ゼンディカー
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− | *それらのカードは、印刷ではなく既に在庫のカードの再配布である為、WotCの再版ポリシーの制約を受けない。その故に、[[パワー9]]、[[デュアルランド]]など[[再録禁止カード]]と、[[Force of Will]]など強力なカードが惜しげもなく投入される。 | + | *それらのカードは、印刷ではなく既に在庫のカードの再配布である為、WotCの再版ポリシーの制約を受けない。その故に、[[パワー9]]、[[デュアルランド]]など[[再録禁止カード]]と、[[意志の力/Force of Will]]など強力なカードが惜しげもなく投入される。 |
*言語は英語版しか存在しないが、どの言語のパックにも封入されている。 | *言語は英語版しか存在しないが、どの言語のパックにも封入されている。 | ||
2016年2月16日 (火) 01:11時点における版
ゼンディカー/Zendikar | |
シンボル | 面晶体(8面体の鉱石) |
略号 | ZEN |
コードネーム | Live |
発売日 | 2009年10月2日 |
セット枚数 | 全249種類 |
ゼンディカー/Zendikarは、ゼンディカー・ブロックの1番目の大型エキスパンション。2009年10月2日に発売された。
目次 |
概要
次元ゼンディカー/Zendikarを舞台とする。コンセプトは「探検・冒険」で、ゼンディカーの財宝を求め探索のために協力し合う同盟者、遺跡に仕掛けられた罠、条件を達成することで恩恵を得られる探索エンチャントといったメカニズムが登場した。
テーマは土地。対抗色フェッチランドなど多数の土地のほかに、土地が戦場に出たときに効果を発揮する能力語・上陸を持つカードが多数登場した。
多色化を推奨していたアラーラの断片ブロックとは対照的に、多色カードは1枚も登場していない。
- ブースターパックやファットパックには、従来とは違い、アンヒンジドなどのようにイラストが大きく描かれているバージョンの基本土地カードが封入されている(フレームの形容はアンヒンジド版とは異なる)。なお、エントリーセットには、従来と同じデザインの基本土地カードが封入されている。
- このセットよりトーナメントパックが発売されないようになった。
- 日本語版のブースターパックには、中国語版のトークン・カードまたは豆知識カードが誤封入されている(参考)。また、中国語版のブースターパックには、日本語版のトークン・カードまたは豆知識カードが誤封入されている。なお、コンパクトブースターではこの誤封入は確認されていない。
- 独特のデザインの基本土地に加え、後述するヴィンテージ・カードの影響もあり、日本玩具協会による一般玩具売り上げランキングで2009年10月の月間ランキングの1位を獲得した(参考)。
- 日本語だとこの手の濁音混じりの名前は勘違いされやすく、ゼンティカー、ゼンディガーなどと呼ばれたりもするが、正しくはゼンディカー。「デ」は濁点有りで「カ」は濁点無しである。
ヴィンテージ・カード
低い確率(720パック(ブースターボックス20箱)に1パック程度と言われている)で、基本土地カードの代わりに、本物のリミテッド・エディションを含む過去の基本セットやエキスパンションから選ばれた貴重なカードが混入されている場合がある。これはウィザーズ社がキャッチコピーの「生命に関わる危険、貴重な宝物。」を具現化するものとして意図的に封入したものである。
この情報はプレリリース・トーナメントまで秘密とされており、開催前日まで判明されなかった。判明後、発売日当日のブースターパックの吊り上げが相次ぐほどのボックスの予約が殺到した。なお、このためにリミテッドに関するトーナメントルールの一部が変更されている。
- それらのカードは、印刷ではなく既に在庫のカードの再配布である為、WotCの再版ポリシーの制約を受けない。その故に、パワー9、デュアルランドなど再録禁止カードと、意志の力/Force of Willなど強力なカードが惜しげもなく投入される。
- 言語は英語版しか存在しないが、どの言語のパックにも封入されている。
事前情報
以下の情報はMark Rosewaterがコラム「君の夢にプレインチェイス」の中で述べたものである。
- 基本セット2010のレア・カードと組み合わせると2枚コンボで人が殺せるカード → 血の貢ぎ物/Blood Tribute(キッカーすると血なまぐさい結合/Sanguine Bondとセットでライフによらず瞬殺)
- 14/1トークンを作ることができる呪文 → 精霊の嘆願/Elemental Appeal(キッカー時)
- 自分自身を生け贄に捧げて、プレインズウォーカーを墓地に送れるクリーチャー → 吸血鬼の呪詛術士/Vampire Hexmage
- 伝説のタコ → 潮汐を作るもの、ロートス/Lorthos, the Tidemaker
- マナを支払うことなく、ライブラリーから戦場にクリーチャーを出せる呪文 → 召喚の罠/Summoning Trap(罠)
- 「(この土地は……燃え続ける。)」という注釈文のあるカード → 黒曜石の火心/Obsidian Fireheart
- 8マナを支払って4体の4/4飛行クリーチャーを出せるカード → 光輝王の昇天/Luminarch Ascension
- ルール・テキストにおいて「あなたはこのゲームに勝利する。」と書かれているクリーチャー → フェリダーの君主/Felidar Sovereign
- プレイヤーが何年も作ってくれと言い続けてきた土地のサイクル → 対抗色フェッチランド
エントリーセット
- コーの武器庫/Kor Armory (白)
- 不安定な土地/Unstable Terrain (緑青)
- 吸血鬼の隆盛/Rise of the Vampires (黒)
- 強化呪文/Pumped Up (赤青)
- 冒険者たち/The Adventurers (赤緑)
パッケージ・イラスト
- ニッサ・レヴェイン/Nissa Revane
- 吸血鬼の裂断者/Vampire Lacerator
- 堕ちたる者、オブ・ニクシリス/Ob Nixilis, the Fallen
- 燃え立つチャンドラ/Chandra Ablaze
- ソリン・マルコフ/Sorin Markov
デザイン
デザイン・チーム | Mark Rosewater (lead) |
Doug Beyer | |
Graeme Hopkins | |
Kenneth Nagle | |
Matt Place | |
開発チーム | Henry Stern (lead) |
Dave Guskin | |
Aaron Forsythe | |
Mark Globus | |
Erik Lauer | |
Devin Low | |
Matt Place | |
Mike Turian | |
Steve Warner |
関連リンク
- ゼンディカー 製品情報 (WotC)
- ゼンディカー ミニサイト (WotC,一部英語)
- やるぜゼンディカーその1、その2、その3(文:Mark Rosewater)
- ゼンディカーの次元渡り方
- ゼンディカーの噂