ボガートの汁婆/Wort, Boggart Auntie

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自身が4[[マナ]]3/3[[畏怖]]と[[ダメージ]][[クロック]]として優秀な上、[[手札]]から[[カード]]を[[捨てる]]カードや[[生け贄]]を要求するカードと[[シナジー]]を形成する。もっと単純に、[[タール火/Tarfire]][[名も無き転置/Nameless Inversion]]を毎[[ターン]]撃ち続けるだけでも[[アドバンテージ]]を得ることができる。また、[[全体除去]]の返しに[[唱える|唱え]]ればクロックの建て直しが容易となる。これが4マナでできるのだから、[[リミテッド]]はもちろん[[構築]][[環境]]でも[[コスト・パフォーマンス]]は良好。
また、そこまで深く考えなくても毎[[ターン]][[タール火/Tarfire]]なり[[名も無き転置/Nameless Inversion]]なりを撃ち続けるだけでいくらでも[[アドバンテージ]]を得る事ができる。
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単純に[[全体除去]]の返しにプレーするだけでクロックの建て直しが容易となる。
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これが4マナで出来るのだから、[[リミテッド]]はもちろん[[構築]]環境でもパフォーマンスは良好。
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ただし、[[タフネス]]3は[[火葬/Incinerate]]、[[名も無き転置/Nameless Inversion]]、[[つっかかり/Lash Out]]など、[[構築]]でも[[リミテッド]]でも容易に手の届く範囲である。過信は禁物だ。
 
ただし、[[タフネス]]3は[[火葬/Incinerate]]、[[名も無き転置/Nameless Inversion]]、[[つっかかり/Lash Out]]など、[[構築]]でも[[リミテッド]]でも容易に手の届く範囲である。過信は禁物だ。
  
*日本語版のテキストには「[[対象]]とし」のくだりが抜けている。
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*{{Gatherer|id=156257|日本語版}}の[[文章欄|テキスト]]には「[[対象]]とし」のくだりが抜けている。これは[[誤植]]であり、実際には[[誘発]]時に対象を指定する。したがって、たった今[[生け贄に捧げる|生け贄に捧げ]][[エンバーワイルドの占い師/Emberwilde Augur]]を即座に回収、といった[[プレイング]]はできない。
これはミスであり、実際には[[誘発]]時に対象を指定する。
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*「wort」は「(通例複合語で)~植物、~草」「麦芽汁」の意を持つ言葉。このキャラクターの英名「Wort」も同じ意味を持っており、各言語版でも「Wort」そのままではなく、「wort(麦芽汁)」に相当する単語に置き換えられている。したがって、単語の意味を第一に考えて訳すのがこのキャラクターでの統一方針と解るが、日本語版でも当然、音写した「ウォート」ではなく、「(小児語で)おばあちゃん」「おばさん」を意味する「auntie」を併せて「'''汁婆(しるばば)'''」と名付けられている。
従って、たった今[[生け贄]]に捧げた[[エンバーワイルドの占い師/Emberwilde Augur]]を即座に回収、といったプレイは行うことができない。
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*[[シャドウムーア]]にて[[大オーロラ/Great Aurora]]の影響を受けて[[略奪の母、汁婆/Wort, the Raidmother]]へと変貌してしまう。
  
