちろん、ライフを得ることに関する置換効果は、別途適用される。
  • 絆魂を持つ複数の発生源が同時にダメージを与えた場合、それぞれは別個にライフを得るイベントを作る。

魂の絆能力との違い

  • 絆魂はダメージを与えると同時にライフを回復させるが、魂の絆能力は、ダメージを与えたときに(その発生源が戦場にいれば)誘発し、それが解決されるときに回復させる。
    • 絆魂はダメージと同時に回復するので、絆魂持ちのダメージによってライフが0になる場合でも回復後のライフが0より上ならば敗北しないが、魂の絆能力は誘発した能力の解決より先に状況起因処理のチェックが入ってしまうため、間に合わずに敗北してしまう。
  • 絆魂はダメージのルールを変更する能力であるため、複数の絆魂を持っていても意味を成さないが、魂の絆能力は複数持っていればその数だけ誘発する。
  • 絆魂を持つパーマネントがダメージを与える時点でその発生源が戦場を離れていたとしても、絆魂は機能する。魂の絆能力はダメージを与える時点でその発生源が戦場に存在していなければ誘発しない。

その他

  • 未来予知で制定された当初は魂の絆能力と完全に同一の誘発型能力であり、魂の絆能力を持つカードは絆魂を用いたテキストに変更された。しかし後に基本セット2010の発売に伴う総合ルール変更で現在の常在型能力に改定され、挙動が変わってしまったため、そのほとんどは2009年7月11日のオラクル更新で元に戻された(例外もある)。
  • 色の役割上では「癒し」「共闘」のであるが最も得手としており、圧倒的大多数である。次点はで、そちらは吸血鬼などによる生命力の吸収のイメージ。それ以外の色では、たまに装備品で利用できる程度。
    • は白と同じくライフ回復を得意とする色だが、そのほとんどはクリーチャーのETB能力やライフ回復のみを目的とした呪文であり、緑単色で絆魂を持つクリーチャーや、絆魂を与える呪文は存在しない。
  • ルールが改定された基本セット2010で、能力名と同名のカードが作られた(→絆魂/Lifelink)。
  • 「目に見えない絆」というイメージから、イラストからは連想しづらいことも多い。

参考

引用:総合ルール 20231117.0

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