難題/Vex

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3[[マナ]]圏で[[シングルシンボル]]の[[確定カウンター]]。[[打ち消す]][[呪文]]の[[コントローラー]]に1枚[[カード]]を[[引く|引か]]せるため、[[カード・アドバンテージ]]を失ってしまう。
 
3[[マナ]]圏で[[シングルシンボル]]の[[確定カウンター]]。[[打ち消す]][[呪文]]の[[コントローラー]]に1枚[[カード]]を[[引く|引か]]せるため、[[カード・アドバンテージ]]を失ってしまう。
  
カード・アドバンテージを重視する[[パーミッション]]にとってこのデメリットは、「[[ウィニー]][[デッキ]]が有利な状況で[[神の怒り/Wrath of God]]を撃つ」ようなもの。ここまで[[打ち消す|カウンター]]の性能は落ちてしまったのかと嘆く人は多いだろう。確定カウンターなのはありがたいが、上手く使うのは難しい。正に「難題」である。
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基本的に使うだけで損をする呪文であり、特に[[パーミッション]]にとってこのデメリットは大きい。また[[クロック・パーミッション]]にとっては3マナという重さがネックとなり、やはり使い辛い。
  
融通のきき過ぎた[[Arcane Denial]]の調整版であり、[[コスト]][[重い|重く]]し、自分の呪文に使って擬似[[引く|ドロー]]と言う使い方を出来なくしたもの。しかし、Arcane Denialの利点はまさにその2点にあったわけで、その両方をなくしてしまっては、ただの弱い確定カウンターでしかない。
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性能を見ると[[秘儀の否定/Arcane Denial]]に近いと言える。ただし[[コスト]][[重い|重く]]なり、自分の呪文に使って擬似[[引く|ドロー]]と言う使い方が出来なくなったため、大きく融通性を損ねてしまった。
  
[[リミテッド]]では決して入らない[[カード]]ではない。致命的なカードへの対応策がこれしかないと言う場合も考えられるだろう。また少数の切り札に頼るデッキが相手なら、それを落とすだけで勝てる場合もある。
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[[リミテッド]]ではやはりアドバンテージの価値が大きいため、致命的なカードへの対応策がこれしかない、という場合などに[[サイドボード]]から投入する程度だろう。ただ少数の切り札に頼るデッキが相手なら、それを落とすだけで勝てる場合もある。
  
*[http://mtg.takaratomy.co.jp/others/column/product/20050408/ このコラム]によれば、実はシングルシンボルの確定カウンター呪文はこれ以外にはArcane Denialしかない。これは、開発側が「確定カウンターは(青)(青)が含まれるべきである」と考えているため([[拒絶/Abjure]]や[[差し戻し/Remand]]は、このコラムでは[[不確定カウンター]]に分類している)。
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*[http://web.archive.org/web/20090925071938/http://mtg.takaratomy.co.jp/others/column/product/20050408/ このコラム]によれば、実はシングルシンボルの[[ハード・カウンター]]呪文は当時これ以外には秘儀の否定しか存在しなかった。これは、開発側が「ハード・カウンターは(青)(青)が含まれるべきである」と考えているため。
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**ハード・カウンターは確定カウンターとは意味が異なっており、[[拒絶/Abjure]]や[[差し戻し/Remand]]などは含まない。[[確定カウンター]]のページも参照。
 
**なお、上記のコラムでは、よく使われていたカードなのに、[[ドロマーの魔除け/Dromar's Charm]]が完全に忘れられている。
 
**なお、上記のコラムでは、よく使われていたカードなのに、[[ドロマーの魔除け/Dromar's Charm]]が完全に忘れられている。
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*のちに「引かせる」3マナの確定カウンターとして[[夢の破れ目/Dream Fracture]]が登場している。[[色拘束]]が強くなった代わりに自分も引けるようになった。
  
 
==参考==
 
==参考==
 
*[[確定カウンターカード]]
 
*[[確定カウンターカード]]
 
*[[カード個別評価:ダークスティール]] - [[コモン]]
 
*[[カード個別評価:ダークスティール]] - [[コモン]]

2013年10月31日 (木) 04:54時点における最新版


Vex / 難題 (2)(青)
インスタント

呪文1つを対象とし、それを打ち消す。その呪文のコントローラーは、カードを1枚引いてもよい。


3マナ圏でシングルシンボル確定カウンター打ち消す呪文コントローラーに1枚カード引かせるため、カード・アドバンテージを失ってしまう。

基本的に使うだけで損をする呪文であり、特にパーミッションにとってこのデメリットは大きい。またクロック・パーミッションにとっては3マナという重さがネックとなり、やはり使い辛い。

性能を見ると秘儀の否定/Arcane Denialに近いと言える。ただしコスト重くなり、自分の呪文に使って擬似ドローと言う使い方が出来なくなったため、大きく融通性を損ねてしまった。

リミテッドではやはりアドバンテージの価値が大きいため、致命的なカードへの対応策がこれしかない、という場合などにサイドボードから投入する程度だろう。ただ少数の切り札に頼るデッキが相手なら、それを落とすだけで勝てる場合もある。

[編集] 参考

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