名誉回復/Vindicate
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− | あえて欠点を探せば、[[再生]]を許すので[[魂売り/Spiritmonger]]などには対応しきれない、[[多色]][[呪文]]なので[[プロテクション]]に多少引っかかりやすい、[[ソーサリー]]なので[[対応して|対応撃ち]] | + | あえて欠点を探せば、[[再生]]を許すので[[魂売り/Spiritmonger]]などには対応しきれない、[[多色]][[呪文]]なので[[プロテクション]]に多少引っかかりやすい、[[ソーサリー]]なので[[対応して|対応撃ち]]ができない、などといくつか見つけることはできる。しかしどれも[[プレイング]]で十分補える範囲であり、この破格の[[マナ・コスト]]と汎用性を思えば些細な欠点と言ってもいいぐらいである。 |
*[[解呪/Disenchant]]を擁する[[白]]と[[汚れ/Befoul]]のように[[クリーチャー]]と[[土地]]を[[破壊]]できる[[黒]]が合わさったカードと見ることができるだろう。 | *[[解呪/Disenchant]]を擁する[[白]]と[[汚れ/Befoul]]のように[[クリーチャー]]と[[土地]]を[[破壊]]できる[[黒]]が合わさったカードと見ることができるだろう。 | ||
**解呪が[[帰化/Naturalize]]へと移行したためか、後に登場した似た[[効果]]を持つ[[呪文]]である[[大渦の脈動/Maelstrom Pulse]]は[[黒緑]]になっている。 | **解呪が[[帰化/Naturalize]]へと移行したためか、後に登場した似た[[効果]]を持つ[[呪文]]である[[大渦の脈動/Maelstrom Pulse]]は[[黒緑]]になっている。 | ||
*亜種や[[リメイク]]として、[[絶望の天使/Angel of Despair]]や[[壊死スリヴァー/Necrotic Sliver]]が挙げられる。[[銀枠]]にはさらに「なんでも」壊せる[[Ass Whuppin']]も。 | *亜種や[[リメイク]]として、[[絶望の天使/Angel of Despair]]や[[壊死スリヴァー/Necrotic Sliver]]が挙げられる。[[銀枠]]にはさらに「なんでも」壊せる[[Ass Whuppin']]も。 | ||
− | + | *2007年・2013年と、2回も[[ジャッジ褒賞]]プロモカードに選ばれており、そのたびに新規[[絵|イラスト]]・新規[[フレイバー・テキスト]]が与えられている。 | |
+ | **2013年版に描かれているのは[[ソリン・マルコフ/Sorin Markov (ストーリー)|ソリン・マルコフ/Sorin Markov]]。 | ||
*「名誉回復」と訳されているが、もう少し正しく言うのなら、「不当にかけられた容疑を不当であると立証すること」という、ちょっとわかりにくい意味である。カードっぽく訳すのであれば「潔白の証明」といったところか。 | *「名誉回復」と訳されているが、もう少し正しく言うのなら、「不当にかけられた容疑を不当であると立証すること」という、ちょっとわかりにくい意味である。カードっぽく訳すのであれば「潔白の証明」といったところか。 | ||
*[[ジェラード/Gerrard]]が一度は[[ヨーグモス/Yawgmoth]]の罠にかかり、その失敗を取り戻すために[[レガシー/Legacy]]を起動、命と引き換えにヨーグモスを滅ぼしたシーンを再現したカード。[[フレイバー・テキスト]]は、その際にジェラードが遺した別れの言葉である。 | *[[ジェラード/Gerrard]]が一度は[[ヨーグモス/Yawgmoth]]の罠にかかり、その失敗を取り戻すために[[レガシー/Legacy]]を起動、命と引き換えにヨーグモスを滅ぼしたシーンを再現したカード。[[フレイバー・テキスト]]は、その際にジェラードが遺した別れの言葉である。 | ||
**しかし、その一連のストーリーを知らない人にとっては「何で名誉が回復するとパーマネントが壊れるの?」「何でパーマネントを壊す呪文で、ジェラードは遺言みたいなことを言ってるの?」と疑問を深める要因となった。 | **しかし、その一連のストーリーを知らない人にとっては「何で名誉が回復するとパーマネントが壊れるの?」「何でパーマネントを壊す呪文で、ジェラードは遺言みたいなことを言ってるの?」と疑問を深める要因となった。 | ||
{{フレイバーテキスト|わたしを悼むようなことはしないでくれ。これがわたしの運命なのだから。|ジェラード}} | {{フレイバーテキスト|わたしを悼むようなことはしないでくれ。これがわたしの運命なのだから。|ジェラード}} | ||
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==参考== | ==参考== | ||
*[[カード個別評価:アポカリプス]] - [[レア]] | *[[カード個別評価:アポカリプス]] - [[レア]] |
2013年11月24日 (日) 18:23時点における版
2色以上で構成された多色カードが多数存在するインベイジョン・ブロック中で、対抗色が露骨に強いアポカリプスのカードの1つ。
3マナで砂漠の竜巻/Desert Twisterが撃てるというのは、いくら対抗色でもやりすぎではないかというくらいに強い。土地破壊やギミック破壊でパーミッションにも効果を発揮、邪魔なブロッカーも排除できるのでビートダウンへの採用も考慮できる、強力なプレインズウォーカーも対象に取ることができる…と、およそどんなデッキを相手取ってもムダになる事がないという万能カード。
あえて欠点を探せば、再生を許すので魂売り/Spiritmongerなどには対応しきれない、多色呪文なのでプロテクションに多少引っかかりやすい、ソーサリーなので対応撃ちができない、などといくつか見つけることはできる。しかしどれもプレイングで十分補える範囲であり、この破格のマナ・コストと汎用性を思えば些細な欠点と言ってもいいぐらいである。
- 解呪/Disenchantを擁する白と汚れ/Befoulのようにクリーチャーと土地を破壊できる黒が合わさったカードと見ることができるだろう。
- 解呪が帰化/Naturalizeへと移行したためか、後に登場した似た効果を持つ呪文である大渦の脈動/Maelstrom Pulseは黒緑になっている。
- 亜種やリメイクとして、絶望の天使/Angel of Despairや壊死スリヴァー/Necrotic Sliverが挙げられる。銀枠にはさらに「なんでも」壊せるAss Whuppin'も。
- 2007年・2013年と、2回もジャッジ褒賞プロモカードに選ばれており、そのたびに新規イラスト・新規フレイバー・テキストが与えられている。
- 2013年版に描かれているのはソリン・マルコフ/Sorin Markov。
- 「名誉回復」と訳されているが、もう少し正しく言うのなら、「不当にかけられた容疑を不当であると立証すること」という、ちょっとわかりにくい意味である。カードっぽく訳すのであれば「潔白の証明」といったところか。
- ジェラード/Gerrardが一度はヨーグモス/Yawgmothの罠にかかり、その失敗を取り戻すためにレガシー/Legacyを起動、命と引き換えにヨーグモスを滅ぼしたシーンを再現したカード。フレイバー・テキストは、その際にジェラードが遺した別れの言葉である。
- しかし、その一連のストーリーを知らない人にとっては「何で名誉が回復するとパーマネントが壊れるの?」「何でパーマネントを壊す呪文で、ジェラードは遺言みたいなことを言ってるの?」と疑問を深める要因となった。
わたしを悼むようなことはしないでくれ。これがわたしの運命なのだから。― ジェラード