嘘か真か/Fact or Fiction
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[[手札]]と同時に[[墓地]]も一気に増やせるので、[[サイカトグ]]では特に重宝された。 | [[手札]]と同時に[[墓地]]も一気に増やせるので、[[サイカトグ]]では特に重宝された。 | ||
| − | 他の山分けカードは「[[呪文]]の[[コントローラー]]が二山に分け、[[対戦相手]] | + | 他の山分けカードは「[[呪文]]の[[コントローラー]]が二山に分け、[[対戦相手]]が山を選ぶ」のだが、このカードだけは「対戦相手が二山に分け、呪文のコントローラーが山を選ぶ」ため、「5枚の内で一番欲しいカードを手に入れる」「3枚以上のカードを手に入れる」のどちらかは必ず満たす事ができる。 |
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<!-- 現在でも、青のデッキにおいて中盤以降に[[アドバンテージ]]を得る手段としては最良の一つとされ、4枚積みは当然のこと、1枚を[[サイドボード]]に忍ばせての[[狡猾な願い/Cunning Wish]]で水増しされる事もある。 | <!-- 現在でも、青のデッキにおいて中盤以降に[[アドバンテージ]]を得る手段としては最良の一つとされ、4枚積みは当然のこと、1枚を[[サイドボード]]に忍ばせての[[狡猾な願い/Cunning Wish]]で水増しされる事もある。 | ||
スタンダード時代も4枚積みばかりではなかった。2枚、或いは銀弾のみという構築も多々ある。 --> | スタンダード時代も4枚積みばかりではなかった。2枚、或いは銀弾のみという構築も多々ある。 --> | ||
| − | + | *「カードを引く」という[[ルール・テキスト|テキスト]]ではないため、例えば[[地獄界の夢/Underworld Dreams]]が[[誘発]]しない。 | |
| − | *「カードを引く」という[[ルール・テキスト|テキスト]] | + | *選ばれなかった方のカードは[[ライブラリー]]から直接墓地に置かれるため、例えば[[ガイアの祝福/Gaea's Blessing]]が誘発する。 |
| − | + | *これを使った相手に5枚引かれてしまうことを俗に「Fact」と言う。[[Magic Online]]上の操作ミスにより[[インビテーショナル]]で起こったこともある。笑えない。 | |
| − | * | + | **プレイングの一環として、5対0に分けることもあり得る。[[突然の衝撃/Sudden Impact]]とか。（→[http://braingeyser.at.infoseek.co.jp/01/1230week.html 参考1]、[http://braingeyser.at.infoseek.co.jp/01/1231week.html 参考2]）この場合で警戒して0枚を選ぶのは「Fiction」とでもいうのだろうか。 |
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| − | *これを使った相手に5枚引かれてしまうことを俗に「Fact」と言う。 | + | |
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*これが[[スタンダード]]で使えたころ、相手が[[青]]を使っていたならば、4[[ターン]]目の終了時にはこれが待っていたものである。 | *これが[[スタンダード]]で使えたころ、相手が[[青]]を使っていたならば、4[[ターン]]目の終了時にはこれが待っていたものである。 | ||
当時の[[サイカトグ]]では、「これを4[[ターン]]目に打てるかどうかが、勝負の分かれ目」とまで言われていた。 | 当時の[[サイカトグ]]では、「これを4[[ターン]]目に打てるかどうかが、勝負の分かれ目」とまで言われていた。 | ||
| − | + | これ、「思い出話」の域を出ていないと感じます。必要無いのでは | |
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| + | それだけ使用率が高かったということの例としてよいのでは。 | ||
-[[暗黒の儀式/Dark Ritual]]とスタンダードで同居していた時期があり、2ターン目には打つことが出来ていた。 | -[[暗黒の儀式/Dark Ritual]]とスタンダードで同居していた時期があり、2ターン目には打つことが出来ていた。 | ||