*[[カード名]]が伝説のクリーチャーっぽくなくて違和感がある人もいるようだが、この場合のWortとは固有名詞であると同時に「汁」の意味を持つ言葉である。
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==関連カード==
現実でも、多くの文明の黎明期にはこのような由来の名前が多く見られる(ペテロ:「岩」、アッバース:「獅子」など)。「汁」という単語により“ボガートっぽさ”を狙った訳である。
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===サイクル===
もちろん、こう訳した事で固有名詞としてのWortのニュアンスが伝わりにくくなってしまったのも事実ではあるが。
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{{サイクル/ローウィンの多色の伝説のクリーチャー}}
いずれにしても、「ウォート」と「汁」が容易に結び付かない日本語では、片方のニュアンスが消えてしまうのは仕方がない。
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*高齢者をあらわす「シルバー」を連想しがちで間違えやすいが、読みは「しるばあ」ではなく「しるばば」。
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==[[サイクル]]==
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[[ローウィン]]の[[マルチカラー]]の[[伝説の]][[クリーチャー]]。
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いずれも[[ローウィン]]で強化された[[部族]]と[[色]]である。
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*[[豪腕のブライオン/Brion Stoutarm]]
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*[[包囲の搭、ドラン/Doran, the Siege Tower]]
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*[[ガドック・ティーグ/Gaddock Teeg]]
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*[[概念の群れ/Horde of Notions]]
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*[[光り葉のナース/Nath of the Gilt-Leaf]]
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*[[川の案内者、シグ/Sygg, River Guide]]
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<!-- -[[ボガートの汁婆/Wort, Boggart Auntie]] -->
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*[[噛み付く突風、ウィドウェン/Wydwen, the Biting Gale]]
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==参考==
 
==参考==
<!-- ↓該当ページにそのカード名を追加してください。自動では付きません。
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*[[汁婆/Wort]]([[背景世界/ストーリー用語]])
 (全カード作成済のページはテンプレートから除去してあります。最新のブロックは3セット完結するまで保持してください。) -->
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*[[ボガート/Boggart]]([[背景世界/ストーリー用語]])
*[[カード個別評価:ローウィンブロック]]
+
*[[カード個別評価:ローウィン]] - [[レア]]

2015年8月29日 (土) 08:16時点における最新版


Wort, Boggart Auntie / ボガートの汁婆 (2)(黒)(赤)
伝説のクリーチャー — ゴブリン(Goblin) シャーマン(Shaman)

畏怖(このクリーチャーは、黒でもアーティファクトでもないクリーチャーによってはブロックされない。)
あなたのアップキープの開始時に、あなたはあなたの墓地にあるゴブリン(Goblin)・カード1枚を対象とし、それをあなたの手札に戻してもよい。

3/3

ローウィンで作られた、各主要クリーチャー・タイプ伝説のクリーチャーサイクルゴブリンカード回収する能力を持つ。

自身が4マナ3/3畏怖ダメージクロックとして優秀な上、手札からカード捨てるカードや生け贄を要求するカードとシナジーを形成する。もっと単純に、タール火/Tarfire名も無き転置/Nameless Inversionを毎ターン撃ち続けるだけでもアドバンテージを得ることができる。また、全体除去の返しに唱えればクロックの建て直しが容易となる。これが4マナでできるのだから、リミテッドはもちろん構築環境でもコスト・パフォーマンスは良好。

ただし、タフネス3は火葬/Incinerate名も無き転置/Nameless Inversionつっかかり/Lash Outなど、構築でもリミテッドでも容易に手の届く範囲である。過信は禁物だ。

  • 日本語版テキストには「対象とし」のくだりが抜けている。これは誤植であり、実際には誘発時に対象を指定する。したがって、たった今生け贄に捧げエンバーワイルドの占い師/Emberwilde Augurを即座に回収、といったプレイングはできない。
  • 「wort」は「(通例複合語で)~植物、~草」「麦芽汁」の意を持つ言葉。このキャラクターの英名「Wort」も同じ意味を持っており、各言語版でも「Wort」そのままではなく、「wort(麦芽汁)」に相当する単語に置き換えられている。したがって、単語の意味を第一に考えて訳すのがこのキャラクターでの統一方針と解るが、日本語版でも当然、音写した「ウォート」ではなく、「(小児語で)おばあちゃん」「おばさん」を意味する「auntie」を併せて「汁婆(しるばば)」と名付けられている。
  • シャドウムーアにて大オーロラ/Great Auroraの影響を受けて略奪の母、汁婆/Wort, the Raidmotherへと変貌してしまう。

[編集] 関連カード

[編集] サイクル

ローウィン多色伝説のクリーチャーサイクル。いずれもローウィンで強化されたクリーチャー・タイプを持つ。

こちらの公式サイトのコラムも参照。

[編集] 参考

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