イゼットの静電術師/Izzet Staticaster

提供:MTG Wiki

(版間での差分)
移動: 案内, 検索
(モダン・レガシーにおける主な対策相手を追加)
13行: 13行:
 
*[[対象]]を取るのは1体だけであり、それが[[不正な対象]]になって[[立ち消え]]になれば他のクリーチャーへもダメージは与えない。また同名であれば[[コントローラー]]を問わずすべてにダメージを与える。
 
*[[対象]]を取るのは1体だけであり、それが[[不正な対象]]になって[[立ち消え]]になれば他のクリーチャーへもダメージは与えない。また同名であれば[[コントローラー]]を問わずすべてにダメージを与える。
 
*カード名はstatic electricity(静電気)とcaster(呪文をかける者)を組み合わせた造語だろう。
 
*カード名はstatic electricity(静電気)とcaster(呪文をかける者)を組み合わせた造語だろう。
*同名のものが並びやすい[[トークン]]には特に効果的。[[イゼット団/The Izzet|イゼット]]と対立関係にある[[セレズニア議事会/The Selesnya Conclave|セレズニア]]がトークンを得意としていることと無関係ではないだろう。
+
*同名のものが並びやすい[[トークン]]には特に効果的<ref>『マナバーン2018』(ホビージャパン、2017年11月30日初版)p.89 ISBN 9784798615776</ref>。[[イゼット団/The Izzet|イゼット]]と対立関係にある[[セレズニア議事会/The Selesnya Conclave|セレズニア]]がトークンを得意としていることと無関係ではないだろう。
 
*過去の[[ラヴニカ・ブロック]]の狩り立てられた[[サイクル]]とは相性良好で、特に[[狩り立てられた幻/Hunted Phantasm]]とは[[色]]もトークンの[[サイズ]]も噛み合っている。
 
*過去の[[ラヴニカ・ブロック]]の狩り立てられた[[サイクル]]とは相性良好で、特に[[狩り立てられた幻/Hunted Phantasm]]とは[[色]]もトークンの[[サイズ]]も噛み合っている。
  
 
==参考==
 
==参考==
 +
<references />
 
*[[イゼット団/The Izzet]]([[背景世界/ストーリー用語]])
 
*[[イゼット団/The Izzet]]([[背景世界/ストーリー用語]])
 
*[[カード個別評価:ラヴニカへの回帰]] - [[アンコモン]]
 
*[[カード個別評価:ラヴニカへの回帰]] - [[アンコモン]]

2018年7月13日 (金) 09:26時点における版


Izzet Staticaster / イゼットの静電術師 (1)(青)(赤)
クリーチャー — 人間(Human) ウィザード(Wizard)

瞬速(あなたはこの呪文を、あなたがインスタントを唱えられるときならいつでも唱えてよい。)
速攻
(T):クリーチャー1体を対象とする。イゼットの静電術師は、それと、それと同じ名前を持つ他の各クリーチャーにそれぞれ1点のダメージを与える。

0/3

瞬速速攻持ちのティムクリーチャーにしか撃てないが、同じカード名のクリーチャー全体にダメージ与える

瞬速と速攻によって奇襲的ダメージを与えられ、小型クリーチャーを多用するデッキの計算を狂わせることができる。同名のクリーチャーにもダメージを与える点が活きるかは環境次第だが、普通にティムとしてシステムクリーチャーなどへ圧力をかけるだけでもマナ・コスト相応の仕事はできている。

ティムの中ではタフネスが高めなので除去されづらく、また2/2前後のクリーチャーに対するブロッカーにもなる。戦闘と絡めてコンバット・トリック的に使用したり、接死絆魂を持たせたりすれば、対処できる範囲はさらに広がる。ただし、パワーが0であり、能力ライフ削ることもできないため、クリーチャー戦を仕掛けてこないデッキには腐る欠点もある。

スタンダードではベラドンナの行商人/Nightshade Peddlerとの接死ティムコンボが強力。特に人間リアニメイトでは、栄光の目覚めの天使/Angel of Glory's Riseから他の人間と一緒に戦場に出すことで、このコンボを一手で完成させたり、速攻を活かし黄金夜の指揮官/Goldnight Commanderによる大きな修整を受けて攻撃したりすることができる。また、タフネス1の多い黒赤ゾンビの対策として、トリコフラッシュなどでも使われることがある。

モダンレガシーでも未練ある魂/Lingering Souls巣穴からの総出/Empty the Warrensなどへの対策としてサイドボードに採用されることがある。

参考

  1. 『マナバーン2018』(ホビージャパン、2017年11月30日初版)p.89 ISBN 9784798615776
MOBILE