狡知/Guile
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[[サイクル#カード群|サイクル]]共通の[[ライブラリー]]に[[戻す|戻る]][[能力]]は[[リアニメイト]]しづらいためマイナスになることが多いが、[[環境]]に[[ザルファーの魔道士、テフェリー/Teferi, Mage of Zhalfir]]と[[神秘の指導/Mystical Teachings]]が存在するので、メリットにもなり得る。とりわけこれは、上記の2枚と[[色]]があっているので、メリットとしての面が目立っている。 | [[サイクル#カード群|サイクル]]共通の[[ライブラリー]]に[[戻す|戻る]][[能力]]は[[リアニメイト]]しづらいためマイナスになることが多いが、[[環境]]に[[ザルファーの魔道士、テフェリー/Teferi, Mage of Zhalfir]]と[[神秘の指導/Mystical Teachings]]が存在するので、メリットにもなり得る。とりわけこれは、上記の2枚と[[色]]があっているので、メリットとしての面が目立っている。 | ||
− | [[青単コントロール | + | [[青単コントロール/スタンダード/時のらせんブロック+ローウィン=シャドウムーア・ブロック期|青単コントロール]]においてメイン起用されることがあり、[[カード名|英語名]]から「青単ガイル」などとも呼ばれている。 |
*日本語製品版では「狡猾」となっているが({{Gatherer|id=156074|画像}})、過去に[[狡猾/Cunning|同名カード]]があったため変更された。正しくは「狡知」である。紛らわしいため英語名の「ガイル」で呼ばれることもある。 | *日本語製品版では「狡猾」となっているが({{Gatherer|id=156074|画像}})、過去に[[狡猾/Cunning|同名カード]]があったため変更された。正しくは「狡知」である。紛らわしいため英語名の「ガイル」で呼ばれることもある。 | ||
**変更後に発売された日本語版の[[ジェイスvsチャンドラ]]に収録された物は「狡知」になっている。 | **変更後に発売された日本語版の[[ジェイスvsチャンドラ]]に収録された物は「狡知」になっている。 | ||
− | *2番目の能力は「[[打ち消す]]」ことそのものを[[置換効果|置換]]するため、打ち消しは実行されたことにならない。打ち消す以外の部分はそのまま実行されるが、[[ | + | *2番目の能力は「[[打ち消す]]」ことそのものを[[置換効果|置換]]するため、打ち消しは実行されたことにならない。打ち消す以外の部分はそのまま実行されるが、[[ルール文章]]によってはその部分も実行不能となり無視される場合がある。 |
**例えば[[差し戻し/Remand]]を使った場合、[[キャントリップ]]で[[カード]]を1枚[[引く]]部分はそのまま実行される。しかし手札に戻す部分は「それをオーナーの墓地に置く」という[[イベント]]が(実際には[[追放]]されているため)存在しなくなっており無視される。 | **例えば[[差し戻し/Remand]]を使った場合、[[キャントリップ]]で[[カード]]を1枚[[引く]]部分はそのまま実行される。しかし手札に戻す部分は「それをオーナーの墓地に置く」という[[イベント]]が(実際には[[追放]]されているため)存在しなくなっており無視される。 | ||
**「[[打ち消されない]]」呪文は「打ち消す」ことができないため、この置換自体行われない。 | **「[[打ち消されない]]」呪文は「打ち消す」ことができないため、この置換自体行われない。 | ||
*挙動は[[呪文乗っ取り/Spelljack]]に近いが、打ち消した呪文を任意のタイミングで[[唱える]]ことはできない。「打ち消した呪文を追放したままにする」か、「打ち消した呪文をこの[[解決]]中に唱える」という2択になる。 | *挙動は[[呪文乗っ取り/Spelljack]]に近いが、打ち消した呪文を任意のタイミングで[[唱える]]ことはできない。「打ち消した呪文を追放したままにする」か、「打ち消した呪文をこの[[解決]]中に唱える」という2択になる。 | ||
− | ** | + | **唱える時に[[マナ・コスト]]を[[支払う|支払え]]ないので、マナ・コストに[[X]]を含む呪文はX=0となる。打ち消した呪文がXを何にしていたかは参照できない。 |
*この手のサイクルで青が持つのは[[飛行]]と相場が決まっているのだが、これの場合は「3体以上のクリーチャーによってしか[[ブロック (ルール用語)|ブロック]]されない」という能力を持つ。飛行は代わりに、[[白]]の[[清純/Purity]]に与えられている。 | *この手のサイクルで青が持つのは[[飛行]]と相場が決まっているのだが、これの場合は「3体以上のクリーチャーによってしか[[ブロック (ルール用語)|ブロック]]されない」という能力を持つ。飛行は代わりに、[[白]]の[[清純/Purity]]に与えられている。 | ||
2013年11月14日 (木) 18:12時点における版
サイクル共通のライブラリーに戻る能力はリアニメイトしづらいためマイナスになることが多いが、環境にザルファーの魔道士、テフェリー/Teferi, Mage of Zhalfirと神秘の指導/Mystical Teachingsが存在するので、メリットにもなり得る。とりわけこれは、上記の2枚と色があっているので、メリットとしての面が目立っている。
青単コントロールにおいてメイン起用されることがあり、英語名から「青単ガイル」などとも呼ばれている。
- 日本語製品版では「狡猾」となっているが(画像)、過去に同名カードがあったため変更された。正しくは「狡知」である。紛らわしいため英語名の「ガイル」で呼ばれることもある。
- 変更後に発売された日本語版のジェイスvsチャンドラに収録された物は「狡知」になっている。
- 2番目の能力は「打ち消す」ことそのものを置換するため、打ち消しは実行されたことにならない。打ち消す以外の部分はそのまま実行されるが、ルール文章によってはその部分も実行不能となり無視される場合がある。
- 挙動は呪文乗っ取り/Spelljackに近いが、打ち消した呪文を任意のタイミングで唱えることはできない。「打ち消した呪文を追放したままにする」か、「打ち消した呪文をこの解決中に唱える」という2択になる。
- この手のサイクルで青が持つのは飛行と相場が決まっているのだが、これの場合は「3体以上のクリーチャーによってしかブロックされない」という能力を持つ。飛行は代わりに、白の清純/Purityに与えられている。
関連カード
サイクル
ローウィンのエレメンタル・インカーネーションサイクル。トリプルシンボルの6マナ6/6クリーチャーで、墓地に置かれるとライブラリーに戻る。
- 清純/Purity
- 狡知/Guile
- 戦慄/Dread
- 敵愾/Hostility
- 活力/Vigor