悪疫/Pox

提供:MTG Wiki

(版間での差分)
移動: 案内, 検索
9行: 9行:
 
何にせよ扱いの難しい呪文であるので、使用する際の流れをしっかり考えてデッキを組むように。
 
何にせよ扱いの難しい呪文であるので、使用する際の流れをしっかり考えてデッキを組むように。
  
*小型版はその名の通り[[小悪疫/Smallpox]]。また、リメイク版として[[死の雲/Death Cloud]]がある。
+
*小型版はその名の通り[[小悪疫/Smallpox]]。また、[[リメイク]]版として[[死の雲/Death Cloud]]がある。
*失うのは1/3だが、端数切り上げであるため実際にはもっと多くのリソースを失わせることもできる。例えば手札が4枚であった場合、4/3=1.33…を切り上げて2枚のカードを捨てることになり、4枚のうち半分を捨てることとなる。
+
*失うのは1/3だが、端数切り上げであるため実際にはもっと多くの[[リソース]]を失わせることもできる。例えば手札が4枚であった場合、4/3=1.33…を切り上げて2枚のカードを捨てることになり、4枚のうち半分を捨てることとなる。
*3番目の効果で[[大霊堂の信奉者/Disciple of the Vault]]を生け贄に捧げ、4番目の効果で[[アーティファクト・土地]]を生け贄に捧げた場合、ライフを失わせることはできない。4番目の効果の処理の時点で、すでに大霊堂の信奉者が[[戦場]]に存在しないからである。
+
*3番目の[[効果]]で[[大霊堂の信奉者/Disciple of the Vault]]を生け贄に捧げ、4番目の効果で[[アーティファクト・土地]]を生け贄に捧げた場合、[[ライフ]]を失わせることはできない。4番目の効果の処理の時点で、すでに大霊堂の信奉者が[[戦場]]に存在しないからである。
  
 
==参考==
 
==参考==

2013年7月1日 (月) 22:16時点における版


Pox / 悪疫 (黒)(黒)(黒)
ソーサリー

各プレイヤーは、自分のライフの端数を切り上げた3分の1を失う。その後各プレイヤーは自分の手札にあるカードの端数を切り上げた3分の1を捨てる。その後各プレイヤーは自分がコントロールするクリーチャーの端数を切り上げた3分の1を生け贄に捧げる。その後各プレイヤーは自分がコントロールする土地の端数を切り上げた3分の1を生け贄に捧げる。


アイスエイジ初出、第5版再録されたかなり奇妙なコントロール呪文ネクロポーテンス/Necropotenceとは同期のトリプルシンボルカードである。

このカードの特徴は、たった1枚でライフロス手札破壊、(複数)クリーチャー除去、(複数)土地破壊が行えること。以上の4つの事が、解決と同時に独立のイベントとして順に行われる。3マナで多くの事をこなせるため、様々な方法で使用を試みられ、このカードを十分に活用したシュナイダーポックスなどといったデッキが誕生した。

しかし、結局2/3は残る上に、除去する手札・クリーチャー・土地の選択は各プレイヤーが任意で行うため、対戦相手の戦力を根絶できず、決め手に欠けるという欠点がある。このカードを使って引き合戦に持ち込んだものの、対戦相手が先にリカバーし、自分はガタガタの状態まま敗北することもしばしばあった。またの特徴として、アーティファクトエンチャントには手を出せず、生け贄に捧げさせることはできない。いかにも黒らしい弱点ではあるが、それを逆手にとって自分のリソースを確保するという手もある。

何にせよ扱いの難しい呪文であるので、使用する際の流れをしっかり考えてデッキを組むように。

参考

MOBILE