8Man

提供：MTG Wiki

2016年3月21日 (月) 20:40時点における版

8Manは、オデッセイ・ブロック期における青緑ビートダウンの一種。主な実績は日本選手権関東予選2位通過、The Finals01ベスト8など。製作者は浅原晃。

• 名前の由来は、敏捷なマングースと（初期のサイドボードに入っていた）疾風のマングース/Blurred Mongooseの2種類8枚で「8マングース」が転じたものだと、プロツアー「タルキール龍紀伝」のニコニコ生放送の枠内で浅原自身から語られた。
  • エイトマンというレトロアニメのタイトルももじっているものと思われる。
• 8Man以外にも、8MAN、8man、8MaNなど、大文字小文字の表記ぶれが多い。
  • 上記の語源から厳密に言えばMongooseの「Mon」と言う表記のほうが正確と言えそうだが、「8Mon」と書かれることはほぼない。
  • 本稿の「8Man」の表記はゲームぎゃざ02年9月号の1コーナー「勝ち組を探せ」の表記に依る。

概要

土地を切りつめ（→ゼロックス）、ドローカードを連打して激動/Upheavalを引き当てる。そうしたら戦場をリセットして余剰マナでスレッショルドした敏捷なマングース/Nimble Mongooseや熊人間/Werebearを出し戦場を制圧、後は相手の呪文を打ち消していれば勝てる。サイドボードが広く使えることも強み。

これと同様スレッショルドをメインとしたデッキである青緑スレッショルドとは、構造も戦略も大きく異なる。青緑スレッショルドが低マナ域にシフトすることによってドロー、打ち消しを同時に行いスレッショルドを目指す一方、8Manはあくまで激動からの再構築を主眼としているデッキタイプである。クリーチャーの展開は基本的に激動のリセット後、スレッショルドを達成した上で行われる。

赤を入れて火+氷/Fire+Iceや火炎舌のカヴー/Flametongue Kavuを使用したバージョン（→*1）、タッチ白で秘教の処罰者/Mystic Enforcerや藪跳ねアヌーリッド/Anurid Brushhopperを投入するものなど様々な試みが見られたが、根本的な問題としてドローカードを叩かれると弱く、良質なドローを擁するインベイジョン・ブロックが退場するとともに姿を消した。

サンプルレシピ

初期型

• 備考
  • The Finals01 ベスト8 （参考）
  • 使用者:浅原晃
• フォーマット
  • スタンダード（第７版＋インベイジョン・ブロック＋オデッセイ）

後期型

• 備考
  • 日本選手権02 ベスト8 （参考）
  • 使用者:大塚高太郎
• フォーマット
  • スタンダード（第７版＋インベイジョン・ブロック＋オデッセイ＋トーメント）

• トーメント参入後のタッチ赤バージョン。
• 当時メタゲームの中心にあった激動サイカトグに対抗するため、全体に青メタな作りになっている。

参考

• 青緑ビートダウン
  • 青緑スレッショルド
• デッキ集