Argivian Blacksmith
提供:MTG Wiki
(1人の利用者による、間の1版が非表示) | |||
8行: | 8行: | ||
==ストーリー== | ==ストーリー== | ||
− | 紀元前[[AR]]5000~4000年頃の[[ドミナリア/Dominaria]]には、魔法と[[アーティファクト]]技術の高度な発達により栄華と繁栄を極めた連合都市国家、[[スラン/Thran|古代スラン帝国]] | + | 紀元前[[AR]]5000~4000年頃の[[ドミナリア/Dominaria]]には、魔法と[[アーティファクト]]技術の高度な発達により栄華と繁栄を極めた連合都市国家、[[スラン/Thran|古代スラン帝国]]が存在した。しかしスラン帝国の崩壊に伴い、多くの叡智や文明の利器が時の流れに埋もれてしまう。スラン帝国の時代から過ぎ去ること数千年後。後の時代を生きる人々は、砂の下やドミナリア各地に点在するスラン文明の遺跡などから遺物を発見・調査することで少しずつ、だが確実に自らの手中に失われし優れた技術を取り戻して行く。'''Argivian Blacksmith'''(アーギヴィーアの鍛冶師)({{Gatherer|id=1065|イラスト}})もまた、そうした時代を生きる[[工匠]]の様子を垣間見せる[[カード]]の1つである。 |
+ | {{フレイバーテキスト|Through years of study and training, the Blacksmiths of Argive became adept at reassembling the mangled remains of the strange, mechanical creatures abounding in their native land.||}} | ||
{{フレイバーテキスト|何年も学び修行して、アーギヴィーアの鍛冶屋はバラバラになった未知の遺物、つまり彼らの母なる大地にごろごろ散らばっている機械生命の再構築に熟達したのである。||}} | {{フレイバーテキスト|何年も学び修行して、アーギヴィーアの鍛冶屋はバラバラになった未知の遺物、つまり彼らの母なる大地にごろごろ散らばっている機械生命の再構築に熟達したのである。||}} | ||
− | [[ | + | [[フレイバー・テキスト]]中の「remains of the strange(未知の遺物)」、「their native land(彼らの母なる大地)」、「mechanical creatures(機械生命)」とはそれぞれ「スランの遺物」、「[[アルガイヴ/Argive]]」、「[[アーティファクト・クリーチャー]]」のことを指している。[[カード名]]にもあるアルガイヴとは[[テリシア/Terisiare]]大陸東部の地名であり、スラン帝国もまた同大陸中東部に首都[[ハルシオン/Halcyon]]を置いていた。そのためテリシア大陸は他のどの大陸よりもスランの遺物に恵まれた地域であり、結果スラン研究においても数多くの[[ウルザ/Urza|優秀な工匠]]や[[トカシア/Tocasia|優れた考古学者]]たちを生み出す地域となる。 |
==参考== | ==参考== | ||
*[[カード個別評価:アンティキティー]] - [[コモン]]4 | *[[カード個別評価:アンティキティー]] - [[コモン]]4 | ||
*[[カード個別評価:Masters Edition 4]] - [[アンコモン]] | *[[カード個別評価:Masters Edition 4]] - [[アンコモン]] |
2015年10月17日 (土) 14:14時点における最新版
クリーチャー — 人間(Human) 工匠(Artificer)
(T):アーティファクト・クリーチャー1体を対象とする。このターン、それに与えられる次のダメージを2点軽減する。
2/2タップだけでアーティファクト・クリーチャーへのダメージを2点軽減するクリーチャー。
マナなしで2点軽減は悪くないが、対象が限定的なのでちょっと使いづらい。アーティファクト・クリーチャー主力のデッキではそれなりに活躍できるか。
- 初出時のクリーチャー・タイプは鍛冶屋であったが、2007年9月サブタイプ変更で人間・工匠に変更された(鍛冶屋は廃止)。
[編集] ストーリー
紀元前AR5000~4000年頃のドミナリア/Dominariaには、魔法とアーティファクト技術の高度な発達により栄華と繁栄を極めた連合都市国家、古代スラン帝国が存在した。しかしスラン帝国の崩壊に伴い、多くの叡智や文明の利器が時の流れに埋もれてしまう。スラン帝国の時代から過ぎ去ること数千年後。後の時代を生きる人々は、砂の下やドミナリア各地に点在するスラン文明の遺跡などから遺物を発見・調査することで少しずつ、だが確実に自らの手中に失われし優れた技術を取り戻して行く。Argivian Blacksmith(アーギヴィーアの鍛冶師)(イラスト)もまた、そうした時代を生きる工匠の様子を垣間見せるカードの1つである。
Through years of study and training, the Blacksmiths of Argive became adept at reassembling the mangled remains of the strange, mechanical creatures abounding in their native land.
何年も学び修行して、アーギヴィーアの鍛冶屋はバラバラになった未知の遺物、つまり彼らの母なる大地にごろごろ散らばっている機械生命の再構築に熟達したのである。
フレイバー・テキスト中の「remains of the strange(未知の遺物)」、「their native land(彼らの母なる大地)」、「mechanical creatures(機械生命)」とはそれぞれ「スランの遺物」、「アルガイヴ/Argive」、「アーティファクト・クリーチャー」のことを指している。カード名にもあるアルガイヴとはテリシア/Terisiare大陸東部の地名であり、スラン帝国もまた同大陸中東部に首都ハルシオン/Halcyonを置いていた。そのためテリシア大陸は他のどの大陸よりもスランの遺物に恵まれた地域であり、結果スラン研究においても数多くの優秀な工匠や優れた考古学者たちを生み出す地域となる。