槍の壁/Wall of Spears
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*[[ヤヴィマヤの蛮族/Yavimaya Barbarian]]に対処するために、[[ブルーオーブ]]で採用されたこともある。 | *[[ヤヴィマヤの蛮族/Yavimaya Barbarian]]に対処するために、[[ブルーオーブ]]で採用されたこともある。 | ||
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+ | この'''槍の壁'''/''Wall of Spears''には、槍そのもので作られた壁({{Gatherer|id=1033|イラスト1}}、{{Gatherer|id=3819|イラスト2}})あるいは[[長槍兵/Pikemen]]の密集隊形で形成される槍衾({{Gatherer|id=11564|イラスト3}})が描かれている。 | ||
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+ | [[アンティキティー]](および[[再録]]の[[第4版]]、[[第5版]])の[[フレイバー・テキスト]]はアンティキティー戦争時代の[[サリンス/Sarinth]]の都市防備と周辺に棲む[[大喰らいのワーム/Craw Wurm#ストーリー|大喰らいのワーム/Craw Wurm]]について語っている。和訳製品版では「暴れ狂うワーム」とだけ訳されているが、原文は「暴れ狂う'''大喰らいの/Craw'''ワーム」である。 | ||
+ | {{フレイバーテキスト|一握りの槍兵、それも農民あがりの者たちばかりによって、暴れ狂うワーム三匹が撃退された。このサリンスの戦いの後では、もっとも頑迷な将軍たちでさえ、自身の戦術を考え直さざるをえなかった。}} | ||
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+ | 小説[[The Brothers' War]]や短編[https://magic.wizards.com/en/articles/archive/arcana/lorans-smile-2014-10-27 Loran's Smile]([[The Colors of Magic]])ではカードの設定が反映されており、サリンスの領土内の森林地帯には大喰らいのワームが生息している他、サリンスの都市は[[Yumok|Yumok(ユモック)]]や[[ファラジ/Fallaji#ファラジ帝国|ファラジ帝国/Fallaji Empire]]の攻撃に対して堅牢な防備を誇っていた。小説に槍の壁自体は登場しないが、都市の守りの堅さを「鉄の殻に覆われた栗のような」と表現しており、槍の壁を栗のいがになぞらえたとも読める。 | ||
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+ | 一方、[[第7版]]と[[第8版]]のフレイバー・テキストは[[ドメインズ/The Domains]]地方[[オネイア/Oneah]]の軍曹の言葉である(「オネイアンの」は翻訳ブレ)。 | ||
+ | {{フレイバーテキスト|棒は友人だ。先の尖った棒は親友だ。先の尖った棒の軍団は大親友だ。|オネイアンの軍曹}} | ||
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*[[カード個別評価:第8版]] - [[アンコモン]] | *[[カード個別評価:第8版]] - [[アンコモン]] | ||
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2018年11月15日 (木) 22:39時点における最新版
先制攻撃持ちの壁。飛行を止められず、破壊されやすいアーティファクト・クリーチャー、壁としては低いタフネスなど、スペックに魅力を感じるものではない。
だがそれでも、3マナと軽くまた壁にしてはそれなりにパワーがあることから、小物が多い環境やリミテッドでの強さはかなりのもので、それなりに活躍している。例えば黒騎士/Black Knightや白騎士/White Knightに一方的に勝てるというのはなかなかの利点。
- ヤヴィマヤの蛮族/Yavimaya Barbarianに対処するために、ブルーオーブで採用されたこともある。
[編集] ストーリー
この槍の壁/Wall of Spearsには、槍そのもので作られた壁(イラスト1、イラスト2)あるいは長槍兵/Pikemenの密集隊形で形成される槍衾(イラスト3)が描かれている。
アンティキティー(および再録の第4版、第5版)のフレイバー・テキストはアンティキティー戦争時代のサリンス/Sarinthの都市防備と周辺に棲む大喰らいのワーム/Craw Wurmについて語っている。和訳製品版では「暴れ狂うワーム」とだけ訳されているが、原文は「暴れ狂う大喰らいの/Crawワーム」である。
一握りの槍兵、それも農民あがりの者たちばかりによって、暴れ狂うワーム三匹が撃退された。このサリンスの戦いの後では、もっとも頑迷な将軍たちでさえ、自身の戦術を考え直さざるをえなかった。
小説The Brothers' Warや短編Loran's Smile(The Colors of Magic)ではカードの設定が反映されており、サリンスの領土内の森林地帯には大喰らいのワームが生息している他、サリンスの都市はYumok(ユモック)やファラジ帝国/Fallaji Empireの攻撃に対して堅牢な防備を誇っていた。小説に槍の壁自体は登場しないが、都市の守りの堅さを「鉄の殻に覆われた栗のような」と表現しており、槍の壁を栗のいがになぞらえたとも読める。
一方、第7版と第8版のフレイバー・テキストはドメインズ/The Domains地方オネイア/Oneahの軍曹の言葉である(「オネイアンの」は翻訳ブレ)。
棒は友人だ。先の尖った棒は親友だ。先の尖った棒の軍団は大親友だ。― オネイアンの軍曹