そこまでして2Tに撃つ必要性を感じないし、両者を投入するデッキというのが想像しづらい。 --> | そこまでして2Tに撃つ必要性を感じないし、両者を投入するデッキというのが想像しづらい。 --> | ||
*「うそまこ」や「ファクト」等と略された。英語圏ではFoF(フォフ)などと呼ばれる。 | *「うそまこ」や「ファクト」等と略された。英語圏ではFoF(フォフ)などと呼ばれる。 | ||
| − | * | + | *これ1枚分のカードをフルに使えば、[[サイカトグ/Psychatog]]は+6/+6以上の[[修整]]を得る事になるため、「青い[[樫の力/Might of Oaks|樫の力]]」と呼ばれることも。 |
| − | * | + | *山分けカードで唯一、最終的な選択権が自分にあるカードでもある。そのため[[俗説#a9915383|俗説]]の説得力を増す要因として、しばしば挙げられる。 |
| − | + | *これが山分けカード唯一の[[アンコモン]]であったのは、[[WotC]]の良心であろうか。 | |
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*リメイク版は[[真実か詐話か/Truth or Tale]]。大幅に弱まっているが元祖が強すぎたので仕方ない。 | *リメイク版は[[真実か詐話か/Truth or Tale]]。大幅に弱まっているが元祖が強すぎたので仕方ない。 | ||
| − | 2002/01/01より、[[ヴィンテージ]]で[[制限カード]]、[[Type1.5]]で[[禁止カード]] | + | *2002/01/01より、[[ヴィンテージ]]で[[制限カード]]、[[Type1.5]]で[[禁止カード]]となった。2004/09/20より[[Type1.5]]から移行した[[レガシー]]では禁止されておらず、事実上の禁止解除である。 |
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==参考== | ==参考== | ||
*[[カード個別評価：インベイジョンブロック]] | *[[カード個別評価：インベイジョンブロック]] | ||
2008年2月25日 (月) 15:36時点における版
Fact or Fiction / 嘘か真か (３)(青)
インスタント
インスタント
あなたのライブラリーの一番上からカードを５枚公開する。対戦相手１人はそれらのカードを２つの束に分ける。あなたは一方の束をあなたの手札に加え、もう一方をあなたの墓地に置く。
最強の（というよりこれしか使われなかった）山分けカードであり、最高クラスのドローカード。 手札と同時に墓地も一気に増やせるので、サイカトグでは特に重宝された。
他の山分けカードは「呪文のコントローラーが二山に分け、対戦相手が山を選ぶ」のだが、このカードだけは「対戦相手が二山に分け、呪文のコントローラーが山を選ぶ」ため、「5枚の内で一番欲しいカードを手に入れる」「3枚以上のカードを手に入れる」のどちらかは必ず満たす事ができる。
スタンダードでは多くの青デッキに使用され、また現在もエクステンデッドやエターナルでその強さを如何なく発揮している。
- 「カードを引く」というテキストではないため、例えば地獄界の夢/Underworld Dreamsが誘発しない。
- 選ばれなかった方のカードはライブラリーから直接墓地に置かれるため、例えばガイアの祝福/Gaea's Blessingが誘発する。
- これを使った相手に5枚引かれてしまうことを俗に「Fact」と言う。Magic Online上の操作ミスによりインビテーショナルで起こったこともある。笑えない。
- プレイングの一環として、5対0に分けることもあり得る。突然の衝撃/Sudden Impactとか。（→参考1、参考2）この場合で警戒して0枚を選ぶのは「Fiction」とでもいうのだろうか。
- 「うそまこ」や「ファクト」等と略された。英語圏ではFoF(フォフ)などと呼ばれる。
- これ1枚分のカードをフルに使えば、サイカトグ/Psychatogは+6/+6以上の修整を得る事になるため、「青い樫の力」と呼ばれることも。
- 山分けカードで唯一、最終的な選択権が自分にあるカードでもある。そのため俗説の説得力を増す要因として、しばしば挙げられる。
- これが山分けカード唯一のアンコモンであったのは、WotCの良心であろうか。
- リメイク版は真実か詐話か/Truth or Tale。大幅に弱まっているが元祖が強すぎたので仕方ない。
